就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

水中出産と自然分娩の違いを知ろう!行う際のメリットとデメリット

水中出産と自然分娩の違いを知ろう!行う際のメリットとデメリット

水中出産をするときのデメリットはなに?

出産時に出血が多くなる危険がある

身体が温まると血行がよくなることはご存知の方も多いでしょう。出産時に温かい水中に入って血行がよくなると、出産の進行を早める効果がある一方で、出血量が多くなってしまう場合があります。

大量の出血は貧血の原因となり、産後輸血が必要となることもあるでしょう。また出血が止まらないと命にかかわる危険があるので、産後の経過には十分注意が必要です。

もともと貧血になりやすい方や血が止まりにくい体質の方は、事前に医師とよく相談して、自分の体質に適しているか確認することをおすすめします。

これらのことから、水中出産で何が起こっても慌てないですむよう、もしもの場合の対処法をきちんと知り、理解しておくとよいでしょう。

母子ともに細菌感染する危険がある

水中出産による細菌感染といえば、過去に日本でも水中出産後に、赤ちゃんがレジオネラ感染症に感染した例があるのをご存知ですか。レジオネラ感染症とは、水中に生息しているレジオネラ菌が出産時に赤ちゃんに感染して、発熱や肺の炎症を起こすことがあります。

水中にはあらゆる菌が生息しており、菌が繁殖しやすい環境にあるため、無菌状態の赤ちゃんがママのお腹から水中に出てきたときに、どうしても細菌感染するリスクが高くなってしまいます。

ママについても同じく、出産によって傷ついた子宮や膣に菌が入ると細菌感染をし、炎症を起こす可能性が考えられます。水中の衛生管理がきちんとされていることを事前に確認し、安心して出産したいものですね。

病院が少なく対処が遅れる心配がある

近年、水中出産への人気が高まりつつあるものの、実際に水中出産を行うことができる病院は限られています。助産院で水中出産を行っているところがありますが、助産師は医師ではないため、もしものときに医療行為をほどこすことができず、対応が遅れる場合があります。

水中出産時に会陰切開が必要となった場合、ママが水中から外に出なければいけないため、処置を行うまでに時間がかかり、対処が遅れることが考えられます。水中出産を行うことができる病院でも、陣痛があるときのみ水中に入り、出産は水の外で行うようすすめているところがあるそうです。

出産時に起こるトラブルの対処は緊急を要することが多いので、きちんと処置ができる施設を選ぶことが大切ですね。

水中出産を実現するための準備とは?

まずはパパと相談しよう

パパにとって出産は未知の世界ということも多く、ママのようにバースプランを具体的に考えられないかもしれません。そんなパパにママが「水中出産をしたい」と伝えても、一般的でないことから否定的な印象を持ってしまうことも多いようです。

ママが出産することは紛れもない事実ですが、意見が食い違ったままママの希望を突き通すことはせっかくの感動的な子どもの誕生を台無しにしてしまうことにもつながりかねません。なぜ水中出産を希望するのか、なぜ反対するのかをクリアにして、最終的に夫婦が納得した方法で出産を迎えられるよう、パパととことん話し合うことが大事です。

子どもが生まれる前に、こうした夫婦の話し合いで大事なことを決めていけば、この先の子育てにもいかされるはずです。

水中出産ができる産院を探す

残念ながら水中出産ができる産院はそれほど多くはありません。産院は万が一のときに医師の処置がいち早く受けられることが魅力ですが、水中出産ができる産院は県に一つあればよい方で、住んでいる地域にはない、選択肢が少ないということも知っておかなければいけません。

水中出産をしたいからと遠くの産院にしてしまうと、お見舞いや入院までの道のりも大変になってしまいますよね。また、水中出産にも様々なスタイルがあり、パパも一緒にプールに入れるところや腰湯ができるところなど、産院によって違いがあります。

よい意味でもママのイメージしている水中出産と違う場合がありますので、事前に説明を十分受けるなど安心して分娩ができるよう準備しましょう。

助産師さんの力を借りる

妊婦さんに寄り添って、理想の出産を叶えてくれるのが助産師さんたちです。医師のような医療行為はできませんが、病院と連携している助産院などもあり、安心して出産を任せられるところも増えています。

水中出産を扱っている助産院は産院よりも若干多めで、自宅で水中出産をしたいママは助産師さんの力を借りることになるでしょう。ただ、前記したように助産院で出産するためには妊娠の経過が順調でママに健康上の問題がないことが条件になります。

妊娠中はいつ、何が起こるか分かりませんので、出産間近でも水中出産を諦めなければいけない場合もあります。助産院で出産する、水中出産するという意味をよく考えて、助産師さんと信頼関係を築くようにしましょう。

まとめ

水中出産にはさまざまなメリットとデメリットがあり、この両方を知ると、出産方法について悩んでしまう方もいるでしょう。メリットだけを考えると、赤ちゃんやママの負担が軽減してよいように感じますが、デメリットの衛生面や安全面を考えると難しいところですよね。

出産は赤ちゃんと初めて出会う大切な瞬間です。ママにとって最高の思い出となるよう、事前に医師とよく相談し、安全を第一に考えて水中出産を行うことができるとよいですね。
36 件

関連記事

この記事のキーワード

ピックアップ記事

  • テニ-とテーオ
  • teniteoBRAND