夏は赤ちゃんと一緒に水遊び!始める年齢やママが注意すること
暑い夏に水遊びは気持ちのよいものですよね。赤ちゃんと一緒に水遊びをしたいけれど「いつからできる?」「気をつける点は?」など気になるママもいることでしょう。今回は安心して赤ちゃんと水遊びが楽しめるよう、デビューにおすすめの月齢や水遊びでママが注意することなどを紹介します。
赤ちゃんの水遊びデビューはいつから?
ひとりでお座りができるタイミングがベスト
お座りができたといっても座り始めたばかりでは、手を前について姿勢を保ったり座っても不安定で横に倒れたりすることがあります。そのため、腰がしっかりすわってひとり座りが安定したころがベストでしょう。
お座りがしっかりできると、両手でおもちゃを持って遊ぶことも上手になります。また水を両手でバチャバチャ叩くこともできて、赤ちゃんも水遊びがより楽しめますね。
腰がすわる前はシャワーで水遊びを楽しもう
パパやママが抱っこをした状態で、シャワーなどを使って赤ちゃんの手や足に水をかけてみましょう。また赤ちゃん用のバスチェアを利用するのもよいですね。バスチェアに赤ちゃんを寝かし、じょうろなどで水をかけて遊んでみてください。
まだ腰がすわる前の赤ちゃんには「水に浸かって遊ぶ」というよりも「水をやさしくかけて遊ぶ」水遊びがおすすめですよ。手や足にパシャパシャと当たる水の感触を楽しんでもらいましょう。
屋外で水遊びを行うなら生後8カ月ごろから
屋外での水遊びは、生後8カ月ごろを目安に行ってみましょう。生後8カ月ごろになるとひとり座りも安定してくるので、屋外での本格的な水遊びも行えるようになります。
またハイハイを始めたり離乳食を1日2回食べるようになったりして、以前より体力がグッとついてくる時期です。本格的な水遊びを楽しむことができ体力もついてくる8カ月ごろは、屋外での水遊びデビューに適しているといえますね。
水遊びはお家で手軽に遊ぶことができる!
ベビーバスも立派な赤ちゃんプールに
たとえば水遊び用のプールがなくても、ベビーバスがあれば立派な赤ちゃんプールになります。使用期間の短いベビーバスもプールとして再利用できれば、もったいなくないですね。
またプラスチックの衣装ケースや、丈夫で柔らかなポリエチレン素材でできた大きめのバケツなどに水を入れて遊ぶのもよいですよ。おもちゃ箱として使用していたバケツが水遊びで活躍するなど、家庭にあるもので赤ちゃん用のプールに代用できるものは多くあります。ぜひ探してみてくださいね。
お風呂場での水遊びは準備も片付けも楽々
またママも一緒に入って水遊びをする場合、ビニールプールならある程度の大きさが必要になってきます。そうすると設置スペースに困ってしまう場合もあるでしょう。浴槽なら、広いスペースがなくてもママも一緒に入って遊ぶことができますよ。
さらに子どもと遊びながらお風呂掃除もできるので、家事の時短につながるかもしれません。浴室内は滑りやすいので、赤ちゃんを抱っこするママの足元も注意してくださいね。
最近は浅めで小型のビニールプールも人気
ビニールプールにはサイドだけ空気が入るタイプと、底にも空気が入るタイプとがあります。赤ちゃん用ビニールプールは、安全面を考えてクッション性が高いものを選びましょう。
コンパクトなビニールプールはスペースを取らないだけでなく、使用後の排水や乾かすのも楽なのでママにも嬉しいですよ。シンプルな形から、日よけがついたものまでデザインも豊富にあります。赤ちゃんが喜ぶプールを選んでみましょう。
赤ちゃんの水遊びで注意することは?
赤ちゃんの体調管理や紫外線対策を
まず赤ちゃんの体調に十分気を配ってください。風邪気味や熱があるときはもちろんのこと、うんちが緩いなどお腹の調子も確認します。赤ちゃんはまだ自分の体調を伝えることができません。そのため機嫌や顔色が悪くないか、寝不足ではないかなどママが注意深く見ましょうね。また、空腹時や食後すぐは胃腸に負担をかけてしまうことがあるので避けるのが無難です。
加えて、水遊びをする季節は紫外線の強い時期です。赤ちゃんの肌は薄く敏感なため、日焼け止めを塗ったりラッシュガードや帽子などを着用したりして紫外線対策もしっかり行ってくださいね。