子どもへの算数の教え方。数字が苦手な親でも算数を教えられる方法
自分の考えに自信を持たせる
算数や数学には「AならばB」という構図の理解が必要です。でも、子どもには理解するのは難しいので「理由と要求」という形に変えて練習をします。「おなかがすいた」と「カレーが食べたい」などです。
それが定着し「AならばB」の文が言えるようになれば、Aを聞けばBを発想できるようになります。その結果、Aと言えば、自分で考えてBができる子どもになるでしょう。
「2桁の足し算を習ったので2桁までならば足し算できる」も大切ですが、自分で考えて「2桁の足し算を習ったので3桁に繰り上がっても大丈夫」となるとよいですね。
身近なもので子どもに算数を親しませる
例えば、カレンダーです。数字の規則性や平均などを学ぶのに役に立ちますね。お金も重さや単位を覚えるのに役に立ちます。牛乳パックやペットボトルもかさの単位の理解に役立ちます。
買い物もぜひ、子どもを連れて行って「ニンジン3本150円、1本はいくら?」などとクイズを出して下さい。算数好きになるだけでなく、将来節約上手になれるでしょう。
友人ママの家では、お子さんがお店で配られるポイントシールをためておもちゃと交換したくて、買い物に行くたびにポイントの足し算をしたそうです。あるとき、0.5点というシールを渡されて、困惑したそうですが、0.5点のシールのおかげで、小数の意味が分かったそうですよ。
まとめ
パパママの関わり方も重要で、間違いを指摘し怒ったり、子どもの考え方を否定したりすることはよくありません。子ども自身が考えて、例え正解にたどり着かなくても、子どもが考えた過程を認めてあげて下さいね。
どの教科にも言えることですが、考える力は大切です。自信を持って、自分の考えを表現できるように支援しましょう。