
何歳からそばを食べる?食べるときの注意点やアレルギーについて
「そばは何歳から食べてもよいの?」と迷うママは意外と多いようです。そばアレルギーといった言葉もよく聞きますし、子どもへの与え方も気になりますよね。そこで今回は、何歳になったらそばを食べてもよいのか、そばを食べさせるときの注意点、気になるそばアレルギーなどについてお話しします。
そばは何歳になったら食べさせるの?

食べさせるなら離乳食完了期以降に
ですが、離乳食完了期の子どもの体はまだまだ強くありません。消化器官が未発達な状態の場合が多いので、体の状態をよく見極めて慎重に与える必要があります。
また、そばは食物アレルギーを引き起こす可能性がある食材です。乳幼児にアレルギーが出やすい食材は、小麦、卵、乳製品、ピーナッツなどがあげられます。これらの中でもそばは、全身にアレルギー症状が出て命の危険を伴う「アナフィラキシーショック」を引き起こす可能性があるため、特に慎重になる必要があります。
そばに限らず、どの食材も子どもの体の状態を気にしながら食べさせてあげたいですね。
実際は3歳からそばデビューする子が多数!
実際、アレルギーを気にしてそばを食べさせるのは3歳になるまで待ったというママも少なくありません。
乳幼児は消化器官が未熟なので食物アレルギーを引き起こしやすいです。消化器官の働きが大人と同じくらいになるのは3歳前後と言われています。そのため、初めてそばを食べさせるのは3歳になってからがいいかもしれませんね。
とは言っても、1歳半からそばを与えても特に問題なく食べることができたという子もいるので、そばを食べられる年齢には個人差があるようです。
授乳中のママはそばを食べてもいいの?
ママやパパ、親族に深刻なアレルギーがある場合は避けた方が無難ですが、そうでなければ母乳を介して赤ちゃんにアレルギー症状が出る可能性は少ないので、授乳中でもママがそばを食べることに問題はないでしょう。
ママが食べたもののうち母乳になるのは0.5~1.5%と言われており、全てが母乳として出るわけではありません。そのため、そばを食べすぎたり、毎日食べるようなことをしなければそれほど神経質になる必要はないかと思います。
もし気になるようであれば、お医者さんに相談したり、アレルギーテストを受けることをオススメします。
子どもにそばを食べさせる時の注意点は?

初めての食べ物は「少量から」が鉄則!
離乳食完了期の子どもだけでなく、幼児食になっている2歳〜3歳頃の子にも、そばを初めて食べさせる時は、表示通りにゆでたそばを子どもが食べやすい長さ(そば1本を1口サイズ)に切り分けて食べさせます。
食べさせた後はアレルギー反応を起こさないか様子を見ます。そばアレルギーは数分から数時間で症状が出るので、その日はそば1口くらいにしておき、他の食事を与えましょう。
食べさせ方だけでなく、初めてそばを与える日時も気にしておくといいですよ。万が一のことを考え、医療機関が受診できる平日の昼間に食べさせることをオススメします。
異変がないか子どもをしっかり観察する
早ければ食べてから10分程度で湿疹が出てきたり、ピリピリと口の中が痛むなど、体に異変が起こります。そばを食べさせた時は子どもの様子をしっかり観察することが重要です。
また、食事中になにもなくても、食べてから1時間経ってから急に症状が現れることもあるので、食後2時間は様子を見てあげてください。
初めてそばを食べさせたその日に、体調になにも異常がなければ、次の日から少しずつそばの量を増やし食べさせてあげるのもいいですよ。
そばは他のアレルギーとは違い、重度のアレルギー反応が出やすい食材なので、焦らずじっくり慎重に与えるようにしましょう。
先輩ママの初そば体験エピソード
【大丈夫だった!】
「子どもと蕎麦屋さんに出かけてうどんを食べさせてみたら大丈夫だったので、それから蕎麦デビュー。(デビュー3歳ママ)」
「子どもとパパが2人で出掛けた時にそばを食べて帰ってきてビックリ。けど大丈夫だった!(デビュー2歳ママ)」
【大変だった…】
「そばを初めて食べさせた時、吐いて、全身蕁麻疹が出ました。2回目は死の危険もあるから気をつけてとお医者さんに言われました。(デビュー3歳ママ)」
当たり前ですが、そばを食べて問題ない子もいればアレルギー症状が出てしまう子もいます。アレルギーが出てしまった時の対処法についても考えたいですね。