赤ちゃんのために賢く貯金!お金を上手にやりくりする方法
出産後、さまざまなことでお金が必要になるにつれ、赤ちゃんのためにしっかり貯金ができるのか、不安になってしまうママは多いのではないでしょうか。赤ちゃんのために貯金をはじめるにあたり、必要なことや気をつけること、効率よく貯金をしていく方法についてご紹介していきます。
赤ちゃんのお金を貯金する際に必要なこと
貯金額の目標を立てよう
子どもの進学先が公立か私立か、自宅から通うのか下宿先からなのかなど、子どもの選ぶ進路によって必要なお金は変わりますが、子どもの将来の選択肢の幅を広げるためにも、赤ちゃんのうちからコツコツ貯金をしたいものですよね。
貯金をはじめるにあたり、なんとなく口座に貯めていくのでは、臨時で出費があるときについ使ってしまう場合があるかもしれません。目標金額を設定し、その金額が貯まるまでは手をつけない工夫が大切です。
貯金する場所や方法を決める
・子ども名義の普通預金→出産祝いなどのお祝い金やお年玉などの入金用に。家計とは別の口座にしたほうが子どもの貯金を管理しやすいですよね。
・学資保険→毎月、毎年決まった時期に口座から自動的に引き落とされるので、半ば強制的に貯金をすることができます。教育費のかかる時期に合わせて満期を設定しましょう。
・ジュニアNISA→多少リスクはあっても利回りがよいほうを選ぶなら、投資という形で教育資金を増やすこともできますよ。
そのほか、定期預金や積立預金、生命保険の形で貯めていく方法があります。家計の状態に合わせて選択するとよいですね。
貯金を始める時期を明確にする
生まれてすぐの頃に子どもの口座をつくって出産時の体重と同じ金額を入金した、出産祝いを入金した、児童手当が振り込まれたらその都度入金した、毎月決まったお金をコツコツ積み立てた、入園のタイミングではじめたなど、人によって貯金をはじめるきっかけは色々ありますよね。
幼稚園から大学まですべて公立をえらんでも約1,000万円、すべて私立なら約2,500〜3,000万円もの学費が必要となり、そのほか塾や習い事も含めると多額の費用が必要だといわれています。無理なく貯金できるときから少しずつはじめていきましょう。
賢く貯金をするために気をつけること
必要以上の支出には気をつけよう
・住居費
・水道光熱費
・通信費(電話代、携帯電話代など)
・保険料(自動車保険、生命保険など)
・食費
・日用雑費
・被服費
・交際費
・趣味、娯楽費
・交通費
・おこづかい
・教育費
・貯蓄
以上のような費目に分けて「何に」「いくら」お金を使っているのかを知り、家計の支出バランスを見直してみるとよいでしょう。お金を使いすぎている項目はないかを夫婦で話し合い、次の月からのそれぞれの費目への予算をいくらにするのかを考えるとよいですよ。
児童手当はしっかり貯金
・0歳〜3歳未満→月額15,000円
・3歳〜小学校卒業まで→月額10,000円(第3子以降15,000円)
・中学生→月額10,000円
・所得制限が設けられている世帯では月額5,000円
児童手当はその使い道を指定されていないものなので、生活費に当てるという方もおられるかもしれません。しかし、全額を貯金すると200万にもなる、子どものために国から支給されるお金ですので、できれば子どもの将来のために貯金をしたいものですよね。とくにまとまったお金が必要になる大学入学時のために備えて貯金しておくと安心できますよ。
貯金を始めたら手をつけない努力を
子どものための貯金は子ども名義の口座を開設し、そこに貯めるのがおすすめです。子ども名義の口座であれば、罪悪感から手をつけにくくなりますし、キャッシュカードをつくらない方法を選べばなおさら引き出すのをためらいますよね。
毎日の生活にいっぱいいっぱいで貯金をする余裕がない、ストレスがたまったときやレジャーなどのときは財布のひもがゆるみがち、出費がかさむときにはつい貯蓄を切り崩してしまう、という方にはぜひおすすめですよ。
上手にやりくりして効率よく貯金する方法
家計簿アプリを使って家計を管理
そんな忙しいママの強い味方が家計簿アプリ。スマートフォンやタブレットにアプリをダウンロードすれば、かんたんに家計を管理してお金の流れを把握することができますよ。おすすめは以下の2つです。
・Zaim→レシートを撮影するだけでかんたんに記録できる、シンプルなグラフ、金融機関と連携、自治体などからの給付金も自動入力される、パパと共有できる、などの機能が人気です。
・おカネレコ→超初心者向けのシンプルでかんたんな家計簿アプリ。初期設定がとてもシンプルで支出の項目を自由にカスタマイズできます。