ベビーラップの使い方を紹介!親子に嬉しいメリットや選び方とは
欧米を中心に人気を集めているベビーラップは、長い布を使った抱っこ紐です。自由度の高い使い方ができるので、日本のママたちからも注目されています。この記事では、ベビーラップを使うメリットや選び方、使用する上で気をつけたいことなどをご紹介していきます。
ベビーラップを使用するメリットとは
ママと赤ちゃんが密着でき安心感を得られる
抱っこやおんぶなど、好みの抱き方に応じて巻き方や結び方を変えられるので、臨機応変に活躍させられるでしょう。ベビーラップで抱っこをすると「赤ちゃんがぐっすり寝てくれるようになった」というママの声もあり、ベビーラップは世界中で愛用するママが増えているそうですよ。
赤ちゃんの成長に合わせて使い方を変えれば、新生児から3歳ごろまで使用することができるので、長く使えるアイテムです。
ママの肩や腰の負担を軽減できる
しかし、ベビーラップの場合は、肩だけでなく、背中と腰といった体の大きな面に均等に圧力が分散されるため、ママの体に偏った負担が掛かりません。抱っこするママ、抱っこされる赤ちゃん、双方が左右対称でバランスの取れた姿勢をキープできるのです。
赤ちゃんの姿勢が安定すれば、ママも安心して動けますね。これは、体が密着するベビーラップだからこそです。このように、ベビーラップを使えば、赤ちゃんを抱っこすることによる、ママの肩や腰を痛めるリスクを軽減することが可能でしょう。
コンパクトに収納できるので持ち運びに便利
通常の抱っこ紐は、ママや赤ちゃんの体への負担を考慮して、クッション性のあるデザインや素材になっているものが多く、それ自体が重くかさばってしまう場合があります。
しかし、ベビーラップは布でできていて、金具などもないためコンパクトに収納することが可能です。マザーズバッグの中でも場所を取ることがないため、持ち運びしやすく便利でしょう。お出かけ先で赤ちゃんがぐずったら、バッグからサッと取り出して装着できるので、2本目の抱っこ紐としてベビーラップを選ぶママも増えています。
種類やサイズが豊富なベビーラップの選び方
伸縮するタイプは生後4カ月ごろまで
しかし、ストレッチ性が高いがゆえに、赤ちゃんが成長し体重が重くなるほど生地が伸びやすい傾向があります。生地が伸びてしまうとママと赤ちゃんの体が密着しにくくなり、抱っこしていても不安定になりやすいかもしれません。
そのため、伸縮するタイプの使用は生後4カ月ごろまでとするのがよいでしょう。それ以降は、次にご紹介する伸びないタイプの使用がおすすめです。
伸びないタイプは3歳ごろまで使える
デザインが豊富にあるというのも、伸びないタイプの特長です。ただの育児用品ではなく、ファッションとしても楽しめるでしょう。しかし、伸縮するタイプと違い、装着にはコツが必要なのでしっかり練習しマスターしてください。
ベビーラップを2本目の抱っこ紐として使うママも多いですが、伸びないタイプは長期にわたって活躍するので、メインの抱っこ紐として長く使いたいママにおすすめですよ。
洗濯ができて通気性のよいものがおすすめ
また、洗濯しやすい素材かどうかというのも、重要なポイントとなります。抱っこ紐というのは全般に、赤ちゃんのよだれや汗などで汚れやすいため、洗濯をして清潔を保ちたいですよね。その点、ベビーラップは余計な付属品がない一枚布なので、洗濯などのホームケアが簡単です。
さらに、通気性のよい素材のものを選びましょう。ベビーラップはママと赤ちゃんが密着するため、通気性のよい素材であれば、夏場、気温の高い日に使用しても快適に過ごせるでしょう。
ベビーラップの使い方と注意点とは
安心して使えるまで何度も練習しよう
そのため、まずは安心して使えるようになるまで、何度も練習しましょう。慣れるまでは、説明書やインターネットの動画などを参考に、ぬいぐるみなどを使って練習するのがおすすめです。
お出かけのときに使うのであれば、時間に余裕を持って用意するとよいですね。慣れないうちは難しく感じても、基本的なコツがつかめれば様々な巻き方ができるでしょう。なお、ベビーラップの布は床につくほど長いので、外で装着する際には、周りの人に布が当たってしまわないよう配慮することを忘れないようにしてください。