赤ちゃんの服が何枚必要か困ったときは!月齢や季節に合わせて選ぼう
赤ちゃんの服は種類が多くて、どの服がどれだけ必要なのか気になりますよね。特に初めて赤ちゃんのお世話をする新米ママは、どのような服を用意すればよいのか悩んでしまうことも多いでしょう。ここでは、赤ちゃんの服の種類や必要な枚数、月齢と季節に合った服の選び方についてご紹介していきます。
肌着や洋服の種類の知識を身につけよう
いろいろな肌着の種類から選ぼう
赤ちゃんの肌着には、短肌着、長肌着、コンビ肌着、ボディスーツ、カバーオールなどがあります。使われている素材もそれぞれ異なるので、月齢や季節に合ったものを選んであげるとよいでしょう。
たとえば汗をたくさんかきやすい夏場は通気性のよいメッシュやガーゼ素材がおすすめです。反対に体が冷えやすい冬場は保温性の高いスムースやパイル素材がおすすめですよ。1年を通して着せる場合はフライス素材がよいでしょう。
月齢別で使える洋服の種類を知ろう
3カ月頃から腰がすわり始める7カ月頃までは、コンビ肌着やボディスーツがおすすめです。どちらも股の部分にスナップボタンがついているので、赤ちゃんが足をバタバタ動かすようになっても着替えさせやすいですよ。
7カ月頃からはセパレート肌着がおすすめです。この頃の赤ちゃんは寝がえりやハイハイをして自分の意志で動こうとします。セパレート肌着だと上下が分かれているので、赤ちゃんが動き回っても着替えさせやすいですよ。
知っておくと便利な洋服の素材
ベビードレスはロングワンピースのような形で、赤ちゃんのおむつ替えがしやすいです。赤ちゃんが手足を動かし始める時期には、洋服がめくれあがりやすく出番は少ないかもしれません。
ロンパースはつなぎのような形で、赤ちゃんが動き回っても洋服がめくれあがる心配はありません。ツーウェイオールは股下のスナップボタンの付け外しによって、ベビードレスとしてもロンパースとしても使うことができるのが特徴です。
セパレートは文字どおり上下に分かれている洋服で、腰がすわるとぐんと着せやすくなりますよ。
肌着と洋服の必要枚数と着せ方について
赤ちゃんの肌着は5枚以上あると安心
汗をかいたり汚れたりした肌着を着せたままにしていると、赤ちゃんの体が冷えたり肌荒れが起きたりしてしまうことがあります。赤ちゃんの肌を清潔に保つためにも、肌着が汚れたらこまめに替えてあげましょう。赤ちゃんが汗をかいているか確認するには、背中にそっと手を入れると分かりやすいですよ。
特に近年の夏は室内であっても蒸し暑く、赤ちゃんも汗をかきやすいので注意が必要です。また冬でも室温が高いと汗をかくこともありますし、洗濯物が乾きにくい季節なので、洗い替えを含めて5枚以上は肌着があるとよいかもしれません。
洋服は2~3枚準備して、必要なら買い足す
赤ちゃんはあっという間に大きくなるので、数回着ただけでサイズアウトする洋服が出てしまうこともあるでしょう。たとえばベビードレスを退院の日やお宮参り用に購入されるママも多いですよね。ベビードレスは着せる機会も少ない上に、赤ちゃんが手足をバタバタするようになると裾がめくれあがり、お腹が出てしまうこともあります。
このように洋服の種類によっては長く着せられないものもありますよ。洋服は2~3枚準備しておいて、赤ちゃんの成長に合わせて必要な数だけ買い足してみてはいかがでしょうか?
肌着と洋服の合わせ方の基本
赤ちゃんは汗っかきですので、基本的には肌着を着せるようにします。このとき肌着は赤ちゃんの肌に優しいものを選ぶと肌荒れの心配もありません。最近はオーガニックコットンの肌着も多く販売されていて、敏感肌の赤ちゃんにでも安心して着せることができますよ。
肌着を着せてから季節に応じた洋服を重ね着させましょう。このときベストやカーディガン、レッグウォーマーなどの小物を用意しておけば、気温の変化にも対応しやすいですよ。
必要枚数は月齢や季節によっても異なる
発育や成長に合わせた上手な選び方
成長に合わせた洋服を着せてあげると、赤ちゃんが快適に過ごせるだけでなく、ママにもおむつ替えがしやすい、着替えがさせやすいなどの嬉しいメリットがありますよ。
たとえばセパレートの洋服です。このタイプのトップスは前開きで着せるものが少なく、背中や肩にボタンがあって、頭からすっぽりと被せて着せるものが多いです。首がすわる前だと赤ちゃんの首がグラグラしてしまい、着せるのが難しいでしょう。
反対に腰がすわる頃だと赤ちゃんが動くことも増えます。ロンパースだと股下のスナップボタンを止めるのに時間がかかってしまうため、セパレートのほうが着替えさせやすいこともありますよ。