幼児まで長く使えるベビーラップ!色々な使い方や注意点を知ろう
子育てに欠かせないアイテムの一つである抱っこ紐。デザインや機能性など種類によって異なるので、どれを選べばよいのか迷ってしまうこともありますよね。最近注目されているベビーラップを検討してみてはいかがでしょうか。ここでは、ベビーラップの使い方や注意点についてご紹介します。
ベビーラップの特徴とスリングとの違いとは
抱っこやおんぶのために使う1枚の長い布
日本では肩と腰がベルト状になっているベビーキャリア型の抱っこ紐が主流ですが、ベビーラップは主に欧米で多くのママが使用しています。最近は日本でも注目され始めているので、実際に使用している方を目にしたことがあるママもいるのではないでしょうか。
ベビーラップは1枚の長い布でできていて、ベビーキャリア型の抱っこ紐のように金具や留め具はついていません。ベビーキャリア型の抱っこ紐は長時間の使用でも赤ちゃんの体に負担がかかりにくい半面、金具や留め具が体に当たるので、ママの体に負担がかかることもありますよね。ベビーラップは正しい使い方をすれば、肩や腰への負担が減りますよ。
赤ちゃんと密着できてママの負担が少ない
抱っこは赤ちゃんとのスキンシップの一つです。可愛い赤ちゃんと密着すると、ママ自身も幸せな気持ちになったりストレスが解消したりすることがありますよね。しかし、どんなに可愛い赤ちゃんでも長時間抱っこしていると、ママの体は疲れてしまいます。
ベビーラップを使用すれば、赤ちゃんを長時間抱っこしていてもママの体に負担がかかりにくいです。ぴったりとくっつくことができるので、使用すると赤ちゃんの寝つきがよくなったという意見もありました。
布を肩にたすきがけするスリングとは別物
ベビーラップよりは使いやすいですが、巻きやすい方の肩ばかりを使っていると、肩こりや痛みを引き起こす可能性があります。
スリングは、一般的に大きく種別するとリングスリングとパウチスリングの2種類があります。前者は幅が広い布の端についているリングの中に通して、サイズ調節ができます。後者は金具などがついておらず袋状に縫われていて、サイズ調節ができません。誤った使用方法だと、赤ちゃんが落下する恐れがあるので注意が必要です。
幼児にもその後もベビーラップを長く使おう
新生児から幼児期まで抱っこ紐として大活躍
ベビーラップは、新生児から幼児までの子どもを対象としていますよ。商品によって3歳までなどと対象年齢が決められているので、確認してくださいね。ベビーラップの巻き方は10通り以上あるので、赤ちゃんの成長に合わせて様々な抱き方ができるそうですよ。
また1枚の布で、赤ちゃんの体重を支えられるのかどうか気になるママもいるかと思います。商品によっては、耐重実験で300kgまで耐えた商品もありますので安心してくださいね。
抱っこを卒業したらハンモックやブランコに
ベビーラップは耐久性に優れています。布の両端を柱に結びつけると、ハンモックとして使用ができます。また結び方を変えると、ブランコとして使用することもできるでしょう。子ども部屋や庭、屋上など使用する場所も好きなように決められます。
アイディア次第で様々な遊び方ができるので、試してみてはいかがでしょうか。ただし、商品によってはできない生地もあるので、使用前の確認を忘れずに行ってくださいね。
生地をリメイクして小物を作ることもできる
赤ちゃんとの思い出が詰まったベビーラップを使って、小物作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。実際に携帯用ティッシュケースやポーチ、小物入れなどを作ることができますよ。なかには子ども用の帽子にリメイクしたママもいます。
オシャレなデザインであれば、テーブルクロスとしてリメイクすることもできますよ。テーブルクロスだと、ミシンがなくても簡単に作ることができるので、裁縫が苦手なママにもおすすめです。
幼児も使えるベビーラップの選び方と注意点
伸びない素材のものなら幼児にも使用可能
ベビーラップは、布の収縮性があるかどうかで2種類に分けられます。収縮性のあるものは生地を編んで作っていて、ママの体に合わせて巻きつけてから赤ちゃんを抱き入れます。収縮性のないものは生地を織って作っていて、着物のように巻きつけて使用します。
幼児に使用する場合は、収縮性がなく生地が伸びないタイプを選ぶとよいでしょう。収縮性のきいたものだと、幼児の体重が原因で布が伸びてベビーラップから落ちてしまう恐れがあるので注意が必要ですよ。