6歳の子どもがわがままになる理由は?しつけの仕方や対処法を紹介
大人の意見は統一を。正しいしつけの方法
しつけをする人の意見は統一を
このように人によってしつけの基準が異なると、子どもは混乱してしまいます。子どもに対するしつけの方針は、身内で一貫性を持たせるようにしましょう。
お姑さんが喜んで与えてくれているから伝えにくいのであれば「いつもありがとうございます。クリスマスなどのイベントのときにまとめて大きなものを頂けると嬉しいです!」と伝えてみるとよいかもしれませんね。
我慢したことを褒めよう
お菓子を買って欲しかったのに我慢した、おもちゃが欲しかったけれど誕生日まで我慢する、などといった「ちょっとだけ頑張った、改善した」というときが褒めて伸ばすための絶好のタイミングです。「わがままを我慢した」という子どもなりの努力に対して、しっかりと褒めて認めるとよいですよ。パパやママに褒められることで、子どものやる気もアップします。
毎日のコミュニケーションが大切
「子どもに◯◯できるようになって欲しい」と思うあまり、「◯◯であるべき」という理想や願望、要求をつい押しつけてしまいがちです。しかし、思い通りにしてくれないからこそ一度立ち止まって、子どもの声に耳を傾けてみてください。
コミュニケーションをしっかり取れば、頑張ろうとしていることやわがままの理由が聞けるかもしれません。パパやママの声かけやスキンシップ、優しく見守る心があれば子どももすくすく成長するでしょう。
6歳はまだまだママに甘えたい時期
ママは甘えと甘やかしを区別しよう
甘やかしは、子どもの無理な要求もすべて受け入れたり、時間がないからと先回りしてお世話をしたりなど、ママの行動によって子どもがわがままな性格になる、精神的・社会的自立ができない大人に成長する可能性があります。
この区別がしっかりできていれば「これは甘やかしになるから、子どものためにはならない」と、子どもとの接し方を考えるきっかけになるかもしれませんね。
「もう6歳でしょう」と言わないこと
子どもは何歳になってもママに甘えたいものです。子どもは甘えたいのにママから「もう6歳でしょう」と言われると、突き放されたような気持ちになって心が不安定になります。
心が不安定になるとわがままがひどくなるケースも多いので、「もう6歳」ではなく「まだ6歳」と思って接することが大切ではないでしょうか。
小さなときと同じでスキンシップは大切
子どもが小さなときは移動するときに抱っこをしたり、おむつ交換をしたりなど、1日に何度も触れ合う場面があるでしょう。ですが、子どもが成長して6歳になると身の回りのことは自分でできるので、会話はしてもスキンシップを取る機会は自然と減りますよね。
スキンシップは、言葉のいらない最大の愛情表現です。子どもが何歳になってもスキンシップを取ることで、親子の信頼関係は深まっていくでしょう。スキンシップは子どもの情緒が安定する効果もありますよ。
まとめ
この記事を読むことで、6歳の子どもがわがままを言ったときに落ち着いて対処し、よりよい親子関係を築いていけるとよいですね。まだまだママに甘えたい時期だと思うので、家庭ではたくさんスキンシップを取りましょう。