【宮城】日本で一番歴史のある「日本こけし館」で絵付け体験
四季折々の表情をみせる自然に囲まれた鳴子には日本で最も歴史のあるこけしの資料館「日本こけし館」があります。ここでは、こけしの展示だけでなく大人も子どもも、楽しめるこけしの絵付け体験や木で作られた玩具など、家族やデートで楽しめるコンテンツが用意されています。
こけしの楽しみ方は色々!実演、絵付け、祈願
「日本こけし館」はどんなとこ?
東北自動車道「古川インターチェンジ」を下り、国道47号を約40分ほど走ったところにある「日本こけし館」。昭和50年にオープンした日本で一番古いこけし館で、全国の伝統こけしの展示や木地玩具、絵付け体験などのできる施設として大自然に囲まれた鳴子の観光スポットのひとつになっています。
大きなこけしたちがお出迎えをしてくれる館内には、この鳴子に施設を作るきっかけとなった童話作家の深沢要氏のコレクションや故高松宮殿下秘蔵のこけし展示がされています。他にも、東北の伝統こけし、工人さんの作った木地玩具の展示もあり、様々な表情やサイズのこけしに出会え、自分のお気に入りの系統を見つけることができます。
伝統こけしの形や柄、技法はそれぞれの地域によって特徴があります。その中の一つ「鳴子こけし」は、首を回すとキイキイという音が鳴ることで有名で、頭部を胴の部分にはめ込む独特の技法が特徴的です。その伝統を守り、こけしを製作しているこけし工人さんの実演をここでは、見ることができます。
頭や胴体を形を作るろくろ挽きや、首はめを行う過程も見学可能です。工人さんの細かい作業は、ママもパパも足を止めて見入ってしまいます。
こけしの装飾にも注目
敷地内には、木製のこけし以外にもこけしをモチーフにした装飾が至るところにあります。
「日本こけし館」館出入り口付近にある駐車場には、こけしの絵が書かれたスペースがあり車を迎えてくれます。館に近い場所なので、先客がいる場合は車の下になってしまい見ることができない場合も。
こけし館に隣接するろくろの神様「皇太明神神社」にあやかった「祈願こけし」。自由に願い事を専用の紙に書き、大きな祈願こけしに貼り付けて、お祈りをすると願いが叶うとか。
願い事が書かれた紙を見てみると「インフルエンザがかからないように〜」と可愛い願い事をする子どももいます。
観光スポットの定番顔出しパネルも準備されています。恥ずかしがらずに家族でこけしになって記念撮影をしてみてはいかがでしょうか。撮影したあと、家族みんなが笑顔になるはずです。
他にも、所々にこけしを絵付けしたものが飾ってあるので、そちらも探してみても面白そうです。
また、販売コーナーもあり伝統こけしをはじめ創作こけしや雑貨などの購入ができます。
お土産にオススメな小さなサイズのこけしも多数取り揃えています。
子どもが楽しめる絵付けや木地玩具