赤ちゃんに適した冬から春の服は?選び方と季節の変わり目の注意点
冬から春の季節の変わり目の注意点
服を選ぶ目安に!室内に温湿度計を設置して
体感温度には、空気の湿度が大きく関わっています。湿度が低いと、体の熱が外に逃げて涼しく感じます。また湿度が高いと、体の熱が外に逃げにくいので暑く感じるようです。
春は日中の紫外線が強く、室内にいても窓から陽が差し込んで室内温度が上がる日もあれば、曇ったり風が強かったりして肌寒く感じる日もありますよね。また、夜になると急に温度が下がり肌寒く感じるときもあるでしょう。温湿度計をこまめにチェックして、快適に過ごせる服装を選んでくださいね。
汗をかいていたら着替えをこまめに
体温が上がると汗をかきますが、背中や髪の毛が汗びっしょりになっているのをそのまま放置すると、汗が蒸発する際に肌の熱を奪ってしまいます。このときに体が芯から冷え、風邪を引く可能性も考えられますよね。また、汗はあせもや湿疹など、肌荒れの原因にもなります。
チャイルドシートや抱っこ紐など、ずっと密着する部分があると汗が溜まりやすいですし、寝ている間も汗をかきます。こまめに赤ちゃんの背中に手を入れて、肌着が濡れていないかチェックしましょう。汗をかいていたらこまめに着替えをさせて、清潔に保つことが大切です。
季節の変わり目は風邪に要注意!
春になると暖かくなって安心しがちですが、1日の気温差が激しく温度管理が難しいですね。室内と外との気温差もあり、体が冷えて風邪を引く赤ちゃんも多いようです。
また、乾燥して湿度が下がると、空気中にウィルスが蔓延しやすくなり風邪の菌に感染するリスクも高まります。風邪を予防するためには、湿度にも注意が必要です。夜から朝方にかけては肌寒い季節なので、毛布やタオルケットなどを重ねてかけて寝冷えしないようにも気を配りたいですね。
購入した服を上手に活用するコツ
少し大きめサイズだと長く着られる
購入した服をたくさん活用できるように、赤ちゃんの服は少し大きめサイズを選びましょう。少し大きめサイズだとゆとりがあるため、春になるにつれて体が成長しても着せることが可能ですよね。
肌着は大き目だとうまく汗を吸収できなかったり、首元が開き過ぎたりするのでピッタリサイズがよいですが、カバーオールやツーウェイオール、ベストなどは少し大きめでも問題ないですよ。足や手が隠れてしまう場合は、縫い上げするか裾や袖を折って活用しましょう。
オーバーオールは季節関係なく着られる
先ほどご紹介したように、赤ちゃんの成長は本当に早いので、季節関係なく着られる服があれば大活躍しますよね。オーバーオールなら、冬から春はもちろん、夏や秋にも着られるおすすめアイテムですよ。
ジーパン生地のものを選べば、下に合わせる服を変えるだけで1年を通して着られますね。
ベストやカーディガンで活躍の幅を広げよう
冬場に裏起毛などの厚めのものばかりを購入すると、エアコンが効いた室内や春の暖かい日には赤ちゃんが暑がる可能性があります。冬場に購入した服を春の暖かい日まで活用するために、冬場は薄めのものを重ね着してベストやカーディガンを合わせましょう。
ベストやカーディガンがあれば、1枚のTシャツでも羽織るものを変えると印象が違いますよね。ベストやカーディガンは赤ちゃんの体温調節ができるだけでなく、コーディネートの幅も広げることができます。購入した服の活躍の幅が広がると、ママも赤ちゃんの服選びがさらに楽しくなるのではないでしょうか。
まとめ
季節の変わり目の注意点を理解しておけば、赤ちゃんをあせもや風邪のトラブルからも守れるでしょう。赤ちゃんが過ごしやすい環境を整え、快適に穏やかに過ごせるとよいですね。