夏生まれの赤ちゃんの出産祝い!喜ばれる贈り物やマナーについて
出産祝いには控える方がよいもの
着る機会が少ない新生児サイズの服
また、新生児の時期はお出かけする機会が少ないですよね。家で過ごすことが多いため、夏生まれなら服を着ずに肌着1枚で過ごすこともあります。夏生まれの赤ちゃんにすぐ着てもらえる衣類を贈りたいなら、ベビー服よりも汗を吸い取ってくれる肌着の方が喜ばれるようです。
生後半年を過ぎると70cm、1歳を過ぎると80cmとサイズアップします。贈るなら1歳を過ぎ、外出が増えておしゃれを楽しめるようになってからのベビー服が喜ばれるでしょう。
夏に出番のない厚手のポンチョやおくるみ
防寒具である厚手のポンチョの出番は冬ですね。夏生まれの赤ちゃんは成長して、お出かけが多くなってくるころです。そのころの赤ちゃんには、「ベストやカーディガンの方が便利だった」という意見もありますよ。
おくるみは赤ちゃんにしっかり巻いて使用します。しかし、夏におくるみで赤ちゃんを巻くと、暑さを感じて暴れてしまうこともあるようです。また、おくるみはそれ以外の用途で使いづらく「バスタオルの方が応用がきいてよかった」という意見も耳にしますよ。
赤ちゃんの体温調節を妨げる靴下やミトン
靴下やミトンを着用すると、赤ちゃんは熱をうまく放出することができなくなります。これは、体にとってよくありません。とくに、夏は暑くて熱がこもりがちになるので、起きていても寝ていても靴下やミトンは使わない方がよいといわれています。
小さい靴下やミトンは見ているだけで可愛くて、ついプレゼントとして贈りたくなりますね。寒い季節であれば、状況により必要になる靴下やミトンですが、夏生まれの赤ちゃんにはどちらも使う機会がないため、ほかのプレゼントを探す方がよいようです。
出産祝いに現金や商品券を贈る際のマナー
現金や商品券を贈るときの相場を知ろう
まず、大切なのが相場です。少なすぎても失礼ですし、多過ぎるとかえって相手が気を使ってしまいます。相手との関係や、地域の習慣などを考えて贈りましょう。
一般的な相場をご紹介します。
・両親やきょうだい 10,000円以上
・親戚 5,000 ~10,000円
・友だち 3,000~10,000円
・職場関係 3,000~ 5,000円
・グループ(連盟)全員で 10,000~30,000円
相場を目安にして、つき合いの深さや長さで贈る金額を決めてくださいね。
お札をご祝儀袋に入れるときの向き
お札は、まず中袋に入れ、それをご祝儀袋で包みます。お札を中袋に入れる方向は、肖像画が上になるようにしましょう。貰った人が中袋から取り出したとき、一番に肖像画を見ることができる状態です。
現金を贈るとき、慶事では新札を準備しましょう。これは「あなたのために準備していた」という気遣いを伝えるためのマナーです。たしかにシワシワのお札が入っていたら、受け取る側のママも少し残念な気持ちになるかもしれませんね。
商品券を贈るときにつける「のし」の種類
商品券をコンビニやインターネットで購入した場合は、「のし」がついていないことが多いようです。自分で「のし」をつける場合は、「花結び」を選びましょう。「花結び」は「蝶結び」とも呼ばれる、いわゆるリボン結びのことで、ほどいて何度も結び直せることから、出産などの繰り返すことが望まれる慶事に使用されます。
「のし」の扱いに自信がない場合は、デパートなどで購入するとよいでしょう。購入する際に、スタッフへ「出産祝いです」と伝えてお任せすれば、それにふさわしい「のし」をつけてもらえますよ。
まとめ
出産祝いには、現金や商品券を贈ることもできます。相手との関係により金額を考えて、マナーを守ってお札や「のし」などの準備をしてください。
出産という大変な仕事を終えたママと赤ちゃんに、喜んでもらえるプレゼントを贈りましょう。