夫婦一緒に独立して起業したい!成功するまでのコツと起業の方法
共働きでお互いが忙しく家族で過ごす時間が作れないのなら、「夫婦で起業したい」と考えるママもいるのではないでしょうか。ただ、夫婦で起業するとなると収入面での不安が出てきます。ここでは、夫婦で起業することのメリットや、成功するためのコツなどをご紹介します。
夫婦で起業するメリットとデメリット
夫婦で過ごす時間や家族の時間を増やせる
また、会社勤めだと勤務時間や休みのちょっとした調整はお願いしづらいですが、夫婦で仕事をするなら時間を自分たちで決められるので、パパとママの勤務時間を自由に調整することも可能です。
たとえば、「子どもが体調不良のときは、ママがしばらくお休みしてそばで看病する」「家族の記念日には仕事をお休みにして家族みんなでお祝いする」など、家族の予定に合わせやすいというメリットがあります。
夫婦で同じ未来や人生設計を共有できる
自分たちで経営することで、「10年後は規模を拡大していきたい」「利益が増えたら家族で海外旅行しよう」などというように未来への夢が広がります。夫婦での起業は順調なことばかりではありませんが、夫婦で同じ夢や未来を共有できると嬉しいですよね。子どもにも仕事にやりがいを持ち頑張っているパパとママの姿を見てもらうことができます。
誰かに左右されることのない人生を楽しみたい、何かを成し遂げてみたいというママは、夫婦で起業して新たな人生設計を考えてみるのはいかがでしょうか。
事業がかたむくと一気に不安定になる
もし事業がかたむくようなことがあったら、収入が少なくなるかゼロになるというリスクがあります。立て直すにしても廃業するにしてもすぐにできることではないので、いざというときのための貯えを準備しておくことが大切です。
何かあったときに、どちらかの収入でやりくりするということができないのはデメリットですが、事業の進み具合によっては収入を増やせるチャンスがあるのでやりがいはありますよ。
一緒に独立して成功するためのコツ
余分なコストをかけずにスタートする
たとえば、
・ほかに従業員は雇わない
・店舗や事務所の改装にあまり費用をかけない
・家賃が高すぎるところは選ばない
・設備投資は最小限に抑える
・宣伝費用を抑える
・在庫を抱え過ぎない
というようなことを検討してみてください。夫婦で起業することで人件費を抑えられるのは大きなメリットです。初めから従業員を雇うと、給料の支払い以外にも社会保険料が必要になりますし、事業が軌道に乗らないときでも給料を払わなければならないため負担が大きくなります。運転資金に余裕を持って進めていけるとよいですね。
お互いの役割分担を決めておくことも大切
「料理と洗濯はママ、掃除はパパ」と家事を分けるのもよいですし、「月~水はママ、木~土はパパ」と曜日で家事をする人を決めて休日は家事もお休みするというのもよいでしょう。また、子どもが熱を出したときの保育園への急なお迎えや保育園、幼稚園の保護者の集まりなど、イレギュラーな用事についても想定して決めておくとよいですね。
決めておくとその都度パパに「これしておいて」とお願いする面倒臭さがないですし、パパも何をすればよいかはっきりと決まっているほうがやりやすいでしょう。
夫婦で業務についてよく話し合おう
何か気がかりなことを抱えたままだったり、勝手に何か決めてしまったりすると不満が溜まって夫婦関係にも影響します。家でも仕事でも一緒にいる分、小さな不満もすぐに大きくなりやすいです。「夫婦なんだから言わなくても伝わるだろう」「空気を読んで察してほしい」などと思わず、少しでも気になることがあれば相談することで信頼感も深まるでしょう。
言いたいことは言い合い、小さな改善点も見逃さずお互いが意見し合えれば、ほかの同じ業種の人たちにはない魅力が生まれ成功しやすいかもしれません。
フランチャイズで夫婦起業をしよう
フランチャイズで夫婦起業をするメリット
起業する前に自分たちである程度の資金を貯めているかと思いますが、それでも金融機関から借り入れをしてスタートするのが一般的です。ただ、新たな事業となると実績がないため借り入れの審査に通るのが難しいかもしれません。
フランチャイズの場合は売上の数%(ロイヤリティ)を本部に支払うことで、本部のロゴや商品を使えたり、経営に関する指導をしてもらえたりするので、個人で起業するよりも利益の予想がつきやすく借り入れ審査に通りやすいです。開業資金をバックアップしてくれるところもあります。
また、初めから知名度があるので事業が軌道に乗るまでにあまり時間もかからないでしょう。