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出産に備えて休みはいつから取る?周りへの伝え方とパパの出産休暇

出産に備えて休みはいつから取る?周りへの伝え方とパパの出産休暇

いよいよ出産!パパは休みがとれる?

出産時にパパも休みを取れる休暇制度がある

出産はママ本人だけでなく、パパにとってもわが子が誕生する瞬間に出会える重要なイベントです。最近は「イクメン」という言葉をよく聞くように、出産や育児に関して積極的な姿勢を見せてくれる男性も多くなってきましたね。

女性の産休・育休ほど知られてはいませんが、妻が出産に臨むときに夫が休みを取れるという制度も存在します。「配偶者出産特別休暇」といい、単純に「特別休暇」と呼ばれることもあります。

公務員であれば、配偶者の出産において付き添いなどが必要な場合に2日の範囲内で休暇が取れるとされています。民間企業に勤めている場合は、その会社の就業規則によって取得できる休日数が変わりますので、出産時に仕事を何日休めるかは会社へ確認をしましょう。

配偶者の出産休暇を取得した男性は約5割

それでは、実際に世の中の男性が妻の出産のために休暇を取る割合はどのくらいか…というと、およそ5割という結果となりました。制度として存在はしていますが、妻の出産で男性が休暇を取ることが当たり前ではないという雰囲気であることも、このような結果を生む要因になっているのでしょう。

実際に休暇を考えていても上司にいやな顔をされて躊躇してしまったり、出産の主役はあくまで妻のため、自分には何の役割もないと思ってしまっていたりといった男性は多いのではないでしょうか。

出産する妻としては大変なとき一番そばにいて欲しいのは夫であり、差し入れや出生に関する役所の手続きなどできるサポートもたくさんあります。ぜひ休暇を検討してみてはいかがでしょうか。

急な休みに備えて事前に仕事の調整が必要

出産特別休暇を検討しているパパがまず考えなければいけないことは、職場での仕事の調整です。

帝王切開での出産では、入院や手術の日があらかじめ決まっているため事前に休暇を申請しやすくなりますが、普通分娩の場合は予定日当日に赤ちゃんが生まれてくることはなかなかありません。とくに初産は予定日からずれることが多いため、休暇を考えている場合は出産予定日が近くなってきたら急な休みや早退に備えて仕事を調整しておくようにしましょう。

具体的には
●自分の受け持っている業務はできるだけ早めにすませておく
●必要以上に仕事を請け負わない
●早退する可能性があることを上司や同僚にきちんと伝えておく

など、職場に迷惑がかからないよう努めましょう。

まとめ

今回は産前休暇について詳しくお話していきましたが、出産を迎えるにあたり社会には様々な制度があることが分かりました。ママだけではなく、パパもわが子の出産のために休暇が取れるというのは驚きです。

「出産・育児は女性のすること」という価値観がいまだに健在の中で、男性が出産のため休暇を取るということが当たり前になるのはもう少し先のことになるのでしょうか。

働くママ・パパが生まれてくる赤ちゃんのために気持ちよく休みを取れるような素敵な社会になればよいですね。
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