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1歳8カ月の子どもの様子とは?心と体の成長とお世話のポイント

1歳8カ月の子どもの様子とは?心と体の成長とお世話のポイント

音感が発達し声を出したり踊ったりできる

リズム感や音感も発達し、曲に合わせて体を動かすことが上手になってきます。テレビの幼児番組などでお気に入りの曲が流れてくると、目をきらきらと輝かせながら声を出したり踊ったりする子も多いのではないでしょうか。

音楽に合わせてリズムをとって体をゆらしたり、テレビの映像で流れてくるダンスの真似をしたりする姿は本当に可愛らしく、見ているこちらも微笑ましく楽しい気分になってきますよね。

子どもにとっては、ママと一緒に何かをやるのは特別嬉しいものです。子どもが楽しそうにしだしたら、ママも一緒に歌ったり踊ったりしてみましょう。ママと一緒に歌ったり踊ったりした楽しさから、歌やダンスが好きになってくれたら嬉しいですね。

歩き出しが遅い子は慎重な性格かも?

言葉と同じように、歩き出しの時期にも大きく個人差があります。10カ月ごろには歩いたという子もいれば、1歳半を過ぎてからようやく歩き出したという子もいることでしょう。

まだまだ足取りがおぼつかない、という子もいることと思います。月齢の近い子が上手に歩くのと比べてしまい、焦ることもあるかもしれませんね。

なかなか歩き出さなかった子は、慎重な性格なのかもしれません。最初の一歩を踏み出すまでに、体と心の準備を万端に整えていたのかもしれませんね。

この先成長していく過程でも、同じように「ほかの子はできるのに、うちの子はできない」と焦ることもあるかもしれませんが、あまり心配しすぎず、慎重な性格なのかも、とのんびり構えるようにしましょう。

1歳8カ月の子どもの食事はどうしたらよい?

1歳8カ月ころは離乳食から幼児食へ移行を

1歳8カ月ごろの食事はどのような感じになるのでしょうか。

そろそろ離乳食を卒業し、幼児食へ移行する時期です。奥歯が生えることで噛むのが上手になり、食べられる食材や形状の幅が広がってきます。

いつまでも柔らかいものばかりだと、あごの力が発達しにくいといわれています。前歯で噛み切り、奥歯でつぶしながら食べる練習ができるよう、子どもの様子を見ながらさまざまな形状のものを与えるようにしてみましょう。

手づかみだけでなく、スプーンですくいやすいとろみのついたものや、一口サイズでフォークで刺して食べやすいものなども用意してみましょう。子どもの食べる様子を見ながら、少しずつステップアップしてみてくださいね。

大人とほぼ同じご飯を食べられるように

この頃になると、おかゆや軟飯を卒業し、普通に炊いたご飯でも問題なく食べられるようになってきます。作り分けをしなくてよいものも増えてきて、食事の支度が楽になってくるかもしれませんね。

離乳食が完了し、大人と同じようなものが食べられるようになってきたとはいっても、まだ消化機能は発達途中です。噛みきりにくいものや刺激物は避け、味付けは薄味を心がけましょうね。味つけも食事の量も、大人の半分くらいを目安にするとよいそうですよ。

一度にたくさんの量が食べられないため、1日3回の食事のほか、午前・午後のおやつの時間を活用しましょう。甘いお菓子ではなく、じゃこや刻み菜を混ぜたおにぎり、チーズや果物など、足りない栄養を補うものがよいですね。

好き嫌いが多くなる時期!食べられる工夫を

好き嫌いや食べムラが出てくる時期です。それまで何でもパクパク食べていた子が、急に嫌がりだすと焦ってしまいますよね。

嫌がるからとまったく食べさせずにいると、好き嫌いの激しい子になってしまうともいわれます。見た目を可愛く盛り付けたり、小さく刻んで別の食材に混ぜたり、食べられる工夫をしてみましょう。

「刻んで見た目を分からなくして食べさせても、好き嫌いの克服にはならないのでは?」と思うママもいるかもしれませんね。食材そのものを嫌がっていても、その食材の味に慣れていれば、そのうち食べられるようになるそうですよ。

調理の形状を変えてみるのも一つの手です。また、少し間をおいて食べさせてみると、すんなり食べてくれることもありますよ。

1歳8カ月の子どものお世話ポイント

してよいこと、悪いことはしっかり教えよう

興味の対象がますます広がり、動きも活発になってくる頃です。危険なものに手を出すこともありますよね。

子ども自身や周りの人にとって危険な行動は、「ダメ!」ときちんと伝えるようにしましょう。言葉の理解が進んできていますので、なぜダメなのかの理由も添えてくださいね。

また、お友だちとおもちゃの取り合いになり、思わずたたいてしまうようなことも出てくるでしょう。悪気があってやったわけではなくても、たたくことはいけないことだとその都度教えましょう。

「やってはいけないこと」は教えないと判りません。繰り返し伝えていくうちに、子どもなりに、してよいことといけないことの区別がついてくるはずです。根気強く教えていきましょうね。

部屋を整理して予期せぬ事故やケガを防ごう

行動範囲が広がり、踏み台に登るといった知恵も力もついてきますので、大人の予想を超えたことをしでかすこともあります。

洗剤や漂白剤などを手の届くところに置いてはいないでしょうか。調味料や油類などは取り出せないところに収納してありますか?

ビン類など、割れると危険なものも要注意です。空き缶のフチも鋭利でケガの原因になりやすいですね。ゴミ出し前のものの置き場なども注意しましょう。

カレンダーやポスターなどを留めている画鋲やピン類も、子どもが手を伸ばすようになると外れてしまう可能性もあります。粘着テープなど安全なものに変えるとよいかもしれませんね。

部屋の中に危険な場所や物がないか今一度見直してみるようにしましょう。

急に駆け出して危険も!外では手をつなごう

しっかり歩けるようになる子が増え、ベビーカーなどを使わずに自分で歩いてお散歩に出かける機会も増えてくるのではないでしょうか。小走りができる子も出てきますよね。

お散歩が楽しい時期ですが、歩いているときに何か興味のわくものがあると、急に駆け出すこともあります。外を歩くときには必ず手をつなぐよういい聞かせるようにしましょう。小さなうちから当たり前の習慣にしておけば、手をつなぐことを嫌がりにくくなりますよ。

広い公園の園路など、車が走らない場所だからと安心していても、少し大きな子どもや自転車などが急に飛び出してくることもあります。「道を歩くときには大人と手をつなぐ」と、日頃からの習慣になるようにしておきましょうね。
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