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6歳の子どもがわがままになる理由は?しつけの仕方や対処法を紹介

6歳の子どもがわがままになる理由は?しつけの仕方や対処法を紹介

6歳になる子どもが最近わがままになり、手を焼いて困っているというママは多いのではないでしょうか。ここでは、どうしてわがままになってしまうのか、またどのように対処してしつけをすればよいのかなど、6歳の育児のポイントをご紹介します。参考にしてみてくださいね。

わがままになる理由は自立心の成長!

自分の気持ちや意志がはっきりしてきた

多くの親が一度は経験し手を焼くのが「子どものわがまま」ではないでしょうか。あまり叱ることなく大切に育てたいところですが、わがままがひどいとついガミガミと怒ってしまうときもありますよね。

6歳になると語彙がかなり増え物事の理解力もアップするため、他者とのコミュニケーションをよりスムーズに取れるようになります。また、これまでの経験から「こんなこともできる」という自信や、先の見通しを立てたり物事の矛盾に気づいたりする力も成長するといわれています。

できることが増え、「自分でやりたい」「こうしたい」という意欲が旺盛になるため、それまでのやり方や順序が受け入れられなくなる子も多いようです。自分で考え行動したくなる時期ですから、命令されるのをとにかく嫌います。

幼稚園や保育園で溜まったストレス

幼稚園や保育園では先生の言うことを聞きしっかりしているといわれるのに、家に帰った途端にわがまま放題になってしまうタイプの子どももいますよね。「先生やママ友に相談しても分かってくれない」と頭を悩ませているママもいるのではないでしょうか。

元気に園に通っているように見えても、「しっかりしなきゃ」と張り切り過ぎたり、行事のときには「できなかったらどうしよう」、友達関係では「ひどいことを言っちゃった」「嫌われていないかな」などと悩んだりしていることもあります。

外で頑張っている分、家では甘えてしまいがちです。家庭では安心してくつろぎ、わがままを言っているのだと思って気持ちを受け止めるようにしましょう。

予定が急に変わるのが許せない

子どもが楽しく遊んでいるときに親の都合で一方的に切り上げられると、反抗的な態度を取る子は多いです。つい目の前のことで好奇心を満たそうとして、気持ちを切り替えることができなくなるのです。

そんなときは親の都合ばかり優先するのではなく、子どもが次の行動への見通しを立てられるように伝えましょう。「テレビは消して幼稚園の服に着替えよう。あと10分で出発しないと遅刻しちゃうよ」と予定とともに、その行動をしなかったことによるデメリットを伝えると分かりやすいですね。タイマーをセットして、ママと一緒に登園準備を競争するのもおすすめです。

6歳にもなると見通しを立てて行動できるようになってくるので、早め早めに声かけすると次への行動を促すことができますよ。

ダメなことはダメ!わがままの対処方法

子どもに負けて親が折れてはダメ

6歳になって自我が芽生え、自分で考えたり自分の意志に従って行動できたりするようになると、親の命令に反抗することが増えてきます。そんな子どもへの対処のポイントは、「親の意見は変えないこと」です。

「片づけてね」と言ってもしてくれないとき、ついママ自身で片づけてしまっていませんか?どうせママがしてくれると思えば子どもはしなくてもよいと考えますよね。片づけないとお出かけできない、ごはんが食べられない、ということを実感してもらいましょう。

外出時も同様です。「◯時には帰るよ」「おやつは買いません」など、あらかじめしていた約束があれば、例えわがままを言われたとしても実行することが大切です。泣いてもダメなものはダメと親の意見は変えないように心がけてくださいね。

子どもの意見をしっかり聞こう

親の意見を曲げないのも大切ですが、子ども自身がどういう理由でわがままを言ってしまったのか、その理由を聞くことも忘れないようにしましょう。

わがままを言って自己主張をすることは、子どもの成長にとって欠かせないものです。対処する親はイライラしてしまうかもしれませんが、わがままを言えずに感情を押し殺し、自分の意見を言えない子になるほうが問題です。

とはいえ、すべてのわがままを受け入れるわけにはいかないので、癇癪を起こして駄々をこねたら、まずはギュッと抱きしめたり背中をトントンと優しくなでたりします。そして、「あのおもちゃでもっと遊びたかったんだね」と子どもの声に耳を傾けるようにすると、落ち着いてくれますよ。

間違っていることを丁寧に説明する

子どもが感情を爆発させ反抗しているときには、どんな言葉をかけても効果はありません。「だって◯◯なんだもん」「ママだって◯◯してないじゃないか!」とますます口ごたえをし、ヒートアップする可能性があります。子どもが一旦落ち着いてから説明するようにしましょう。その際には、子どもと目線を合わせることがポイントです。

また、感情に任せて「怒る」のではなく、ママも深呼吸をするなど、気持ちを落ち着かせてから穏やかな口調で「叱る」ようにしましょう。

ただ「やめなさい」と言うだけでなく、ときには子どもの気持ちを受け止めながら子どもの行動の何がいけなかったのか、次からはどのように行動をすべきなのかを分かりやすく説明するとよいですよ。
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