乳児期の手作りおもちゃを作ろう!成長に合わせた作り方とポイント
手作りのものはあたたかさを感じられることに加え、好きなようにアレンジが楽しめるのでよいですよね。赤ちゃんが遊ぶおもちゃは、身近なものを使って簡単に作ることができます。この記事では、おもちゃを手作りするときのポイントや注意点、月齢別の赤ちゃんに合ったおもちゃの作り方を紹介します。
乳児期のおもちゃを手作りするときの心得
簡単!手作りおもちゃの作り方ポイント
おもちゃをカラフルな色に仕上げることも、赤ちゃんが興味を示してくれるポイントです。はっきりとした明るく鮮やかな色は赤ちゃんが好むだけでなく、脳の発達に効果的といわれています。赤、青、黄色などを組み合わせて、かわいい配色のおもちゃを作ると喜んでくれるでしょう。
音が鳴るおもちゃにすることもポイントの一つです。赤ちゃんの耳は生まれる前からママの心臓の音や話し声などを聞いています。はっきりとした音が鳴るおもちゃなら、音の振動を感じて赤ちゃんが反応してくれたり、音の鳴るほうへ向いて笑ってくれたりするでしょう。赤ちゃんとコミュニケーションがとれるので楽しいですね。
ペットボトルやプリンの小さな容器などは、アイデア次第でいろいろなおもちゃに変身させることができます。身近な材料で手軽に作ることができるのも手作りの魅力ですね。
おもちゃを手作りする注意点とは?
ねんね期の赤ちゃんなら、ママの都合に合わせていつでも作ることができるかもしれませんが、ハイハイやあんよ期になると、気づかないうちにはさみを持っていたり、部品を口に入れてしまうことがあるので、なるべく寝ている間や手の届かない机の上で作業するようにしましょう。
素材は赤ちゃんが舐めてもよいもので、喉に詰まる心配がない大きさのものを選んでください。噛んで壊れないように、しっかりと固定させてくださいね。衛生面を考えて洗える素材を使うようにしましょう。赤ちゃんが舐めてよだれでベトベトになっても清潔で安心ですね。
切り口が鋭くとがっている場合は、丸く削ったりビニールテープで覆うように心がけましょう。子どもは、大人が想像もしないことを思いつくものです。少しでも、危険性を感じる作り方はやめたほうが無難です。赤ちゃんに喜んでもらうために作るおもちゃなので、安全面に気をつけて作りましょう。
ねんね期・おすわり期の手作りおもちゃ
ねんね期(0~4カ月)に楽しいガラガラ
小さめのペットボトルに砂やビーズを入れれば、簡単にガラガラを作ることができます。ねんね期の赤ちゃんはてのひらも小さいので、ヤクルトの空容器やペットボトルの蓋に音の鳴るものを入れてつなぎ合わせてもよいですね。蓋は小さいので、飲み込まないような長さになるよう棒状に何個かつなぎ合わせてくださいね。
砂やビーズが小さく誤飲が心配な場合は、大豆やマカロニなど食品を使うのも方法です。いろいろなものを入れて、赤ちゃんがどの音に反応するか試してみるのもよいですね。
おすわり期(5~8カ月)は無限ティッシュ
そのため繰り返し遊びが大好きなおすわり期に作りたいのが、無限ティッシュのおもちゃです。作り方は簡単です。まず、ティッシュペーパーの空き箱とハンカチや布を用意します。材料が揃ったら、布が大きい場合はティッシュペーパーの大きさにカットし、箱に詰めていくだけです。
手作りの無限ティッシュはつながって出てこないので、赤ちゃんが手を入れて取り出しやすい大きさに箱の口を開けておくとよいでしょう。
おすわり期(5~8カ月)はポンポン落とし
まず、次の物を準備します。
・蓋ができる箱やプラスティック容器
・筒状のもの(ラップの芯やトイレットペーパーの芯)
・ポンポン(100均で手に入ることもある)
・飾り用の折り紙やマーカー
・テープとカッター
作り方は、蓋ができる透明の箱やプラスティック容器の蓋部分に、筒がぴったり入る大きさの穴をあけ、筒を通します。筒をテープで貼りつけると安定します。カラフルに飾りつけすると完成、ポンポンを筒から落として遊びましよう。