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終わらない後追いに困っているママへ!不安を理解して乗り切る方法

終わらない後追いに困っているママへ!不安を理解して乗り切る方法

後追いがなかなか終わらないと予定どおりに物事が進まなかったり、家事ができなかったりして困ってしまうママも多いですよね。後追いは程度の差があるものの、赤ちゃんの成長に欠かせない行動の一つです。ママが離れることに対する赤ちゃんの不安を知って、乗り切る方法を試してはいかがでしょうか。

発達の自然な現象「後追い」の理由とは

ママが大切な存在だと認知したから

後追いとは、ママの姿が見えなくなると赤ちゃんが不安を感じてママを探す行為のことを指し、一般的に生後8カ月ごろから始まるといわれています。成長の早い赤ちゃんの場合は生後6カ月ごろから、遅くても1歳ごろには多くの赤ちゃんが後追いを始めるそうです。

後追いをする理由には「ママが大切な存在だと認知したから」ということがあげられます。ママは毎日昼夜関係なく、赤ちゃんのお世話をしています。赤ちゃんが快適に暮らせるよう、授乳をしたりおむつを替えたりなど、赤ちゃんにとってママは必要不可欠な存在です。

そんなママの姿が見えないと、赤ちゃんはママのことを思い出して泣いたり後追いをしたりするそうです。後追いは、大切なママの側にいたいという気持ちの表れなのかもしれません。

ママと離れると強い不安感を感じるから

赤ちゃんは約10カ月という長い間をママのお腹の中で過ごします。そのため生まれたときから、ママの声を聞いたり匂いをかいだりすると、お腹にいたころを思い出して安心するそうです。赤ちゃんはママのお腹にいるころから、ママのことが大好きなのですね。

後追いが始まる時期の赤ちゃんは、目で見えること以外について理解しづらいといわれています。例えば今まで自分の側にいたはずのママが、トイレなどで急に姿が見えなくなったとします。ママにとっては当たり前の行為であっても、赤ちゃんにとってはママの存在が世界から消えたと思ってしまうようです。

赤ちゃんにはママがトイレに行く理由が分からないので、突然ママが消えてしまい不安になって泣いたり後追いをしたりするのです。

一度おさまった後追いが復活することも

一般的に1歳半ごろには後追いが落ち着くといわれています。赤ちゃんは成長するにつれて目で見えること以外も理解ができるようになり、ママの姿が見えなくても「ママはキッチンで料理をしている」「ベランダで洗濯物を干している」ということが分かるようになります。

乳幼児の発達段階についての研究結果によると、生まれてすぐの赤ちゃんはママと自分を一体のものとして認識していています。1歳半ごろには「自分とママは違う生き物なのだ」と気づき始め、自立しようとするそうですよ。

一度おさまった後追いが数カ月後に復活する場合は、ママから自立したいという気持ちと実際にママから離れることに対する不安が入り混じっている状況なのかもしれません。

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赤ちゃんの後追いが落ち着く成長の目安とは

ママは戻ってくると認識できるように

赤ちゃんは目に見えている部分でしか物事を理解できません。例えば、赤ちゃんのおもちゃをタオルの下に隠すとします。ママはタオルでおもちゃが隠れていると分かりますが、赤ちゃんはおもちゃ自体が世界から消えたと思いこんでしまうそうです。

生後6カ月ごろまではこのようにおもちゃが隠れていると理解できませんが、8カ月ごろになるとおもちゃが見えなくてもタオルの下にあることに気づき始めるようです。そのため、おもちゃを取ろうと必死に探したり、泣いてママに教えたりするようになります。

後追いについても同じで「ママの姿が見えない=消えた」という考えから、「ママの姿が見えない=用事を済ませたら戻ってくる」と理解できるようになり、そのころには後追いが解消されるそうです。

ちょっと待ってなどの言葉が分かるように

生まれて間もない赤ちゃんはママの声が分かっていても、言葉の意味まで理解することは難しいですよね。月齢が進むとともに言葉の意味が分かるようになり、自発的に話すことができるようになります。

個人差はありますが生後10カ月ごろになると、「おいで」「ちょうだい」「バイバイ」など簡単な言葉の意味であれば理解できるといわれています。

赤ちゃんが後追いをする場合は、赤ちゃんから離れるときに「ちょっと待っててね」「すぐに戻るね」などと声かけをしてみましょう。声かけをしてから離れることを繰り返せば、「ママが声かけしたときは、姿が見えなくてもまた戻ってくる」ということに赤ちゃんが気づき始めます。声かけを繰り返し行うことで、後追いが少しおさまるかもしれませんよ。

後追いは別の行動に形を変えて続いていく

1歳半を過ぎて言葉をある程度理解しているのに、なかなか後追いが終わらず困っているママもいますよね。後追いとは、ママと赤ちゃんの愛着形成に欠かせない行動です。ママと赤ちゃんとの絆が深くなることで起きますが、後追いが終わっても別の行動に形を変えて続くケースが多いです。

例えば3歳の子どもであっても、ママが家事をするときに足にしがみついて離れなかったり、夜中に目覚めたときにママが隣にいないことに気づき、不安で泣いてしまったりするようです。ママが働いていて、いつもよりお迎えが遅くなると心配で泣いてしまうことも後追いに似た行動だといえるでしょう。

このように普段とは異なる状況に置かれたときに、形を変えた後追いをしてママとの絆を確かめているのかもしれません。

かわいいけど大変な後追い期の乗り切り方

家事はおんぶか赤ちゃんから見える位置で

後追いが始まると、家事が思うように進まないことが多いですよね。ママの姿が見えなくて泣いてしまう場合は、おんぶをしながら家事をするとよいでしょう。おんぶだとママの両手が使えるのでスムーズに家事ができますし、赤ちゃん自身もママにくっつくことで安心できますよ。

また後追いの時期の赤ちゃんは、ママがトイレに入ると泣いてしまうことが多いですよね。トイレに入るときは完全にドアを閉めるのではなく、隙間を空けて赤ちゃんからママが見えるようにするとよいでしょう。

掃除や料理をするときも、できるだけ赤ちゃんから見える位置で行うとよいでしょう。赤ちゃんはママの姿が見えていれば側にママがいなくても安心するので、泣く回数が減るかもしれませんよ。
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