ママ1人では大変な3人同時のお風呂!コツを知って楽しい時間に。
毎日子どもをお風呂に入れるのは一仕事ですね。それが3人になるともっと大変!ママの中にはお風呂を楽しい時間にしたいと考えていても、なかなか考えているようにできないと思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はそんなお風呂を楽しい時間にするためのコツや、便利なグッズを紹介していきます。
3人を一度にお風呂に入れる注意点とコツ
入る前の準備が大切。どこになにが必要?
赤ちゃんを脱衣所で待たせるときは、赤ちゃんを寝かせておく場所が必要です。タオルを重ねて寝かせる場所を作ったり、寒い時期は先に脱衣所を暖め、上にかけるブランケットを用意するのがおすすめです。上の子にはタオルキャップがあると便利ですよ。
部屋には子どもたちのパジャマを着る順に合わせて置いておきます。赤ちゃんの分はおむつも一緒にしておきましょう。
お友だちママから子ども用バスローブが便利だった話を聞きました。さっと体を拭いてバスローブを羽織らせれば、湯冷め防止にもなりママの手が離せないときに便利なようです。
子ども3人をスムーズに入れる手順
月齢が上がりみんなで入る頃になると、1人目と3人目は2人でテレビなどを観て待つことも可能かもしれません。そんな時間を利用してママと2人目は先にお風呂へ。
洗い終わったら待っていた2人を呼んで3人目を洗います。この頃には1人目は自分で洗えるようになったりと楽になります。そしてママは3人目と先に出て、2人は後から出るとスムーズです。
3人目がバスチェアに座れる頃になるとみんなでお風呂に入り、3人目をバスチェアで待たせて2人を洗い浴槽へ。続いてママ、3人目と洗いみんなで温まりましょう。
ママ1人で3人を入れるときの注意点
ですがママが頭を洗っている間は子どもを見ていられませんね。そんなときは歌をうたったりおしゃべりをしたりして、常に子どもの声を聞いておくようにしましょう。
また3人目を先に出して着替えさせているときもお風呂から離れなくてはなりません。お風呂から離れるときは、できるだけお風呂の近くで3人目の着替えをさせ、中の2人を確認するようにしましょう。
どうしても近くでできないときは、お風呂の扉を開けておき、常に声かけをしましょう。名前を呼んでもよいですし、楽しくしりとりなどのゲームをしておくのもよいですね。
お風呂は大事なコミュニケーションタイム!
ママと一緒にお風呂は何歳ごろまで?
周りのママの話を聞くと、小学生の間にママと一緒のお風呂は卒業する子がほとんどです。学年も低学年辺りでの卒業が多く、高学年まで一緒に入る子は少ないですね。
理由としては、ママと入るのが嫌だったり恥ずかしかったりするのではなく、学校でお友だちが1人で入っていることを聞き、自分もやってみたいと思う子が多いようです。「1人で入る」といわれたときは、どのママも子どもの成長を喜ぶ反面、淋しいと感じるみたいですね。
今はとても大変ですが、子どもと一緒に入れるのはわずかな期間です。今しか味わえないお風呂の時間を楽しんでくださいね。
おもちゃだけじゃないお風呂での遊び方
まずは簡単にできるタオルの風船です。タオルを湯の上にそっとのせ、四つの角を水中で合わせると簡単に風船ができます。お湯の中に入れて風船をつかむとブクブクっと泡が出て面白いですよ。
次は手を使った小さな噴水。親指を外に出してグーを作り親指が上、小指が下になるような向きで手のひらの半分くらいを湯につけます。そして親指以外の指を同時に離して小さな空洞を作りそこに湯を入れて勢いよくグーの手に戻します。すると湯が上に飛び出し、小さな噴水のできあがりです。
両手の指をクロスさせて組んだ水鉄砲も同じ要領でできます。どれも簡単にできるのでぜひ今日のお風呂タイムでやってみてください。
上の子と一緒に下の子にも教えられる浴育
上の子は兄弟がいると頑張ろうとしますね。そんなとき上の子が1人で体を洗えたり、頭を洗えたりできたときはしっかり褒めてあげましょう。子どもは褒められるとさらに頑張りますよ。
場所が狭いためほかに気が散る物がなく、下の子はじっと静かに上の子が褒められている姿を見ています。褒められている上の子を見て、自分も褒められたいのでチャレンジするようになり、まさに一石二鳥!これも狭い空間ならではですね。ママは下の子ができるようになったときも褒めるのを忘れないでくださいね。
お風呂タイムに便利なグッズと使い方
スイマーバを使ってみよう
スイマーバは赤ちゃんがエクササイズをすることを目的に開発されたうきわ型スポーツ知育用具で、もともとお風呂用のグッズではなかったようです。種類は首リングとボディリングがあり、それぞれ使用できる月齢や体重が決まっています。
赤ちゃんが水中でのバランス感覚を養うのにはスイマーバは適していると思いますが、お風呂用グッズではないということを理解した上で使用するようにしましょう。
実際にママが目を離したときに起きてしまった事故もあります。楽しくスイマーバを利用するには、ママがしっかりと見ていられるときに使用してくださいね。