妊娠線予防にはクリームが不可欠?ケアを始める時期や塗り方を知ろう
妊婦になると色々な妊娠トラブルにまつわる情報が気になります。中でも妊娠線は美容が気になるママの関心が高く、妊娠線予防にどんな方法があるのか知っておきたいですね。妊娠線とはどんなものか、いつから予防をしてどんなことをすればよいのかご紹介します。
妊娠線予防は早くからの保湿がカギ
妊娠線ができる原因と時期とは
妊娠してお腹が大きくなると、お腹がはちきれそうに感じます。皮膚の一番上の表皮は伸びやすくはちきれてしまうことはありませんが、その下の真皮などの皮下組織は弾力性が表皮ほどなく、急激に引き延ばされることに耐えられず亀裂が入ってしまうことがあります。
この亀裂が「妊娠線」として皮膚の上から見えるのです。お腹が大きくなる時期には個人差がありますが、妊娠6カ月ごろからでき始めるママが多いようです。
経産婦や乾燥肌の人は特に注意が必要
また、経産婦は一度大きなお腹を経験しているため次の妊娠ではお腹が大きくなりやすいと考えられます。急に皮膚が伸ばされることが妊娠線の原因なので、どんどんお腹が大きくなっていく経産婦は妊娠線ができやすいのです。
そのため、最初の妊娠で妊娠線ができなかったというママも油断は禁物です。次の妊娠ではできる可能性がありますのでしっかり予防をしましょう。
ケアを始めるのは早い方がよい
保湿も体重管理も継続的に取り組んでこそ効果が出てきます。また、妊娠線ができてからでは予防になりませんので、その前からケアを始める必要があります。
できれば妊娠が分かったらすぐケアを始めたいものですが、妊娠初期はつわりなどもありお腹を触ることが怖いと感じるかもしれませんので、つわりが収まった妊娠中期、お腹が目立つ前から徐々に妊娠線ケアを始めましょう。気持ちよいと感じれば優しくケアをすることは問題ありませんので、つわりが軽いママは早めにスタートしてもよいですね。
妊娠線予防に使えるアイテムとは
専用クリームは伸びがよく優しい香り
妊娠すると肌質が変わったり、香りに敏感になったりするので、妊婦が使うことを前提にしたアイテムには無添加、無香料といった配慮がされていることが多くあります。香りがあったとしても優しい香りでママがリラックスできるように工夫されています。
また、妊娠線は下腹部だけでなく太ももやお尻にもできるものなので、広範囲でも塗りやすいテクスチャーであることが大事です。そのため伸びがよく、高保湿であることが特徴です。
コストパフォーマンスが抜群のニベア青缶
そんなときは、経済的で家族みんなで使えるクリーム「ニベア」で代用してみましょう。ニベアの青缶はとある高級クリームと成分が似ていることで一躍有名になり、そのコストパフォーマンスの高さから世界中で人気があります。
万能クリームということで、妊娠線予防に大切な保湿成分もしっかり配合されています。少し硬めのテクスチャーなので、伸びが気になるママはベビーオイルなどと混ぜて使うと塗りやすくなりますよ。
毎日全身にたっぷり使っても、すぐに買い足せる気軽さがよいですね。
天然のエクストラバージンオリーブオイル
使うオリーブオイルは食用のもので大丈夫ですが、エクストラバージンオリーブオイルと書かれた上質なものを探すようにしましょう。オリーブオイルに含まれたビタミンEが美肌と保湿の両方を叶えてくれます。
クリームと違い、べたつきが気になったり、オリーブオイル独特の香りが苦手だったりするママもいるかもしれませんが、もし肌に合わなかったとしてもお料理に使えるので無駄になりません。
口に入れても問題なく、天然成分100%のオイルなので安全性では申し分ないですね。
妊娠線ケアクリームの使い方と注意点
お腹だけではなく全身に塗ろう
下腹部などは気にしているため気がつきやすいですが、太もも、お尻は自分で見ることが少ないためいつの間にかできていたなんてこともよくあります。そうなる前に、妊娠線の予防ケアは全身くまなくしておいた方が賢明です。
妊娠線予防といっても、基本は保湿ケアなので気になるところ以外で行っても問題ありません。むしろ、全身が潤って乾燥肌によるかゆみなども抑えられるので、膝やひじなどのカサカサが気になる部分にも積極的にクリームを塗りツルツル肌を維持しましょう。