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小学校受験をするなら絵も上手になろう!親子で楽しむお絵描きのコツ

小学校受験をするなら絵も上手になろう!親子で楽しむお絵描きのコツ

小学校受験では、絵の問題が出ることも多いものです。子どもが絵を描くことが苦手な場合は、どんな絵を描く問題が出るのか、絵画教室に通ったほうがよいかなど悩みが増えてしまいますよね。小学校受験で出題されやすい絵のテーマや絵画教室に通うときのポイント、親子でお絵描きの練習をするコツをお伝えします。

小学校受験の絵画問題について知ろう

子どもの描く「絵」で何を評価しているのか

小学校の受験では「1枚の紙に絵を描く問題」が出ることが多いです。1枚の絵から、いったい子どもの何を評価しているのでしょうか。

子どもが描いた絵に登場する人物や物からは「知的な発達」の評価ができるといわれています。幼いころからよく会話をしたり絵本に親しんだりしている子どもは、テーマに合った知識を引き出して絵に表すことができるかもしれませんよ。

絵を塗った色は子どもの「心情」の評価につながるでしょう。クレヨンなどの色使いは、子どもが今どのような気持ちでいるのかということを読み取ることができますよ。

また小学校受験の面接などでは、自分の描いた絵を説明する場面があるかもしれません。これは絵の説明を通して、言語の発達や表現力を評価することができるからです。

小学校受験で出題されやすい課題を知ろう

普段からお絵描きが好きという子どもでも、いざ試験になると緊張してしまい、いつも描いているような絵が描けない場合もあるでしょう。小学校受験で出題されやすい課題を知って、普段から練習しておくと本番で緊張が和らぐかもしれません。

小学校受験でとくに出題されやすい課題は、自分の好きな人や動物、身の回りの物などの絵です。例えば、幼稚園や保育園でいつも一緒に遊んでいる友達の絵を描くという問題が出題されたこともあります。

受験では「夏休みなどの思い出」などのテーマも出題されやすいものです。子どもの思い出にはパパやママ、おじいちゃんやおばあちゃんなどが登場することもあるでしょう。動物や物だけでなく人の絵も描けるようにしておきましょう。

絵画教室に通う場合の選び方や開始の時期

子どもの中には、体を動かすことが好きで長時間椅子に座ることができない、クレヨンを握ることに抵抗を感じるという子もいるでしょう。絵を描くことが苦手な子は、絵を描く楽しさを知るために絵画教室に通うのもよいですね。

絵画教室ではプロの先生が年齢や性格に合った指導で、絵の描き方を教えてくれるでしょう。年齢が同じくらいの子がいれば、一緒に学べるので喜ぶかもしれません。

絵画教室を選ぶときは年齢の制限を確認しておきましょう。受講料は教室によって差があるので、ほかの教室と金額を比較してみるとわかりやすいですよ。兄弟割引などがある場合もあります。

絵を習い始める時期は送迎などがストレスにならないように、時間に余裕のあるときがおすすめです。

受験を視野に入れた自宅でのお絵描きのコツ

クレヨンを使っていろいろな絵を描いてみる

絵画教室へ通わなくても、小学校受験の絵の練習は自宅ですることもできますよ。練習する方法をお伝えしますので参考にしてくださいね。

まずはクレヨンを使っていろいろな絵を描いてみましょう。クレヨンは強く力を入れて描くと絵がつぶれたり先が折れたりしてしまうので気をつけてくださいね。

クレヨンの色数は多いほうが楽しい絵が描けると思うかもしれませんが、慣れるまでは色選びに迷うので12色くらいで描くようにしましょう。

クレヨンに慣れたらクーピーも使ってみるとよいですよ。小学校受験ではクレヨンより細いクーピーが使われることもあるので、両方で絵を描く練習をしておくと安心です。クレヨンやクーピーを正しく持って描きましょう。

テーマと時間を決めてお絵描きに挑戦!

自宅でお絵描きをするときは、好きなものを時間を気にせず描くことができます。しかし小学校受験では、絵のテーマが決められていたり時間に制限がかかっていたりします。

そのため自宅で絵を描くときは、受験と同じようにテーマと時間を決めてからお絵描きに挑戦してみてくださいね。

限られた時間の中で決められたテーマに沿って絵を描くというのは難しいかもしれませんが、繰り返し練習をしていると少しずつイメージしたものが描けるようになっていきます。

子どもが絵を描いているときは、言いたいことがあっても黙っている方がよいですよ。個性をなくしてしまうと子どもらしい絵が描けなくなるので、お絵描きをしている間は見守るように心掛けましょう。

小さなころから絵を描く基本を練習しておく

小さなころに絵を描いていない子が、小学校受験が近づいたタイミングで「絵を描こう」と思っても急にうまい絵を描くことはできないものです。そのため、小学校受験をするかどうかわからないという子どもでも、小さなころから絵の基本を練習しておくとよいですよ。

小さなころから絵の描き方を学べる本も販売されています。本には動物や身の回りの物を絵に描くポイントなども載っているので参考にしてもよいでしょう。

バランスのよい動物を描くときは、丸い形の顔を描いて最後に耳をつけ足すと簡単です。胴体や足、しっぽをつけ足すと簡単にライオンや猫などの動物ができ上りますよ。

はじめはお手本の真似をするばかりかもしれませんが、練習しているうちに応用ができるようになるでしょう。

親子で楽しみながら絵を描いてみよう

いろいろな画材を自由に使ってみよう

絵を描く画材には、いろいろな素材の紙や道具などがあります。絵画教室では学習の内容に合った画材を先生が準備します。家庭でお絵描きの練習をするときは、家にある紙や道具を工夫して使いましょう。

同じ画用紙ばかりに絵を描いていると、絵を描くことに飽きてしまう子もいるでしょう。絵の練習を楽しく続けるためにも、白い紙だけでなく色画用紙や段ボールなどいろいろな素材を使ってもよいでしょう。

また画用紙の大きさを変えて練習するのもおすすめです。大きな画用紙なら思いっきり絵が描けるので想像力が膨らみます。

絵の具を使う場合は「二つの色を混ぜると違う色に変化する」ということも学ぶことができます。いろいろな画材を使うと新しい発見があるかもしれませんよ。
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