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卒乳の時期や目安を知ろう!卒乳の方法とママが気をつけること

卒乳の時期や目安を知ろう!卒乳の方法とママが気をつけること

卒乳するとどんなメリットがあるの?

子連れでのお出かけがしやすくなる

授乳中はお出かけ先に授乳スペースがあるのかをまず考えますよね。子連れがよく訪れるような場所には設けられていることが多いですが、駅やキャンプ場など、そうではない場所もたくさんあります。

授乳の必要がなくなればそういった心配をする必要がなくなり、子連れでのお出かけを計画するのが楽になりますよ。また、授乳に時間を取られることがなくなるので、移動や買い物などもスムーズにできますね。

さらに、服選びも楽しくなったというママも多いようです。授乳中は「授乳しやすいように」ということを意識して同じようなものになりがちではないですか?卒乳後はデザインを気にせず、ワンピースやオールインワンなど、色々な服を楽しめるようになりますよ。

ママの食べ物の制限がなくなる

「これを食べると母乳によくないかな?」ということを気にせず食事ができるのも大きなメリットです。ママの食べたものが母乳によくない影響を与えるため、授乳中は控えた方がよい食べ物もあります。

例えば、アルコールやカフェインは母乳を介して赤ちゃんに移行するため、よくないといわれていることはご存じですよね。

ほかにも、油分や糖分が多く含まれる食べ物は母乳の質を悪くする、生野菜や冷たい飲み物などは母乳の出を悪くするといわれています。また、頭やお腹が痛いからといって、薬を気軽に飲むこともできません。

ママは妊娠中からある程度の食事制限を続けていると思いますが、授乳中はその期間が延長。早く卒乳すれば、食べ物の制限も早くなくなりますよ。

次の妊娠の確率がアップする

授乳中はホルモンの影響で生理の再開が遅くなるため妊娠しにくい傾向があります。出産後、期間をあまり空けずに次の子を妊娠、出産したいと思うなら早めに卒乳した方がよいでしょう。

個人差があるので授乳中でも妊娠するママもいますし、早く卒乳することで妊娠時期が早まるとは限りませんが、少しでも妊娠の確率をアップさせたい場合は、できる限りのことをやっておきたいものです。また、生理が再開したとしても授乳を続けていると、妊娠をしにくくするホルモンの分泌量が増えてしまいます。

現在は高齢出産も増えてきました。子どもが自然に卒乳するタイミングを待っていると遅くなりそうなら、積極的に卒乳を促す工夫をすることも必要です。

卒乳後にママが気をつけるべきこと

太り過ぎないよう食事に気をつけよう

おっぱいをあげている間は、お腹も空きやすくなりますから、ご飯やおやつをつい食べ過ぎていませんでしたか?それでも授乳をしているうちは、そんなに体重が増えることもなかったですよね。

それほどまでに、授乳によるカロリー消費が大きかったということになりますね。ですので、卒乳するときにママが食べる習慣も残ったままだったり、食欲も増えたままだったりだと、当然太りやすくなってしまいます。

また、卒乳のときにはどうしても子どものことで、頭がいっぱいになりがちです。同じ時期に、自分の食生活のことまで見直すのも難しく感じるかもしれませんが、できるだけ体重を意識しながら、食事や間食を減らすように心がけてみましょうね。

正しいサイズのブラジャーをつけよう

ママのおっぱいは、妊娠から出産、そして授乳をする1〜2年くらいの短い間に、大きくサイズも形も変わってきますよね。

「効き乳の方ばかりあげていたら、左右のおっぱいの形が違ってきた」
「授乳が落ち着いてきたころから、少ししぼんできたかも…」

なんていうママも意外と多いのではないでしょうか。

卒乳後にはおっぱいのサイズもだんだんと小さくなっていきますが、産前や授乳中につけていたブラジャーとはサイズや形も変わっているかもしれません。サイズの合わないものをつけ続けることによって、おっぱいの形が崩れてしまう可能性もありますので、授乳を終えたら正しいサイズに測り直して、おっぱいにぴったりと合うブラジャーをつけるようにしましょう。

