新生児がママの抱っこで泣く理由は?ママが知りたい対処法と心構え
新生児期は親子の絆を作るための特訓期間
赤ちゃんの泣き声とママのおっぱいの関係
先輩ママの中には、赤ちゃんの泣き声を聞いただけで母乳が乳首から溢れるのを体験した方も多いようです。赤ちゃんの泣き声がママの脳を刺激すると、オキシトシンという母乳を作り出すホルモンが分泌され、母乳が作られるという仕組みになっています。
新生児のころにママがこうしたプロセスを多く経験することで、赤ちゃんを育てていくための十分な母乳が分泌されます。赤ちゃんの泣きで母乳が作られるのは、神秘的でもありますよね。
泣き声へのママの反応が新生児の脳を刺激
生きるための反射から、自分の意思で動いたり考えたりするようになるには、脳のシナプスをつないで神経回路を発達させる必要があります。そのために必要なのが刺激です。
特に大好きなママから受ける刺激が、脳の発達を促すと考えられています。赤ちゃんが泣いたときに優しい声をかける、おむつ交換する、授乳をしてスキンシップを取るなど、すべてが刺激となって赤ちゃんは成長します。
ママが泣き声を聞いただけで何を要求しているのかが分かってくるように、赤ちゃんもママの反応から色々なことを学びますよ。
ママが泣き声に対処するスキルを身につける
ママが、赤ちゃんの泣き声に対処するスキルは確実に備わっていきます。新生児のころはどの泣き方も同じように思えても、生後3カ月、4カ月と一緒に過ごしていくうちに「お腹が空いているんだな」「眠いのかな?」と予想ができるようになっていきます。
話せない赤ちゃんは、泣くことでママに色々なことを伝えています。泣くのは悲しいときだけではないので、ママは広い心で赤ちゃんと触れ合っていけるとよいですね。
新生児のときからパパに頼ることが大切
沐浴やおむつ交換はパパにお願いする
母乳の場合は授乳を頼れないので、沐浴やおむつ交換など、簡単なお世話をパパにお任せするとよいですね。沐浴やおむつ交換も慣れていないパパは危なっかしいかもしれませんが、パパにお願いできるとママの負担は少し軽くなります。
パパも赤ちゃんのお世話を任せられることで、責任感を持つことができるでしょう。お世話に慣れてくると積極的に育児に参加してくれるようになり助かりますよ。
家事もパパに遠慮せず任せよう
しかし、パパには休日や休憩時間がありますが、ママには休日も休憩時間もほとんどない日々が続きます。赤ちゃんのためにもママは元気に過ごすことが大切なので、家事も遠慮せずにパパに頼ってみませんか?
お皿洗いやお風呂掃除など、ちょっとした家事でもパパが手伝ってくれると、ママの心の支えになるでしょう。
素直にパパに甘えよう
しかし、ママになったからといって、強くい続ける必要はないのです。パパも「ママにもっと頼ってもらいたい」「自分は必要ないのかも」と思っているかもしれませんよね。
「手伝って欲しい」「ストレスや疲れが溜まって限界」など、つらいときは素直にパパに甘えてみましょう。「どうして私ばっかり」と怒るとパパも嫌な気持ちになるので、素直に甘えるのがポイントです。お互いが素直に気持ちを伝えて助け合うことができれば、大変な育児も乗り越えられるでしょう。
まとめ
赤ちゃんがママの抱っこだけで泣いてしまう理由にはいくつかありましたが、いずれもママが嫌いだから泣いているわけではありませんよね。ママが自信を持って赤ちゃんの愛の叫びを受け止めることができれば、親子の絆がさらに深まるでしょう。
育児はパパと協力しながら、ママも無理をせずに毎日を過ごしてくださいね。