実親や義理親と同居している人の割合は？メリットやデメリットを紹介

2019,4,8 更新

大人同士のトラブルがあっても逃げ場がない

同じ屋根の下で生活している家族とはどんな時でも顔を会わせることになります。そして、人は誰でも気分の浮き沈みが出るのは自然なことであり、イライラして家族に対して八つ当たりをしてしまうことだってあるのです。

お互いに気をつかえる大人同士であっても、些細なことでトラブルが起きてしまう可能性も十分あります。もしも、トラブルの相手が同居した家族であったら…お互いの気持ちが落ち着くまではしばらくの間辛い思いを抱えることになるかもしれません。

相手が自分の両親であればトラブルがあっても気にしないといった考え方をとることができるかもしれませんが、相手が義理親だった場合だとそうはいきません。逃げ場がない状態が強いストレスの原因になることもあります。

育児や教育の価値観が合わず口出しされる

三世代で同居をするということは、子どもたちの生活の視野を広めることにもつながり、多くのメリットがあります。しかし、世代が異なる家族が多くなれば多くなるほどいろいろなものに対する考え方の違いも出てきますので納得のいかない結果につながることもあるかもしれません。

特に、育児や教育の価値観は考え方の違いが大きく出やすい分野です。パパママからすれば可愛い我が子、そして、両親からしてみても孫は宝と同じくらい大切な存在ですよね。

子どもの将来に関わることだからこそ、自分たちでしっかり伝えたいというパパママの思いと、子育ての経験者だからこそアドバイスをしたいという両親の思いがぶつかってしまい、口出しをされたと嫌悪感を抱くことがあるかもしれません。

まとめ

同居生活はデメリットの方が多いようなイメージが強いですが、工夫次第で得られるメリットもたくさんあります。両親が一緒に暮らしているということで小さな子どもがいても仕事復帰の幅が広がったり、家事の分担ができたりし、経済面でも余裕が出ます。

ただ、その反面気をつかったり、様々なことに対して口出しをされたりするなどといったことも多くなります。同居はせず、すぐ会える近所に居を構える、二世帯住宅の提案をするなどの方法もありますよ。

互いによい距離を保ち、子育ての先輩としてよい関係でいたいですね。