【仙台】こけしの絵付け体験ができる!「こけしのしまぬき」
仙台市の街中にあり、伝統こけしをはじめ東北の工芸品や雑貨を販売する歴史ある店舗を紹介します。かわいい創作こけしや水族館とのコラボ品など、見るだけでも飽きない商品がいっぱいです、また、こけしの絵付け体験も行っており、自分だけのこけしを作ることができます。
小さな子どもと気軽に体験が可能!
伝統こけしや創作こけしなどが豊富!
JR仙台駅から徒歩10分のアーケード街にある「しまぬき」では、東北の伝統工芸のひとつ「こけし」の絵付け体験ができます。店舗入口にある大きなこけしが出迎えてくれる本店は、明治25年に創業し当時は煙草やお菓子を扱っており、戦後こけしや東北の工芸品を扱い始めた歴史の長い店舗となっています。
店舗の入口前には、大きなこけしだけでなく、ついつい写真を撮ってしまいたくなる顔だしパネルも設置されています。鳴子こけしや遠刈田こけしなど各系統が描かれた顔だしパネルは、子どもたちだけでなくカップルや旅行客など様々人たちが記念撮影をしたりして楽しんでいます。
店舗には、東北の工芸品や伝統こけし、創作こけしなど東北にゆかりのある伝統工芸品や雑貨などが豊富に並び、こけしの絵付け体験以外とともに楽しめます。
また、店内はベビーカー移動が可能ですが、店舗入口近くには3段ほどの階段があるのでベビーカーでの入店の際は注意をしましょう。
ポストから送れる通信こけしの絵付け体験も可能
土日祝日に開催しているこけし絵付け体験は、使い慣れた色ペンを使って行うので、筆を使う本格的なこけしの絵付け体験よりも気軽に参加ができます。画用紙に絵を描くようなイメージでできるので小さな子どもだけでなく、初めて体験するママやパパでも十分に楽しめます。
絵付けができるこけしのタイプは3種類(木地の有無は事前確認)あります。絵付けがしやすい約18cmの六寸こけしタイプ(864円)、様々な形のあるミニこけしタイプ(500円)、ポストに入れて手紙が出せる通信こけしタイプ(400円)となっています。幼稚園に通うくらいの子が一人で絵付けをする場合は、3つのタイプの中では、手に持ちやすく絵付けをしやすい六寸こけしやミニこけしタイプがオススメです。
通信こけしは、胴体部分が空洞になっているため、丸めた手紙を入れることができそのまま郵送することが可能です。そのため、通信こけしの絵付けは、胴体が細いのでちょっぴり大変です。しかし、通信こけしの絵付け体験ができる所は少ないのでママやパパと一緒に家族の記念として作ってみるのいいですね。
絵付けをした通信こけしは、荷札に住所などを記入してポストに投函するとこけしとともに手紙を届けることができます。旅先から自宅に送る方もおり、お家に帰るとポストにこけしがお出迎えなどちょっとした旅の思い出や記念にもなります。
こけしの絵付け体験の流れ
自分の好きな形を選んだら絵付けスタートです。
テーブル上に用意されている黒、赤、緑、黄色など、多色のペンを自由に使ってオリジナルのこけしを描いていきます。決められた柄を描く必要はなく、子どもの自由な発想で見たことのないこけしが出来上がるのも体験の楽しみのひとつです。中には、カラフルなこけしを描く子やママと協力をしてアニメや漫画のキャラクターを描いたり楽しく、こけしの絵付けができます。色ペンなので服が汚れてしまうことも少なく、気軽に体験ができます。
また、ママやパパは、宮城県内の伝統こけしである鳴子こけし、遠刈田こけし、弥治郎こけし、作並こけしの4つの伝統こけしの描き方が紹介されているので、宮城の伝統をこの機会に絵付けをしてみてはいかがでしょう。
子どもの絵付け体験は、30分くらい目安にしておくといいでしょう。また、自由にこけしの絵付けができるので、ペンを持って絵を描けるようになる3歳からは十分に楽しめます。
ペンで描いたこけしは、乾きやすいため当日絵付けをしてそのまま持ち帰ることができます。