入園前のトイレトレーニング完了を応援！親子で笑顔になれるトイトレ表

2020,2,20 更新

「お花畑のトイトレ表」の作り方

こちらは、親子で一緒に作ることができるトイトレ表です。子どももトイトレ制作に参加して自分で作ると、やる気もアップしますよ。

【用意する物】

・大きめの紙（模造紙、カレンダーやチラシの裏など）
・飾りつけ用の折り紙
・クレヨンまたはクレパス
・両面テープやのり
・はさみ　など

【作り方】
①親子で野原をイメージしながら、紙にクレヨンなどで線をたくさん引きます

②紙全体に線を引いたら完成です

次に、ご褒美シールの代わりになるお花を作ります。

【お花の作り方】
①折り紙を三角に折ります

②さらに2回三角に折ります

③下の写真のように、はさみで花びらの形にカットします

④開いたら、お花の完成です

折り方や切り方を変えると、いろいろな形のお花が作れますよ。

息子は、トイレに行くたびに糊で貼るのを楽しみにしていましたが、あらかじめ裏面に両面テープを貼りつけたものを用意しておくと、時間がないときに便利ですよ。

たくさん貼って、綺麗なお花畑を完成させてくださいね。

トイトレのコツはママも楽しむこと

我が家のトイトレ失敗談

我が家でトイトレを開始したのは、息子が1歳半になったばかりのころでした。のんびりペースで成長していた息子もようやくひとり歩きができるようになり、トイレにも興味を示すようになったのでこのタイミングで開始しました。

しかし、我が家のトイトレには大きな問題が二つありました。一つ目は、おしっこの間隔が空かないということです。トイレで補助便座に座っておしっこをすることは、すぐにできるようになったのですが、間隔が空かないのでおむつからトレーニングパンツに変えるという次のステップに進むことがなかなかできませんでした。

二つ目は、間取りの問題です。築数十年の昔ながらの造りの我が家は、トイレに行くまでの廊下が暗くて寒く、冬の時期のトイトレは断念せざるを得ませんでした。

こうして1歳半の8月に緩めにスタートした初回のトイトレは間もなく冬を迎え、わずか3カ月で中断することとなりました。今思えば、子どもの生まれ月や成長具合、住宅事情もふまえてもう少しトイトレ開始時期を考慮すればよかったなと感じます。

ママの焦りは子どもに伝わる

冬の間いったん休憩していたトイトレを再開したのは、息子が2歳3カ月ごろのことでした。そのころになっても、息子のおしっこの間隔は2時間以上空くことはなかったのですが、早生まれの息子は、3歳になって間もなく幼稚園の入園式を迎えることになるので、当時の私はまた冬を迎える前になんとか完了したいと少し焦っていました。

トイトレを再開してすぐ、私が焦れば焦るほど息子のおしっこの間隔が短くなっていることに気づきました。子どもに私の焦る気持ちが伝わり、ストレスになっていたのだと思います。

スムーズに進まないと焦ったり悩んだりしてしまいがちですが、子どもがトイレに行くことをストレスと感じないよう、ママもできるだけ楽しみながらトレーニングを進めていけるとよいですね。

入園前に完了できなかった場合の対処法

トイトレ表を活用することで、息子はトイレに行く回数が増えました。その後も息子のペースに合わせて親子で楽しみながらトイトレを続けていたのですが、失敗も多くトレーニングを完了できないまま入園式の日を迎えました。

しかし入園前の面談で相談した際に、幼稚園の先生から「トイトレ完了の時期には個人差があるので、無理に入園までの完了を目指すことはないですよ」というお話をいただいていたので、焦ることも悩むこともなく幼稚園生活をスタートさせることができました。

入園後は担任の先生と密に連絡をとり、協力し合いながらトレーニングを継続したところ、お友だちの影響もあってか、まもなく息子はトイトレを無事に完了することができましたよ。

入園前のトイトレ完了を目指すよう話される園もあるようですが、入園前の完了が難しいと不安に感じるようなときには、事前に先生に相談してみるとよいかもしれませんね。

まとめ

トイトレが思うように進まないと、笑顔でいることが難しくなることもありますね。そのようなときには、今回ご紹介したようなトイレに行くことが楽しくなるようなトイトレ表を作ってみてください。

私は息子のトイトレの経験から、焦って完了を目指すよりも、楽しくトイレに行くことを優先させるほうが結果的にトレーニング完了までの期間は短くなるということを学びました。

子どもはママの笑顔が大好きです。失敗したときには温かく見守り、成功したときには笑顔でたくさん褒めてあげてくださいね。