食べたいものを食べるのはよいこと?美味しく食べて心も体も健康的に
美味しいと感じる気持ちを声に出そう
「気ぜわしく食事に集中できない」と感じるようであれば、食事のときに美味しいと感じる気持ちを声に出してみましょう。声に出すことで集中力を高めるホルモン「コルチコトロピン」が分泌され、食事に集中しやすくなります。
食事に集中できれば、満足度も高くなります。食べ過ぎを防止できるため、ダイエットにもつながるのです。
食事が終わるときには「美味しかった」など、食べたことに満足する言葉を声に出します。これにより達成感をもたらすホルモン「ドーパミン」が分泌され、気持ちを食事からリセットすることができますよ。
お腹が満たされる感覚を大事に
ゆっくり食べることで、食べすぎる前に満腹中枢が刺激されるので、食べ過ぎになりにくくなるのです。一口ずつ、食事の美味しさを感じながら味わってゆっくり食べることが大切です。
また、よく噛むことでも食べ過ぎを防ぐことができます。噛むことの効果は米アイオワ州立大学の研究でも明らかになっており、よく噛んで食べたときの方が食べる量が少なく食事に満足しやすいのだそうです。
食べたいものをゆっくり20分かけて噛んで食べることで、満腹感も満足感も満たされるのです。
まとめ
大切なのは、好きなものをゆっくりと美味しく食べることです。ながら食べではなく、食事時間は「食事」のために費やしてください。そうすることで食べ物の美味しさをより深く感じることができますよ。
大切な家族と食事をすると、美味しいものをより美味しく感じられます。ストレスのない、健康的な楽しい食事を目指しましょう。