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家庭菜園でアボカド栽培に挑戦!種から育てて成長を楽しもう

家庭菜園でアボカド栽培に挑戦!種から育てて成長を楽しもう

家庭菜園上級者は人口受粉で結実に挑戦!

結実させるための育て方

アボカドを結実させたいなら、日当たりのよい場所で、堆肥を多目に混ぜた土で育てます。外で地植えにするときは、北風が直接当たらない暖かい場所を選びましょう。

アボカドの木は、どんどん上に伸びていきますので、放っておくと10m以上になります。収穫することを考えると、高くしすぎず、枝を横に広げるように剪定するとよいでしょう。アボカドは湿りすぎた環境を嫌います。枝や葉が密集すると、風通しが悪くなり病気になりやすいので、剪定してあげましょう。

水やりは観賞用と同じく、土の表面が乾燥したら水をあげます。夏は葉っぱが増えて、水もたくさん必要になりますので毎日あげましょう。花が咲いたら、液体堆肥なども利用して栄養のある土にしてあげると結実しやすくなりますよ。

アボカドは雌雄異熟花!人工受粉が必須

アボカドは雌雄異熟花です。一つの花が1日に2度開花し、午前中は雄花、午後には雌花として開花する、もしくは開花の順番が逆の品種もあるそうですが、同じときに雄花と雌花が存在しない花なのです。1本の木だけでは自然受粉が難しく、人工授粉が必要だということです。

人工授粉するには、雄花を冷蔵保存しておき、雌花が開花したら花粉をつけますが、手間がかかり成功率も低くいそうです。

2本以上のアボカドを育てれば受粉の可能性があがります。開花の順番が逆のアボカド同士を植えると受粉できるので、お店で売っているアボカドの品種を確認して、どのように開花するのか調べて育てたいですね。

10年くらいの大木のアボカドは、花の数が多いので、1本だけで結実することもあるそうですよ!

アボカドの収穫は11月から3月頃まで

アボカドの収穫は、品種によって違いもありますが、大体11月から3月ごろです。毎年実をつけるわけではなく、2年に1度だそうです。それでも毎年実がつく木があるのですが、それは枝ごとに今年実がなる枝と、来年実がなる枝と別れていて、枝ごとをみると隔年なのですが、木全体では毎年実はなっているのです。

アボカドの実は、熟すと自然に落ちる種類もあれば、熟しても落ちない種類もあります。店に並んでいるアボカドは、まだ固いうちに収穫して、店頭に並んでいるうちに徐々に成熟して美味しくなるようになっています。

食べごろのサインは、皮が黒っぽくなってきて、押すと柔らかくなったときです。早く成熟させたいときは、りんごなどエチレンガスを出す果物と一緒に置いておくとよいですよ。

まとめ

アボカドはいろんな料理に使えます。それほど主張しない味ですが、まろやかでほんのり甘みもあり、脇役にもメインにもなれる食材です。これからもっと多くのアボカド料理が日本で作られるのではないでしょうか。

アボカドは観賞用として十分楽しめます。大きな種が割れて芽が出てくる様子は見ごたえがありますし、大きな緑色の葉っぱは部屋の中を明るくしてくれます。

食用の日本産アボカドはわずかで、今は輸入に頼っているので、珍しい自家菜園にチャレンジしてみるのもおもしろいですよ!
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