子どもの乾燥は肌トラブルのもと!環境の見直しと保湿ケアで肌を守る
タイプで違う保湿剤の種類と効果的な使い方
・ワセリン
固くベタベタとしています。そのまま塗ると肌がベタつくので、ワセリンを塗る時はまず手の平で温めて柔らかくしてから、肌全体に薄く伸ばして、ベタつきを抑えながら塗ります。
・クリーム
手の平に適量を取り、手全体に薄く伸ばしてから、体全体に塗ります。肌にクリームを押し込むように軽く押さえ、乾燥が気になる部分には重ね付けしましょう。
・ローション
使い方はクリームと同じですが、ローションは量が多いとベタベタとします。量が少ないと保湿効果が充分には発揮されませんので、子どもの肌がベタベタしない程度に少しずつ塗っていきます。
肌の状態にあった保湿剤を選ぶ
1.乾燥を防いで敏感肌にも使える
薬が皮膚を覆って水分の蒸発を抑えることで皮膚を乾燥から防ぐ保湿剤。代表的なものに「プロペト」「白色ワセリン」「サンホワイト」があります。皮膚に水分を与えるものではなく、皮膚の水分を逃がさないようにするものです。
2.カサカサの肌に潤いを与える
皮膚に潤いを与えながら水分の蒸発を防ぎます。保湿剤そのものに水分が多く含まれており、塗った直後から保湿されます。代表的なものに「ヒルドイド」「HPクリーム」があります。ワセリンなどで十分に保湿できないほどの乾燥肌は、肌に潤いを与えるこのタイプが最適です。
まとめ
そのためにも、日常の生活を見直し、入浴の仕方や、部屋の湿度にも気を使ってあげたいですね。肌トラブルがひどい場合は、きちんと皮膚科を受診して、その子に合った適切な保湿剤をもらうのがいいでしょう。
乾燥肌を防ぐには毎日の保湿ケアが大切です。こまめにスキンケアをしてあげるのは大変かもしれませんが、子どもの肌を守るために、潤いのある肌に導いてあげてください。