レタスが長持ちする方法とは?色々な保存方法やおいしいレシピを紹介
買い物は、週末にまとめてするという家庭もありますよね。しかし、レタスのように日持ちしない野菜をまとめ買いしたはよいものの、新鮮なうちに食べ切ることができないと、困ってしまうママもいるのではないでしょうか?ここでは、レタスのおいしさを保ったまま長期保存する方法や、おいしいレシピをご紹介します。
目次
意外と知られていないレタスの基本知識
レタスの種類は大きく分けて4種類
玉レタスは、キャベツのように葉が結球しているものを指します。少し形は異なりますが、サラダ菜も玉レタスに分類されます。
リーフレタスは、葉が結球していないものを指します。サニーレタスやグリーンリーフなどがあります。
茎レタスは、アスパラガスに似ており、茎の部分を乾燥させ漬物にして食べることが多いようです。掻きレタスは、葉だけを掻き取って販売されているものが多く、サンチュが該当します。
立ちレタスは白菜のように半結球しているものを指します。代表的なものにロメインレタスがあります。
レタスは栄養バランスに優れた野菜
とくに、レタスには葉酸が多く含まれており、妊娠中に十分量摂取すると、胎児の先天性の異常を予防する効果が期待されています。妊娠中のママには、積極的に摂取して欲しい野菜です。
ほかにも、美肌効果が期待できるビタミンCやβカロテン、骨粗鬆症予防が期待できるカルシウムやマグネシウムなど、様々な栄養素を含んでいます。
どの栄養素もママにとっては嬉しいものばかりですよね。レタスの種類によって栄養価は異なります。それぞれの食感も違うので、料理に合わせて使い分けるのもよいですね。
レタスの産地と旬の時期について
また、レタスは産地によって旬を迎える時期が異なることから、季節によって栽培場所を変えています。これを「産地リレー」といいます。
レタスは、高温に弱い野菜なので、夏から秋にかけては比較的涼しい長野県などで栽培が盛んに行われ、旬を迎えます。そして、寒さの厳しい真冬になると茨城県などで主に栽培されます。
農林水産省が平成30年に行った「作物統計調査」の結果によると、レタスの年間生産量は長野県がトップで、次に茨城県と続きますよ。
レタスが長持ちする三つの方法を知ろう
レタスの芯につまようじを刺して保存する
まず紹介するのは、レタスの芯につまようじを3~4本ほど刺して保存する方法です。これはメディアでも取り上げられることが多く、ご存知の方がいるかもしれませんね。
実は、レタスは収穫後も芯から成長し続けているといわれています。そのため、芯の細胞をつまようじで破壊することで成長を止め、鮮度を保つことができます。ものにもよりますが、1カ月近く持つこともあるようですよ。
水気をしっかり切って冷凍保存
ここでのポイントは、包丁で切るのではなく手でちぎることと、水気をしっかり切ることです。しかし、レタスはほとんどが水分でできているため、解凍するとべちゃっとした感じになってしまいます。シャキシャキ食感を残したまま保存したい方にはあまり適していません。
また、冷凍したレタスはサラダや炒め物などには不向きです。使うときには解凍せずに、スープにしたり、蒸し野菜にしたりするとよいですよ。手軽に使える野菜として冷凍保存しておく分には問題ありません。
小麦粉を使って保存する驚きの方法とは
レタスは水分が多く、それによってシャキシャキ食感が生まれます。この方法を利用すれば、だいたい3週間はシャキシャキ食感が続きますよ。
ここで紹介した方法は、特別な下処理は不要です。今すぐにでも実践できるものばかりですよね。通常だと1週間ほどしか日持ちしませんが、一工夫するだけで1カ月近く保存することができます。
使用する用途や冷蔵庫のスペースと相談しながら、自分に合った方法でレタスが長持ちするとよいですね。