就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

子育てママ必見!教育格差の問題とそれを埋めるためにできること

子育てママ必見!教育格差の問題とそれを埋めるためにできること

子どもとの対話を増やす

子育て中のママは毎日が目の回るような忙しさだとは思いますが、ぜひ子どもと目線を合わせ、対話する時間をとってみてください。

「あれしなさい」「これしなさい」と命令したり、怒ったり、スマホを片手に聞き流したりするばかりでなく、たまには聞き役になってみましょう。子どもの声に耳を傾け、がんばったこと、褒めてほしいこと、わかってほしいことなどを聞くのです。

子どもの心を受け止めながら話を聞き、ときには親が話して対話を楽しむことで、「自分の思いを話す力、ほかの人の話を聞いて理解する力、コミュニケーションをとる力」などを子どもが身につけることができますよ。

「ママはわたしのことを理解してくれている」と自己肯定感を高めることにもつながります。

両親も一緒になって読書の習慣をつける

読書の習慣がつけば、知識が増えるだけでなく読解力や集中力、想像力を養うことができます。これらの力は勉強をするうえで欠かすことのできないスキルです。

文脈を読む、文の意味や全体の意味を把握する、といった読解力を土台にして、作文を書いたり、算数の文章問題を解いたりできるようになるのです。

子どもへのメリットがたくさんある読書習慣づくりですが、「毎日本を読みなさい」と命令をしても親自身に読書習慣がない場合、自分ができていないことを子どもにさせようとしてもうまくいきません。

寝る前に絵本の読み聞かせをしたり、一緒に図書館に出かけて本に触れたり、お気に入りの本をリビングの本棚に並べたり、と親子で本を好きになる習慣をつけていくとよいですよ。

教育格差を埋めるには旅育も有効

旅育が子どもに与えるメリットについて

「旅育」という言葉について聞いたことがあるというママもいるでしょう。旅行を通して子どもに刺激を与え、生きる力を伸ばし成長に役立てるという考え方です。

旅行へ行く前、その土地の歴史や文化、名所スポットなどについて調べますよね。旅行をきっかけにして新しい知識が得られます。そして慣れない土地で現地の人と触れ合ったり、その土地の郷土料理を味わったりすることにより刺激を受けます。現地で体験教室のようなものに参加すれば、独自の文化を肌で学べますよ。

旅育の効果をアップするには、準備段階から子どもと一緒に始めることが大切です。旅行後は、旅先の写真や入館チケットなどをスクラップブックにして形に残すのも効果的ですよ。

まずは日帰り旅行から始めてみよう

「家族旅行をしたいけれど、宿泊費が気になる」というママもいますよね。旅行だからといって、泊りがけで行く必要はありません。日帰り旅行でも十分子どもの教育に役立ちますよ。

車や電車に乗って、行ったことのない土地を訪れてみるのがよいですね。歴史的建造物や美術館などの観光スポットを訪れてみるのもおすすめです。どんなものがあるのか事前に調べるようにしましょう。

車はないけれどあちらこちら回りたいというのであれば、日帰りバスツアーも便利ですよ。いちごやぶどう狩りなど季節の果物狩りが楽しめるツアーもよいですね。

スーパーに並んでいる果物を買うのではなく、実際に子どもが自分の手で収穫できるので、食育の面でもよい刺激になることでしょう。

ポイントを貯めて旅行費に充てる

旅行に行きたくても家計を預かるママとしては、出費が気になります。ポイントを活用する手もありますよ。

日用品の買い物をする際に、クレジットカードを使ってポイントを貯めているというママも多いはずです。そのポイントを使ってお得に家族旅行を楽しむことも可能ですよ。

旅行するまでのポイントを貯めるのは大変なように感じますが、貯めるポイントを一つに絞り、そのポイントが貯まるクレジットカードでの買い物を心がけてみましょう。ママの中には1年で10万円分のポイントを貯めた人もいます。

貯めたポイントを航空券や提携ホテルの支払いに充てれば、お得に家族旅行が楽しめますよ。ポイントを貯めて子どもの旅育に役立てられると素敵ですね。

まとめ

教育環境に恵まれ「テストでいい点をとる」「偏差値の高い学校に進学する」ことがたとえできたとしても、「柔軟な発想に従って主体的に自信をもって生きていく力」をもっていなければ今の社会を生き抜くうえで苦労をするかもしれません。

教育格差はあっても、家庭の工夫次第でその格差を埋めることはできます。子どもの教育における「生きる力を育むための大切な要素」を知ったうえで子どもと関わりつつ、教育格差を埋めるために家庭でもできることからぜひ実践してみてくださいね。
34 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