自主性を育てる5~6歳の片づけ術!就学前に身につけたい片づけの習慣
子どもが5歳になると、そろそろ就学に向けて様々な習慣を整えたいと考えるママも多いですよね。小学校が始まると、教科書やノート、筆箱などの学用品も増えてきます。さらに校内では自分で所持品を管理しなければなりません。そこで今回は、5~6歳向けの就学前に身につけたい片づけの方法についてご紹介します。
持ち物を自己管理する習慣を身につける
一緒に使うものはグルーピングして収納
小学校低学年ぐらいまではママの目が届くリビングで勉強するのもよいですね。宿題で分からないことがあれば家事をしながら教えられますし、宿題をしていると思ったら部屋で遊んでいたという事態を避けられます。そのためにもリビングの一角に勉強道具をまとめて収納する場所を作りましょう。
工作やお絵かきをして遊ぶことが多いのであれば、ペンと画用紙、はさみ、のりなどをグルーピングして箱やケースに入れておくと「はさみとのりはどこ?」と探さずに済みます。
所有している衣類の量を見直す
ママが可愛いと思って買った服でも、子どもが着たがらずクローゼットの肥やしになっているケースもあります。
着られるけれど子どもが着たくない服、サイズアウトした服、傷んだ服など思いきって処分してみてください。状態がよいものはリサイクルショップでお小遣いにするのもよいですね。
服の数は、週に5日、保育園や幼稚園へ着ていくのに必要な枚数と週末向けの服を概算して考えましょう。下着の枚数は、洗濯機を回す頻度を参考にして計算し、必要以上に買わないことも大切です。
物が散らからないようルールを決める
この場合、帰宅して子どもが脱いだものを1カ所にまとめられるよう、カゴを一つ置くのがおすすめです。帰宅して脱いだものはそのカゴに入れるというように、子どもとルールを決めておくと部屋が散らかるのを防げますよ。
子どもが2人以上いる場合は、カゴの色を変えて使い分けるのがよいでしょう。各自のカゴを決めておけば取り違えることもありません。
床の上をすっきりと保つと、ママとしては掃除がしやすくなりますね。
自分で身支度ができる環境を整える
着替えは子どもが出しやすいよう配慮
引き出しのついた洋服ダンスだと、子どもが引き出しを開けてパッと見たときに目的の服が探しづらく、探しているうちに引き出しの中がぐちゃぐちゃになるケースも多々あります。
吊るし収納であれば、衣類にしわがつきにくいですし子どもも服が選びやすいでしょう。クローゼットの中に、子どもの背の高さに合わせて突っ張り棒を設置すると、子どもが一人で服を管理できるようになります。
クローゼットがない場合は、自作してもよいですね。同じ高さのカラーボックスを二つ用意し、少し離して置いたら上に天板を乗せます。カラーボックスの間にできた空間部分にパイプを設置すれば、衣類が吊るせますよ。
就学後の学用品置き場について考える
たとえばリビングで宿題をするのであれば、リビングの一角にランドセル置き場を作るのがよいですね。お弁当箱やお知らせプリントを出してもらうために、一度ランドセルの中身を空っぽにするためのカゴを隣に置くのも名案です。「お弁当箱とプリント出して」と子どもに尋ねる必要がなくなります。
我が家の場合、リビングと娘の部屋をつなぐ廊下にある本棚の側面にフックを取りつけて、フランス版ランドセルをぶら下げています。
就学前から学用品置き場について決めておくと、小学校生活もスムーズなスタートがきれますよ。
まとめ
子どもの自立性を育めるような整理収納について考えてみてくださいね。今のうちから自分の所有品を管理する習慣を身につけておけば、小学校へ入学してからもきちんと自己管理ができるようになりますよ。
新生活が始まる前に準備しておきたいですね。