ペーパー芯で楽しむ知育工作!0~6歳向けおもちゃ&収納グッズ
第3回:線路を走る!電車&飛ぶロケット【4~6歳向け】
「科学する心や目を育てる」とも言われるように、幼児期の子どもたちが「なぜ?どうして?」「すごい!不思議だね。」と感じられる体験をより多く積むことは、人間としての土台を築く上で重要だとされています。
とくに4歳を過ぎると、自分以外の周囲の状況を観察して「これは、どうしてこうなってるの?」など知的好奇心や探求心が高まっていくので、「自分で作る・実際に試す」の一連の過程が楽しみながら経験できる仕掛け工作づくりは知育にもなって、おすすめです。
またロケットの方は、短くカットしたトイレットペーパーの芯の断面を片方だけ、太鼓の膜を張るように塞いでロケットにします。そして、膜面にビニール袋にためた空気を一気に噴射することで、ロケットを飛ばすおもちゃです。
ビニールに溜める空気量や噴射スピード、ロケットの筒の長さによっても飛距離が変わるそうなので、どうしたらより遠くへ飛ばせるか親子で研究してみるのも楽しいかもしれませんね。
詳しい作り方は、以下の記事で紹介しています。
第4回:遊び方色々!絵合わせ玩具【2~3歳向け】
色画用紙や折り紙で、子どもが好きな果物や動物、キャラクターなどのモチーフを作り、2等分して短くカットしたペーパー芯に貼り付けて、絵合わせパズルを楽しむおもちゃです。
2~3歳向けのポイントは土台のついた芯棒がある点。芯棒に絵合わせのピースを通しながら遊べるので、積み上げたピースが途中で倒れて「できな~い!」と子どもがイライラせずに集中して楽しめますよ。土台の芯棒はラップの芯&段ボールで作成しています。
太めの紐をプラスすれば、「紐通し」として遊ぶことができますし、上の画像のようにペーパー芯のピースを「ブロック」に見立てて、たくさん積み上げてお城やタワーを作って遊ぶこともできます。
ブロックにする場合はペーパー芯のピースの上端と下端にそれぞれ3カ所ずつ1cmほどの切り込みを入れると、ピース同士がカチッとはまり、積み上げたものが途中で倒れないので、2~3歳の子でも楽しく遊べますよ。
遊び方はそのほかにも。気になる方は記事をチェックしてみてくださいね。
まとめ
廃材を使った工作は材料が入手しやすくお財布に優しいのはもちろん、いつもはゴミに出してしまっているものに新たな命を吹き込んで親子で創作を楽しむことで、子どもが資源を大切にする心や「これ、何かに使えるかも!」という発見や創意工夫の芽につながってくれたら嬉しいですよね。
どれも簡単に作れる物ばかりなので、親子でのびのび創作&遊びを楽しんでみてくださいね。