赤ちゃんの食べムラにはどう対処する？離乳食をスムーズに進めるコツ

2019,2,25 更新

無理強いせず赤ちゃんのペースにあわせよう

「赤ちゃんが大きくなってから困らないように、できるだけ好き嫌いはなくしたい」と考えるのは、子どもの親であれば自然なことです。

しかし、好き嫌いをなくそうと強引に食べさせると嫌な気持ちだけが残って、結局その食材は食べられないままになってしまいます。苦手な食材でも成長とともに味覚が変わることで、自然に食べられるようになることもあります。

先ほどもお伝えしていますが、食材の大きさや硬さなどは育児書に書かれた月齢に厳密に合わせなくても大丈夫です。赤ちゃんの口の発達にあわせ、様子を見ながら赤ちゃんの好みの硬さや味付けにして食べさせてあげましょう。

今は赤ちゃん自身のペースにあわせて、無理なく食べられるもので栄養補給をすれば問題ありません。

食事は楽しい！と伝えることを大事にしよう

離乳食で大切なことの一つは、「赤ちゃんに食事の楽しさを伝えること」です。だからこそ、嫌がる食材は無理に食べさせなくてもよいのです。

まずはママやパパがおいしそうに食べる姿を見せることで、赤ちゃんも食事が楽しいものと思うようになります。「おいしいね！」と、声をかけることも大切です。声をかけられることは赤ちゃんにとってうれしいことであり、食事にも興味を持つようになります。

食べムラを起こされるとママはイライラしてしまうこともあるでしょう。けれど、そのイライラが赤ちゃんに伝わり食事が嫌なものになってしまうこともあります。気負いすぎずに離乳食を食べさせましょう。

ママが笑顔だと、赤ちゃんも楽しく食事ができるようになりますよ。

まとめ

離乳食が発達の段階に合っていない、単純にお腹が空いていないなど、赤ちゃんが食べムラを起こす原因はさまざまです。

赤ちゃんの食べる様子を見ながら、原因を探ってみましょう。もしかしたら、味に変化をつけたり食材の硬さを変えたりといった、ほんの少しの工夫で食べるようになるかもしれません。

大人の食事内容とは違う離乳食を準備するのは、ママにとって大変なことです。けれど、がんばりすぎずに気楽に取り組みながら、まずは赤ちゃんに「食事は楽しいものだ」と伝えることを大切にしたいですね。