実親や義理親と同居している人の割合は?メリットやデメリットを紹介
義理親との同居生活と聞くと、大変、揉める心配が出てくるなどといったマイナスイメージが強いですよね。実際の同居生活はどのようなものなのか。同居をする場合に意識したい心構えやメリット、デメリットなどについてまとめてみました。同居を検討している方、ぜひ参考にしてくださいね。
実親や義理親との同居の割合や心得を紹介
実際に同居をしている人の割合は約13%
少し前までは、同居をすることが当たり前でしたが、最近では別世帯を構える家庭が多くなりました。親側の立場としても、子どもに迷惑をかけないようにしたいという思いがあるようで、敢えて同居を希望しないという考えも増えているようです。
また、子ども側についても、同居をしない分、徒歩で行けるような距離に自宅を持つようにするといった工夫をし、お互いにこまめに顔を出せるような体制を整え、急なトラブルに備えるなどといった対応の必要があるかもしれませんね。
ストレスにならないよう二世帯住宅の提案
横並びの二世帯住宅、上下で生活フロアを区切る二世帯住宅など、それぞれの希望に合わせた二世帯住宅を持つことでより快適な生活が送れます。
また、二世帯住宅ではなく、敷地内同居といった形をとる家庭もたくさんあります。これは同じ敷地内ではあるものの、まったく別の世帯を持つ状態です。
二世帯住宅よりもさらに過ごしやすい距離感を保つことができ、かつ近くにいてくれるという安心感を得ることができる同居方法ですのでこちらも人気があります。
お金のことで揉めないよう財布はわける
お金は生活していく上でも、必要不可欠なものであり、トラブルに発展してしまう原因にもなりかねません。同居をしていると、「今回はこっちで払っておいたよ」といった場面が何度も出てきます。
しかし、このようなお金の出した出さないといった状態は、ときにお互いに不満を抱かせてしまう種になることもあります。自分たちが支払うべきお金はしっかりと支払う、親の分は親に支払ってもらうといった区別をつけておくことが大切です。
一度甘えてしまうとその後も繰り返し甘えがちになってしまいます。同居をスタートする前にそれぞれの財布はわけることをしっかり話し合っておきましょう。
実親や義理親と同居することのメリット
家事の分担ができて負担が減る
仕事をしていたり、小さな子どもがいたりする場合だと、それだけでも毎日が慌ただしい状態です。この状態に加えて家事をこなすことは本当に大変なことだと思います。
同居をする場合には、家族が増えるわけですからうまく家事分担ができれば一人ひとりにかかる負担も少なくなります。家事の負担が減れば体力的にも精神的にも余裕が生まれます。
ただ、家事の分担をするうえで忘れてはいけないのは、感謝の気持ちです。お互いに気持ちよく家事をするためにも、家事をやって当たり前ではなく、いつもありがとうという気持ちを大切にすることがポイントですよ。
安心して子どもを預けられ仕事復帰が可能に
しかし、同居をしている場合には、状況に応じて両親に子どもを預けることができます。両親が自宅で過ごす時間が長ければ子どもの突然の体調不良などにも対応できますので安心ですね。
パパママがともに仕事をしている場合でも、子どもの状況に合わせて休みをとらなくてはいけないのはママ側のほうが多いと思います。そんな時に両親という存在がいてくれるのは本当に助かります。
子どもについての不安が少なくなれば仕事へのモチベーションアップにもつながりますよ。
経済的な余裕ができ将来への不安が軽減
しかし、同居をしていれば、野菜やおかずのおすそ分けがあったり、子どものおやつをもらったりといったことも自然と多くなります。電気代や水道代なども両親側が支払ってくれるということであればそれだけでも本当に助かりますよね。
また、住宅ローンも同様です。一世帯で建てるよりも折半する部分が多くなりますので、毎月数万円の余裕ができることも考えられます。
それだけ子どもにかかる費用や将来の貯金に回すことができますので将来のお金の不安が軽減できます。
実親や義理親と同居することのデメリット
気をつかうのでリラックスができない
親しいとはいえども、誰でも多少は気をつかうものです。100%リラックスできる環境であるかと言われると、そうでないという答えの方が多くなるのかもしれません。
プライベートの時間を大切にしている人にとっては、同居していることがストレスになることもあります。自分だけで息抜きができる空間を作ったり、ひとりになれる時間を確保したりするなどといった工夫も同居前にしっかりと考えておくと安心ですね。