夫婦旅行で山形に行こう！子どもを預ける方法とおすすめの観光地

2019,11,28 更新

上杉家御用達の「東光の酒蔵」で酒蔵見学

子どもと旅行をすると遊園地やアスレチックなど、子どもが遊べる観光スポットに行くことが多いですよね。しかし、夫婦だけで旅行を楽しむときは、大人だけの利点を生かした観光数ポットに行ってみてはいかがでしょうか。

「東光の酒蔵」は、東北最大級の酒造資料館です。400年以上前に清酒「東光」を醸造する小嶋総本店が米沢に蔵をおこしてから現代まで、長い歴史を持った酒蔵ですよ。こちらの酒蔵は上杉家御用達で、江戸時代に米不足で禁酒令が出されたときも藩内で唯一酒造りを許された場所です。

館内に入ると明治時代にタイムスリップしたような趣が深い雰囲気に包まれて、併設の販売店では東光の試飲を楽しむこともできます。お酒好きのパパやママにはぴったりの場所ですね。

東光の酒蔵見学 | 東光

東光の酒蔵見学のご案内。「酒造資料館東光の酒蔵」は、東北一の広さといわれる土蔵に昔ながらの造り酒屋の様子や当時の道具を展示しています。

レトロな雰囲気を満喫できる「銀山温泉」

山形県の尾花沢市にある「銀山温泉」は、大正ロマンを感じる風情ある温泉街です。銀山温泉がある場所はスイカの名産地でもあり、花笠踊り発祥の地としても有名な場所です。

銀山温泉は山間部にあり独特のノスタルジックな雰囲気で、能登屋旅館はスタジオジブリの「千と千尋の神隠し」のモデルの一つになったのではないかともいわれています。物語に出てきそうな街並みや銀山川の流れなど、景観を楽しみながら散策するのも夫婦で楽しめそうですよ。

旅館に泊まってゆったりと温泉を楽しむのもよいですし、名旅館と同じ源泉から引かれている足湯を楽しむのもよいでしょう。足湯は朝6～夜10時まで無料で利用できるところも嬉しいですよね。

銀山温泉〜大正浪漫の郷愁を感じるノスタルジックな町並み〜

銀山温泉は、かつて江戸時代初期の大銀山として栄えた「延沢銀山」の名称に由来しています。大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層の旅館が銀山川の両岸に沿って軒を並べ独特な景観を味わうことができます。

名作映画やドラマの舞台「山居倉庫」

山形県の酒田市にある「山居倉庫」は、お米の質を下げないために雨風に当たらない構造、倉庫内の空調管理、お米の厳しい選別など、中央市場で日本一といわれる「山居米」を生み出した場所です。山居倉庫は明治時代に建てられており、12棟の木造倉庫が立ち並んでいる姿とケヤキ並木に風情を感じられるでしょう。

こちらは有名な映画やドラマなどの舞台になったことでも有名で、昔からの姿が現在でも残っています。NHKの連続ドラマ「おしん」や、アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した「おくりびと」の舞台として使われていたので、ドラマや映画を見てから行くと面白いかもしれませんね。

こちらはケヤキの木が36本も立ち並んでいるため、紅葉の季節には美しい景観を楽しむことができますよ。

山居倉庫 — 山形県ホームページ

『山居倉庫』は、米の揚げ下ろしで雨風に当たらない構造や、倉庫内の工夫を凝らした空調管理、入庫米の厳しい選別審査などで、中央市場でも日本一と評される「山居米」を生み出した。

まとめ

祖父母が子どもを預かってくれると、子どもが小さなときでも夫婦旅行を楽しめそうですよね。祖父母と子どもが、パパとママがいない間楽しい時間を過ごせるように日頃から祖父母と子どもが交流する機会をつくりましょう。

山形県は自然にふれる場所がたくさんあり、パパとママの心を癒やすパワースポットも人気です。山形県に行ったときは大人だからこそゆったり楽しめるスポットを巡って、夫婦でリフレッシュできるとよいですね。