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オキシ漬けに最適な時間とは?ママが気になる掃除のやり方や注意点

オキシ漬けに最適な時間とは?ママが気になる掃除のやり方や注意点

忙しいママでも効率よく手軽に掃除ができると最近話題の方法が「オキシ漬け」です。オキシ漬けは誰でも簡単にできますが、効果を最大限に引き出すにはポイントを押さえて行うことが大切です。この記事では、オキシ漬けに必要な準備やコツ、注意点などをご紹介していきます。

そもそもオキシ漬けとはどうやってするの?

オキシクリーンを使ってつけ置き洗いをする

「オキシ漬け」というのは、「オキシクリーン」というアメリカ生まれの漂白剤入り洗濯洗剤に、汚れたものをつけておいて汚れを落とすという掃除の方法のことです。

過炭酸ナトリウムが主成分であるオキシクリーンは、通販などで入手できます。酸素の力を使って汚れを分解するため、洗濯洗剤としてだけではなく、キッチンや浴室など色々な場所で活用でき、汚れを落とす力が高いのに素材にも体にも優しいと評判です。

基本的にはオキシクリーンを溶かした水に、汚れが気になるものをつけ置くだけなので、誰でも簡単にできます。つけ置き中は放っておけばよいので、忙しいママでも手間がかからず掃除ができると、多くのママが実践しているそうですよ。

ママ必見!オキシ漬けで汚れが落とせるもの

オキシ漬けでは、主に3種類の汚れが落とせるとされています。

■油汚れ
油を分解する成分と水に溶けやすくする成分が含まれているため、キッチンコンロ周辺の頑固な油汚れなどに効果を発揮します。

■雑菌によるぬめり汚れ
漂白剤でもあるオキシクリーンは除菌作用もあるので、雑菌による排水口などのぬめり汚れも落とせます。

■黄ばみや黒ずみなどが蓄積した汚れ
茶渋やタイルの黒ずみなど、汚れが蓄積して簡単には落とせないような状態でも、酸素が働きかけて汚れを分解し、こびりついた汚れを剥がし取っていきます。

このように、家の中、特に水回りのほとんどの汚れをカバーするため、気になる汚れを発見したらまずはオキシ漬けを試してみましょう。

天然素材のものはオキシ漬けに向かない

オキシクリーンを溶かした水は、弱アルカリ性です。そのため、アルカリに弱いものには使用できないので注意しましょう。

具体的には、次のものです。
・無垢材のフローリング
・シルク
・ウール
・麻
・革
・畳(イ草)
・アルミなどステンレス以外の金属

基本的に天然素材には向かないと考えて問題ないでしょう。ものによっては、オキシクリーン溶液がかかると、シミになったり変色したり、場合によっては穴が空いてしまうというケースもあります。

また、フッ素加工がされているシンクなどでは、コーティングが剥がれてしまう可能性もあるとされているので、掃除したい場所や物の素材をあらかじめしっかりと確認しておくことが大切です。

オキシ漬けのつけ込み時間や準備について

オキシ漬けは30分から6時間程度

オキシ漬けは、少し熱めのお湯にオキシクリーンを溶かしたものに、汚れを落としたいものをつけ込んで行います。分量は、お湯4Lに対して洗剤30g(大さじ2杯)が目安ですが、汚れがひどい場合にはやや濃いめになるよう調整するとよいでしょう。

オキシ漬けの時間は、30分から6時間程度を目安に行います。オキシ漬けは洗剤が水と反応する化学反応によって洗浄効果が発揮されるため、時間がないというときでも、最低15分はつけておきましょう。

ただし、長くつけ込めばよいというものでもなく、化学反応が終わればそれ以上の効果はありません。つけ込む時間が長いほど素材への負担も大きくなるので、様子を見ながら慎重に行ってください。

オキシ漬けを行う上でのポイント

オキシクリーンの洗浄力のポイントである酸素が効果的に作用するのは、40~60℃といわれています。温度計がない場合でも、熱湯と水を半量ずつ混ぜるとだいたい50~60℃の温度になります。

なお、オキシクリーンの粉末は水に少し溶けにくいため、あらかじめ少量のお湯で溶いてから全体に混ぜるのがコツです。特に浴槽でオキシ漬けをする場合には、お湯の量も多く粉のまま注ぎ入れると混ぜるのが大変なので、先に洗面器などで混ぜておくと作業が楽でしょう。

あわせて、しっかりと栓がされているかも忘れずに確認してください。せっかく時間を置いてオキシ漬けしたのに、栓が外れていて溶液が流れてなくなっていたら、すべてが無駄になってしまいます。

手袋必須!手荒れには十分注意する

オキシクリーンはアルカリ性の性質を持っています。アルカリ性だからこそ、油汚れをすっきり落とすことができるのですね。

しかし、頑固な油汚れさえも分解してしまうその威力は、ママの手の皮脂にも同じように作用します。つまり、オキシクリーンを素手で扱うと、肌の油分も一緒に分解されて手荒れを引き起こしてしまうため、十分に注意することが大切です。

そこで、オキシ漬けをする際には必ずゴム手袋を着用するようにしましょう。なお、オキシクリーンの洗浄効果はおよそ6時間とされていますが、すすぎの工程でも、念のためゴム手袋を着用した方が安心です。ちなみに、アルカリ成分は紫外線に反応して黄ばみの原因となるので、しっかりすすいで洗い流しましょう。

オキシ漬けが効果的な掃除場所とは

キッチン周りの油汚れや茶渋など

キッチン周りは、五徳の油汚れや鍋の焦げつき、茶渋、シンクのぬめり汚れなど、汚れが気になる部分が多いですね。これを一つ一つ綺麗にしようとしたら、時間がかかって仕方ありません。

そこで、気になるキッチンツールの汚れは、シンクを利用したオキシ漬けで一発解決させましょう。まず、シンクに栓をして大きな洗面器に見立て、お湯を溜めます。栓がなければ、水を入れて口を縛ったビニール袋を排水口にはめれば簡易の栓になりますよ。

あとはお湯の溜まったシンクにオキシクリーンを溶かし入れたら、汚れの気になるものをつけ込むだけです。お出かけ前につけ込めば、帰宅後に洗い流すだけなので時間の有効活用にもなりますし、シンク自体も綺麗になって一石二鳥ですね。
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