マンネリで喧嘩になる原因とは。喧嘩したときの対処と予防について
どんな夫婦にもマンネリは訪れます。ただ、マンネリを放置すると喧嘩になったり、反対にお互いに無関心になったりしがちです。そこで今回は、マンネリで喧嘩になる原因や喧嘩したときの対処法をご紹介します。喧嘩が苦手なママは、予防法を参考にしてくださいね。
夫婦がマンネリで喧嘩になる原因
会話などコミュニケーションが減る
相手の返事を勝手に予測して会話が少なくなっていったり、「黙っていればもめなくて済む」という消極的な理由からあえて会話をしなくなったりしがちです。
しかし会話はコミュニケーションの基礎的なツールです。会話が減ることで夫婦にとって必要なことすら話さなくなってしまいます。
例えば、パパが仕事で帰宅が遅くなる日の連絡は、夫婦の大切なコミュニケーションの一つです。面倒で連絡をしない日が続くと家で待つママには不安や怒りが積もる傾向があります。
こうしたコミュニケーション不足が続くことが、喧嘩の原因の一つになるのです。
日常生活の態度の積み重ねで
最近では共働きの夫婦の増加により、家事などを役割分担する家庭が増えてきました。しかしママに負担が偏るケースはまだまだ多いですね。
中でもママに精神的な負担を与えるのが、パパの非協力的な態度です。「脱いだ靴下を放置」「使った物を片づけない」などで、時々ならまだしも、お願いしても全く改善されないようでは不満がつのるのも無理はありません。
また、パパの「ママがやって当然」という態度もママにとって負担です。仕事で大変なのもわかりますが、疲れているのはママも同じです。こうした積み重ねがやがて、喧嘩へと発展しやすくなるのです。
家で一緒に過ごす時間が減る
浮気や不倫をしているわけではないにしろ、いつも連絡なく帰宅が遅くなることが続くと、子どもと家で待つママはやるせなくなってしまいます。
帰宅が遅くなる理由も様々で、仕事のつき合いだからと自分を正当化して飲み歩くパパもいれば、家にいるのが楽しくないという理由で帰りたがらないパパもいるようです。
家にいる時間が少ないため、ママとの会話もますます減ってしまいます。たまにパパとの時間を取れても、普段の不満をぶつけて喧嘩ばかり、という状況になってしまうのです。
マンネリで喧嘩が多くなってしまったら
喧嘩は夫婦関係を見直すチャンスと捉える
マンネリが嫌だと感じたら、大切なのは向き合うことです。そのためには、これまで面倒と考えていた「会話」が必要になります。
「会話をするとお互いにヒートアップして喧嘩になるのが嫌」と思うママもいると思いますが、夫婦関係を見直すためにはマンネリに流されて喧嘩を避けるのではなく、ときには夫婦喧嘩をしてでも向き合うことが必要です。
お互いに本音で会話して、マンネリを突破するきっかけにしましょう。
共通の話題や2人で過ごす時間を作ってみる
こんな生活が続くとだんだんとお互いの気持ちを尊重できなくなり、ゆっくりする時間があっても会話が弾むどころかつい喧嘩腰になりがちですね。
マンネリな生活を変えるためにも、夫婦共通の話題を持つことは大切です。話題作りのためには共通する趣味を持ってみたり、夫婦の共通の夢、例えばマイホームなどの目標を掲げたりすることも効果的です。
また、一緒にお風呂に入る、週末に2人で晩酌をするなど、ゆっくり向き合う時間をあえて作ることも、マンネリを乗り越えるよいきっかけになりますよ。
自然解決を待たずに早めに仲直りをする
問題を先延ばしにしていると、マンネリに拍車がかかります。喧嘩をしたらお互いに向き合い、なるべく早めに仲直りをするようにしましょう。
仲直りのきっかけ作りに、空気を変えて空腹を満たす作戦がおすすめです。喧嘩の途中で「のどが乾かない?」とパパが好きなドリンクやお菓子などを用意し、空腹を満たしましょう。
空腹は攻撃的な気持ちにさせるので、お腹に何か入れることで大らかな気持ちになり、空気が変わって仲直りしやすくなりますよ。
マンネリで喧嘩にならないようにするには
機嫌の悪いときこそ相手を考えた行動を
空気をまずくしないためにも、相手を考えたユーモアのある言動をとるよう心がけましょう。とくに相手の機嫌が悪いときや体調がすぐれないときは、気持ちが軽くなるように努めてみてください。
例えばあるママは、パパが廊下に脱ぎっぱなしにした靴下の横に鑑識用プレートを置いたそうです。
鑑識用プレートとは警察が現場検証で使う、黒地に番号が白抜きで書いてあるプレートです。プレートを見ながら「事件現場に靴下が!」とパパに伝え、爆笑の中会話が弾んだそうですよ。