【仙台】縄文時代のワークショップが豊富!「仙台市縄文の森広場」
仙台市太白区にある「山田上ノ台遺跡」に作られた「仙台市縄文の森広場」。縄文時代の竪穴住居を復元し展示されている施設には、縄文時代の技法を使ったワークショップなども複数あり、年齢に合った体験ができます。現代とは違った雰囲気を味わえるスポットになっています。
現代から縄文時代にタイムスリップ!
仙台市縄文の森広場とは
昭和55年に発掘調査された山田上ノ台遺跡。竪穴住居跡が38軒、貯蔵穴や落とし穴が380個以上、ゴミ捨て場が3か所以上見つかり、今から約4,000年前の縄文ムラの跡だったことがわかりました。その集落跡を保存・活用するためにつくられたのが「縄文の森広場」になります。
縄文ムラの近くには、落葉広葉樹林の豊かな森が広がっていたため、クリ、クルミの木やササ、チガヤなどを植栽して、その時代の雰囲気を再現しています。
復元展示以外にも、縄文土器づくりや勾玉づくりなどの体験から縄文時代の当時のくらしを感じることができます。
アクセスや子ども向け設備は?
縄文の森広場へは、車・バスを利用しましょう。車の場合は、東北自動車「仙台南IC」より約10分、仙台南部有料道路「山田IC」から約5分。第1、第2の無料駐車場を完備しており、第2駐車場は、思いやり駐車場として妊婦や障害者等を優先して利用する場所になっているので、基本は第1駐車場を利用するようにしましょう。
公共交通機関を利用する場合は、JR「仙台駅」「長町駅」から出る宮城交通バスに乗車し「山田・太白消防署前」下車、徒歩5分になります。
施設内には、授乳スペースやおむつ交換台を完備しており、小さな子どもがいる家族も安心して利用できます。また、ベビーカーの貸し出しも行っているので必要な際は、スタッフに相談をしてみましょう。
小さな子も体験できるワークショップ
年齢に合った体験ができます
仙台市縄文の森広場を楽しむポイントのひとつが予約なしで体験ができるワークショップ。縄文土器づくり(100円〜)や手形・足形づくり(100円)、勾玉づくり(200円)など様々な活動体験を行うことができます。火おこし体験など、未就学の子にはまだ早い内容のメニューもありますので、ママやパパがお手伝いをしてあげましょう。
体験受付は9:00〜11:30、12:30〜15:00。個人や家族での少人数での体験の場合は、予約不要で体験できます。
体験メニューの中で、未就学の子にオススメしたいのが、所要時間30分程度で体験ができる「手形・足形づくり」「土面づくり」。
未就学の子でも捏ねられる柔らかい粘土を使ってつくるため、粘土遊びの延長で行うことができます。縄文時代に使っていたと思われる竹や縄を使用して模様を付けながら作品をつくります。
手形や足形の場合は、名前や年齢を入れるとより素敵な思い出になりますよ。出来上がった作品は、焼いて仕上げてもらい完成です。完成まで1〜2ヶ月の期間が必要。出来上がった作品は、施設での受け渡しになります。
小さな子は土面づくりが人気。好きなキャラクターの顔を作ったり、自由な発想で楽しめる幼児にオススメです。ママやパパは、焼くときなどに鼻などがとれてしまわないように、パーツの接続部分をしっかりとくっつけるようにお手伝いをしてあげましょう。