産後には食べたいものを満喫!妊娠中は置きかえテクニックで我慢して
妊娠中の多くのママは、赤ちゃんへの影響を考えてよくないといわれる食べ物を我慢しているかもしれませんね。しかし、それでもときには大好物を無性に食べたくなることもあるでしょう。そのときは、産後のことを考えるのも方法ですよ。ここでは、妊娠中に食べたいものを我慢するコツや置きかえテクニックをご紹介します。
妊婦さんが産後に食べたいものとは?
お寿司やお刺身などの生魚
お寿司が大好きなママも多いと思います。「美味しいお寿司を食べているときが一番幸せ」なんてママも多いのではないでしょうか。また「食べてはだめ」と思えば思うほど、食べたくなってしまうものですよね。
しかし、食中毒になったら困るのはもちろんのこと、そのお魚が食べたかもしれない有害なものを生で口にするのはこわいので、万が一のことを考えてやめるママも多いことでしょう。
母親世代は「少しくらいなら平気よ」と言ってくれるかもしれませんが、産後、気兼ねなく美味しいお寿司やお刺身を食べたほうが、幸せな気持ちになれそうですよね。
チョコやケーキなど糖分が高く甘いもの
妊娠中に甘いものが欲しくなるのには理由があります。それは女性ホルモンの増加によって味覚が変わるため、普段は甘いものを好まない人でも甘いものが食べたくなるようですよ。
また妊娠中期~後期になると、赤ちゃんの成長とともにブドウ糖が赤ちゃんに運ばれる分、ママはブドウ糖の不足を感じるようになり、甘いものが欲しくなるということもあるようです。
甘いものをどうしても食べたくなった場合には、おやつは1日200kcalという目安を気にしながら食べるママも多いと思いますが、産後には気にせず食べられる瞬間が待っていますよ。
カフェインやアルコールを含む飲み物
寒い季節や、ほっと一息つきたいときなどに温かいコーヒーや紅茶を飲みたくなるママもいると思います。また、1日の終わりにビールを飲むことが一番のリフレッシュというママもいるのではないでしょうか。
しかし、カフェインやアルコールは、何よりお腹の中の赤ちゃんに影響を与える場合もあるといわれているので、ここはひとつ我慢のしどころです。
コーヒーや紅茶はカフェインレスのタイプも売られていますし、お酒もノンアルコール飲料が充実してきています。出産という大仕事をなし終えたあとの、美味しい一口目まで待つというのもよいかもしれませんね。
食べたいものを産後まで我慢する方法
「赤ちゃんのため」と思って頑張る
そこは、シンプルに「赤ちゃんのため」と思って頑張ってみてはいかがでしょうか。ママによってはエコー写真を持ち歩いて、我慢していたものをどうしても食べたくなったときに、その写真を見るそうです。「今、ここで自分が食べたら赤ちゃんが苦しむ」「もし、赤ちゃんに悪い影響があって生まれてきたら、どんなに後悔するだろう」と言い聞かせて、耐えるようですよ。
万が一、ママが口にしたものがきっかけで赤ちゃんに影響したとしたら、悲しいですよね。「一人の命にかかわるのだから」と自分に言い聞かせて、頑張ってみてはいかがでしょうか。
産後の自分へのご褒美を想定しておく
例えば「出産したら、大好きな焼肉を家族で食べに行く!」「大好きなケーキを食べる!」など、妊娠中にできなかったことをご褒美として想定しておくのです。出産後に食べるご褒美ケーキはちょっと奮発して、高級なお店のケーキを買ってみるのもよいかもしれません。それだけでもモチベーションが上がりますよね。
または「ママの欲しいものを買ってもらう」「ママの大好物を手料理で作ってもらう」ことをパパにおねだりするママもいるようですよ。
家族にも協力してもらって、とっておきのご褒美を用意してみませんか。
食べたいものに出会う場面を避ける
そういうママは、食べたくなってしまいそうなものを目に触れないように工夫するとよいでしょう。例えば家にお菓子などの買い置きをしない、好きなお店の前を通らないことを徹底してみませんか。
また外食に行くと、周りの人たちが自分の大好物を美味しそうに食べてたり、飲んだりしている場面を目にすることもあるでしょう。せっかく我慢しているのに、食べたくなってしまう気持ちになるのは避けたいですよね。ですから自分の好きなものが置いてあるお店に行くのは、少しの間だけ我慢してみましょう。
特に自分の意志が弱いと思うママは、食べたいものに遭遇するのを避ける工夫をすることをおすすめしますよ。