ヒップシートにはどんな特徴がある?使える時期や抱っこ紐との違い
育児中のママの中には、毎日抱っこをしていて「体が疲れてつらい」と感じている方も多いでしょう。そんなママへのお助けアイテムとして、最近では1,2歳の子どもを抱っこする際に使えるヒップシートというものがあるのを知っていますか?ここでは、ヒップシートはどんなアイテムなのかや活用方法などをご紹介します。
目次
- ヒップシートの特徴や種類を知ろう
- 抱っこをサポートしてくれる便利グッズ
- ウエストポーチのような形が特徴的
- 抱っこ紐タイプや肩ベルトがあるものも
- ヒップシートを使うメリットとは
- 子どもの乗せおろしがスムーズ
- 通常の抱っこよりも体への負担が少ない
- 密着しすぎないので暑くなりにくい
- デメリットや使うときの注意点は?
- 抱っこ紐に比べてかさばりやすい
- 子どもを支える必要があるので片手が塞がる
- ベルトがしっかりフィットするように装着を
- ヒップシートが活躍するシーンを紹介
- 子どもが歩けるようになって間もないとき
- ベビーカーを使わないお出かけのとき
- 抱っこで寝かしつけをするとき
- ヒップシートを選ぶときのコツは?
- 使える月齢や体重を確認してから購入しよう
- メイン使いかサブ使いかで選ぶ
- 素材や収納など機能性で選ぶ
- まとめ
ヒップシートの特徴や種類を知ろう
抱っこをサポートしてくれる便利グッズ
腰ベルトに赤ちゃんが座れるように台座がついているものが、ヒップシートです。抱っこ紐のように装着するのに手間や時間がかからず、腰ベルトをつけるだけで活用できるのでパパやママの体の負担を減らせるでしょう。
子どもが成長するにつれて体重も増えていくので、長い間抱っこしていると体の負担も大きくなります。活用すれば楽に抱っこができるので、抱っこが苦にならずに済みますね。
ウエストポーチのような形が特徴的
ウエストポーチに台座がついたような形のヒップシートは、パパやママの腰に負担がかからず楽に抱っこをすることができますよ。赤ちゃんは成長にともない体も大きくなり体重も増えていくので、長時間の抱っこ紐の活用をするとなると「体がつらい」と感じるママは多いようです。
ヒップシートを使うことでパパやママの抱っこでの体の負担が減れば、お出かけがさらに楽しくなるでしょう。また、ウエストポーチ部分は小物が収納できるスペースがついたタイプのものも多く、何かと荷物の多いママには便利ですよ。
抱っこ紐タイプや肩ベルトがあるものも
・ヒップシートのみ
ウエストポーチのようにパパやママの腰にベルトを巻いて、子どもを抱っこして支えるタイプ。サッと装着できるので人気があり、お出かけやお家の中での抱っこをサポートしてくれる。
・肩ベルトがついたもの
ベルトを肩にかけることで台座の安定感が増します。抱っこ紐のように子どもの体を支える布はついていないので、抱っこをしたときはママの手で赤ちゃんの体を支えることが必要。
・抱っこ紐と同じ役割を果たすもの
抱っこ紐と同じように使えて便利。布を取り外すことも可能。
ヒップシートを使うメリットとは
子どもの乗せおろしがスムーズ
抱っこ紐の場合はヒップシートのように腰ベルトだけではなく、肩紐をかけたり、背中でベルトを留めたりなどしなければならず、装着に手間や時間がかかって大変だと感じているママもたくさんいます。その点ヒップシートは腰ベルトだけで楽に装着ができるため、すぐに子どもを抱っこできて便利ですよ。
また、シンプルなタイプであれば子どもの体を支える布がついていないので、子どもの乗せおろしもスムーズにおこなえます。
通常の抱っこよりも体への負担が少ない
子どもが1~2歳ごろになっても、まだまだママに甘えたい時期なので「抱っこして」と言われることも多いでしょう。しかし、子どもによっては10~15kgくらいになっている子もいるため、短時間の抱っこでも体が痛くなる方もいますよね。
両手でおしりや背中を支える抱っこよりもヒップシートを活用したほうが、台座に子どもを乗せられるのでママへの負担が少なくなります。無理に抱っこをしていると体を痛めてしまうので、たくさん抱っこができるように活用してみましょう。
密着しすぎないので暑くなりにくい
冬場は抱っこ紐を活用することで暖かく感じてよいですが、夏場はお出かけ中に熱がこもって熱中症になる赤ちゃんも少なくありません。ヒップシートの場合は台座に赤ちゃんを乗せるため、抱っこ紐に比べてママとの間に隙間ができ熱がこもりにくいですよ。
布がついているタイプでも、台座の分だけ間隔があくため子どもとの間に隙間ができます。少し隙間があるだけでも涼しく感じるので、夏場でもヒップシートなら快適にお出かけを楽しめるでしょう。
デメリットや使うときの注意点は?
抱っこ紐に比べてかさばりやすい
ヒップシートの場合は台座が立体的になっているので平らに折りたためず、お出かけの際に持って行くとかさばる可能性があります。台座の部分で幅を取ってしまうため、大きめの鞄を活用しないと荷物を一つの鞄にまとめて入れるのは難しいかもしれません。
お家で使う分には問題がないですが、徒歩でのお出かけの場合はヒップシートではなく抱っこ紐のほうが便利なときもありますよ。車や自転車の場合は荷物が多少増えても大丈夫ですね。