フルタイムの仕事をしながら赤ちゃんを育てる!準備しておくことは?
赤ちゃんを育てながらの産後の職場復帰は、授乳のことや病気になったときのことなど、ママにとって不安を感じることが多いですよね。ここでは、フルタイムの仕事復帰を控えているママの不安が少しでも減るように、準備しておくことや赤ちゃんとの接し方などをご紹介します。
フルタイムの仕事を復帰する前に
初めての保育園で必ず通る「慣らし保育」
しかし、認可保育園に通い始めるときは、「慣らし保育」というものがあることを知っておきましょう。「慣らし保育」とは入園後1~2週間の間、赤ちゃんを保育園に少しずつ慣れさせていくために、時短で赤ちゃんを預けるというものです。
慣らし保育の期間は通う保育園によってさまざまなので、通い始める前に確認しておくと安心ですよ。ほとんどの保育園で「慣らし保育」があるので、最初からフルタイム勤務で復帰しないように注意が必要ですね。
病気になったらどうする?病児保育の登録を
「赤ちゃんが体調不良のときはずっと側にいてあげたいけど、仕事を頻繁に休んでいるので職場に迷惑をかけて申し訳ない」と、育児と仕事の両立に悩んでいるママはたくさんいます。育児と仕事をうまく両立していくために、病児保育の登録を検討してみてもよいかもしれませんね。
病児保育はあらかじめ登録が必要です。「病気のときに赤ちゃんを預けるなんて不安」という方でも、病児保育の場合は医療スタッフが常に赤ちゃんの様子をチェックしているので、安心ですよ。
粉ミルクや哺乳瓶の練習も
完全母乳で育った赤ちゃんは、粉ミルクの味に慣れていません。ですから、保育園に預けるときに急に粉ミルクに変えてしまうと、ミルクを嫌がって飲まないので、お腹が空いて大泣きする可能性が高いです。
また、粉ミルクの味だけではなく哺乳瓶で飲むことにも慣れていないので、うまく哺乳瓶でミルクを飲めなかったり、乳首を嫌がったりすることもあります。少しずつ粉ミルクの味や、哺乳瓶に慣れさせていってあげることが大切ですよ。
フルタイム勤務の開始!最初の悩みは?
おっぱいが痛い!乳腺炎のリスク
友人の話では、赤ちゃんが生後8カ月の頃にフルタイムで仕事復帰をしたそうです。それまでは、赤ちゃんの欲しがるときに授乳していたので何も問題がなかったそうですが、仕事復帰してからは半日くらい授乳できなくなったので、おっぱいが痛くて大変だったと話してくれました。
乳腺炎になると何日も高熱が出るので、仕事だけではなく育児もできなくなってしまいます。乳腺炎を防ぐために、定期的に搾乳をしましょう。
頻繁に来る保育園からのお迎え要請
先輩ママの話では、赤ちゃんを保育園に預けて出勤してから2時間ほどしか経っていないのに、「赤ちゃんに熱があるので迎えに来てほしい」と、保育園から連絡があることも多かったそうです。1カ月に何回も保育園からのお迎え要請の電話がくるので、職場にも迷惑をかけて大変だったと話してくれました。
これから保育園に入園させるママは不安も多いと思いますが、保育園から連絡がきたときのために、仕事を早退してもほかの人の迷惑にならないよう仕事を進めていくとよいですね。
家事がおろそかになって罪悪感
友人の話では、仕事復帰をしてから家にいる時間が少なくなり、家事がおろそかになって申し訳ない気持ちでいたそうです。しかし、パパに「家事は自分も手伝うし手抜きでも大丈夫だから、ママは赤ちゃんと仕事のことを優先したらいいよ」といってもらえて嬉しかったと話してくれました。
フルタイムで仕事をしながらの育児や家事はママの負担も大きく大変です。上手に手抜きしたり、パパや家族にサポートしてもらったりすることが大切ですね。
両立は大変!でも赤ちゃんも頑張っている
0歳児保育はかわいそうじゃない
「赤ちゃんの頃から、保育園に入れるなんてかわいそう」と周りから心配されることもあり、罪悪感でいっぱいになるママもいるかもしれません。しかし、0歳児から保育園に入園させることは、決してかわいそうなことではないですよ。
赤ちゃんは、ママが毎日笑顔でいることが1番の幸せです。「ごめんね」と毎日悲しそうにしていたり、疲れた顔ばかりしてすごしたりするほうが、赤ちゃんにとっては悲しいことなのですね。