夜泣きに悩まされることがある

夜の寝かしつけにおっぱいが必須だという子は、もしかしたらパパもママも夜泣きに悩まされるかもしれません。

夜間授乳をしている間、子どもは夜中にもおっぱいを飲むため、どうしても一度や二度は夜中に起きてしまうでしょう。そして卒乳してしばらくは、子どもの体内リズムも前のままなので、どうしても夜中に目を覚ましやすくなっています。

もし、子どもが夜泣きを始めたときには、パパもママも睡眠不足で大変かもしれませんが、二人で協力し合うことが大切です。

いずれ子どもの体内リズムが整ってくれば、夜通し眠ってくれるようになりますので、新生児のときに戻ったものだと思いながら、子どもが眠りにつくその間まで、優しく抱きしめて安心感を与えましょう。

卒乳後のおっぱいケアはどうやるの

おっぱいの張りを抑えよう

授乳をしていたときには食べられなかったものも、卒乳すれば食べられるようになりますよね。しかし、おっぱいの中では、卒乳してもしばらくは母乳が作られているため、卒乳したからといって好きなものばかり食べていたら、おっぱいが張って痛くなることがあります。

母乳の分泌量を抑えるためにも、なるべく授乳していたころと同じような食事内容にしておきたいものです。

【食生活で気をつけたいこと】

・炭水化物の取り過ぎに注意する
・甘いものを控える
・水分を摂り過ぎないようにする
・脂っこいものや、脂質を避ける

また、長くお風呂に入るのも、血液の循環がよくなって母乳の分泌を促進してしまうので避けたほうがよいでしょう。

おっぱいを軽く搾ろう

授乳を止めた後にはおっぱいが張りやすくなるかもしれません。だからといっておっぱいを自分でたくさん搾ってしまうと、さらに母乳が作られて張りがなかなか治まらなくなります。こんなときには正しいおっぱいのケア方法で乗り切りましょう。

授乳を止めたら、一日に2〜3度乳首をつまんで、おっぱいの先に溜まっている母乳を逃がしてあげましょう。このときには、あくまで軽く搾るようにだけしてください。そして1週間経ったら、おっぱい全体から母乳を出す要領で搾り切ります。この間隔を1週間、1カ月と伸ばしていくことで、だんだんと母乳の色が、白色から透明な液へと変わってくるでしょう。もし、自分でやるのが不安な場合には、専門医に相談するのもよいですよ。

専門家に診てもらおう

卒乳後に以下のような兆候が出てきたときには、そのままにせず、早いうちから専門医のところへ行って診てもらうようにしましょう。

・おっぱいがヒリヒリと熱く感じる
・おっぱいにチクチクとした痛みや腫れがある
・悪寒や発熱がある

また、おっぱいに触れるとしこりのようなものがあるかもしれません。乳腺の詰まりなのか、乳がんなのかと不安になってしまいますよね。そんなときにもきちんと病院で診てもらえれば、安心することができるでしょう。

子どもが無事に卒乳できたときには、できれば一緒に喜んでいたいですね。おっぱいのトラブルからママの体調が崩れてしまうことのないように、卒乳後は、日ごろからのおっぱいのメンテナンスを忘れないようにしましょうね。

まとめ

卒乳が寂しいと感じるママもいるかと思いますが、子どもが成長した証です。やはり実際に卒乳してくれると嬉しい気持ちになりますよ。また、何よりママの負担が大きく減るのが大きなメリットです。

卒乳しても子どもはママにたくさん構ってもらいたがるため、寂しがる暇はないので安心してくださいね。

今回ご紹介したように、卒乳後はおっぱいケアが大切です。おっぱいが張っても焦ることなく適切なケアをしてママのおっぱいも卒乳を完了しましょう。
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