女の子のあだ名を考えよう!メリットや愛着ある可愛い呼び方を紹介
「さっちゃんはね、さちこっていうんだほんとはね」という歌詞があるように、子どものころはあだ名で呼び合うことも多いでしょう。我が子のことを可愛いあだ名で呼びたいし、友だちからも呼ばれて欲しいですよね。今回は、あだ名のメリットや女の子の愛着ある呼び方についてご紹介いたします。
子どもをあだ名で呼ぶことについて
あだ名で呼ぶことのメリット
最近は、人気のスポーツ選手などもファンから愛称で呼ばれていることが多いですよ。たとえば、ロシアの女子フィギュアスケート選手が愛称で呼ばれているのは有名です。ファンが親しみを込めて愛称で呼ぶことで、より選手への応援が伝わりやすいのでしょう。
このように、世界的に活躍する選手でさえ、ファンは愛称で呼ぶことで親近感を持つのですから、我が子やその友だちをあだ名で呼ぶことは、なおさら親しみの気持ちが湧きますよ。
「ちゃん」づけにはデメリットも
我が子をちゃんづけしているのを聞いたママ友たちは、違和感を感じたり甘やかしているという印象を抱いたりすることもあるようです。パパやママがちゃんづけで呼ぶと、ほとんどの子どもは自分のことを「◯◯ちゃんはね」と、話すようになることが多いようです。
これは、パパやママの呼び方そのままで自分を呼ぶからですね。この呼び方を続けると、大きくなってからも自分を「◯◯ちゃん」と呼ぶことになるかもしれないので、早めに控えることも検討しましょう。
本人が嫌がっていないことが大事
まず、容姿に関連したあだ名をつけるのは控えましょう。小さいころは気づかなくても、成長するにつれ意味が分かると子どもが傷つくこともあります。また、周りの子どもたちから、からかわれる原因になりかねません。そうなると、ますます傷つくことになりますね。
次に悪口につながるものです。大人であっても、悪口や容姿を皮肉るあだ名は嫌ですよね。泣き虫に関連づけたり、小柄な容姿に関連づけたりすることは控えましょう。
パパやママにはそのつもりでなくても、一文字変えるだけで意味が違ってくることもあります。そのあたりも考えに入れましょう。
シーン別に呼び方を変えてメリハリを
子どもを褒めるときや心に寄り添いたいとき
しかし、いつもあだ名で呼んでいると、ママが本当に伝えたいことや気持ちが伝わりにくいシーンがあるかもしれません。ですから、なるべくシーン別に呼び方を変えるなどしてメリハリを意識してみるとよいでしょう。
たとえば、褒めるときは、子どもの行動を認めた上でさらにやる気が出るような「肩書」で呼んでみましょう。「お片づけ名人◯◯」「遊びの達人◯◯」など、子どもが褒められていると感じやすい呼び方がよいですね。
また、心に寄り添いたいときは、「◯◯姫」「◯◯たん」など、子どもが甘えられるような呼び方を意識しましょう。
危ない場面や注意するとき
危ない場面や注意するときは、あだ名ではなく子どもの名前をしっかりと呼んでみましょう。さらに、声のトーンにも気をつけてみるとよいですよ。いつもより少し低めの声を意識すると、ママは本気だということが伝わるでしょう。普段は、あだ名で呼んでいるからこそ、名前だけを呼ぶことが効果的なのです。
危ない場面や注意が必要なときは、しっかりと伝えることが大切です。普段、あだ名で呼んでいるときと同じように、子どもへの愛情が伝わるとよいですね。
TPOに合わせて使い分けよう
子どもを名前で呼ぶのか、あだ名で呼ぶのかは各家庭で決めることです。ですから、ママやパパ、子どもがあだ名を気に入っているならば、呼び方にこだわる必要はないかもしれませんね。
とはいえ、常に子どもをあだ名で呼ぶことは、マナーとして避ける方がよいこともあります。
たとえば、パパの会社の上司や同僚に家族を紹介するような場面では、あだ名は避けましょう。公の場では、あだ名やちゃんづけを控えるなどTPOによって使い分けるようにしたいですね。ママやパパがそうすることで、子どもも自然にマナーとして理解するでしょう。