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赤ちゃんの蒙古斑はいつから消える?原因や治療方法について

赤ちゃんの蒙古斑はいつから消える?原因や治療方法について

黄色人種の赤ちゃんに多いという蒙古斑。赤ちゃんのうちはあまり気にしないことも多いですが、成長するにつれて、いつから消えるのか気になることもありますよね。蒙古斑が消えていく時期や、消えない場合の治療方法など、蒙古斑について気になる情報をお伝えします。ぜひ参考にしてみてくださいね。

そもそも蒙古斑ってなに?その原因とは

蒙古斑はお腹のなかにいるときからある痣

蒙古斑とは日本人の多くに生まれつきある、青い痣(あざ)のようなものです。生後1週間から1カ月頃になると赤ちゃんの背中や、お尻、腰などに見られます。

黄色人種は乳幼児のほぼ100%、黒人は80~90%、白人で約5%に蒙古斑があります。蒙古斑の蒙古とはモンゴルを指し、モンゴル人を含む黄色人種(モンゴロイド)に多いという意味で、この名前が付けられました。

蒙古斑は一か所に大きく出たり、小さいものがいろいろな場所に出たりと出方はさまざまです。また、色の濃さや形もそれぞれ違います。

性別による出方の違いもなく、ほとんどの蒙古斑は5~6歳頃に自然に消えてしまいます。体の異常によりできるものではないので、治療の必要はありません。

「メラノサイト」という細胞が原因

蒙古斑はメラノサイトという細胞が原因となり、あらわれます。メラノサイトとは、紫外線を浴びるとメラニン色素を産出して肌を守ろうとする細胞で、肌や髪の毛、瞳の色を決めるものです。

皮膚は表皮、真皮、皮下組織の三層構造になっており、メラノサイトは皮膚の一番外側にある表皮に存在します。赤ちゃんがママのお腹のなかにいるときに、通常であればメラノサイトは皮膚の奥の方にある真皮から、一番外側にある表皮の方に移動します。

しかし、なんらかの原因で、メラノサイトが皮膚の奥の方にある真皮に残ったまま増えてしまうことがあります。このとき増えたメラノサイトが、皮膚の奥の方にあって青く見えるものが、蒙古斑となります。

蒙古斑がない赤ちゃんもいる

日本人の赤ちゃんにはあることが多い蒙古斑ですが、なかには蒙古斑がまったくない状態で生まれてくる赤ちゃんも。しかし、蒙古斑がないことは病気や異常ではありませんので、安心してくださいね。

また、色が極端に薄い場合や、ほとんど色がない場合なども、まったく問題ありません。同じママから生まれたきょうだいであっても、その子により蒙古斑があったりなかったり、ということもよくありますよ。

蒙古斑ができる仕組みについても、実はまだよくわかっていません。ただし、特徴として日本人やモンゴル人、ほかのアジア系民族といった黄色人種の赤ちゃんに多く見られます。

また、まれに白人の赤ちゃんに見られることもあります。この場合はかなり珍しいパターンです。

消えやすい蒙古斑と消えにくい蒙古斑がある

ほとんどの蒙古斑は10歳前後で消える

ほとんどの蒙古斑は成長するにつれて自然と消えていきます。通常は、5~6歳頃にまでには消えていき、長くあるものでも10歳前後には消えるといいます。

しかし、なかには10歳を超えても消えず、成人しても残っていることも。これを持続性蒙古斑といい、この時期まで残ると一生消えないという可能性もあります。

蒙古斑は体に害を与えるものではないため、見た目が気にならないのであれば治療の必要はありません。ただし、蒙古斑ではなく病気による痣だった場合は、治療が必要になることもあります。

蒙古斑が自然と消えるといわれている5~6歳ごろになっても蒙古斑が消えない場合は、念のため小児科医や皮膚科医に相談するとよいでしょう。

手足やお腹などの蒙古斑は消えづらいことも

通常の蒙古斑は、お尻や背中といった部分に現れますが、手足やお腹、肩や顔などに蒙古斑が現れることがあります。これを、異所性蒙古斑と呼びます。

通常の蒙古斑との違いは、蒙古斑ができる部位だけで、蒙古斑になる過程は同じです。そのため、体に害があるものではなく、通常の蒙古斑と同じように自然に消えるのを待ちます。

しかし、原因は不明ですが、異所性蒙古斑は通常の蒙古斑よりも、自然に消えにくいという特徴があります。そして、普通の蒙古斑よりも目立つ顔や手足などの部位にできてしまうため、人によっては痣を気にしてしまうことも。

そのため、自然に消えるのを待たず、レーザー治療を行って痣を消す人もたくさんいます。

消えない痣は蒙古斑ではない可能性がある

蒙古斑だと思って様子を見ていたが、なかなか消えない場合は蒙古斑ではないという可能性もあります。蒙古斑によく似た青い痣は、太田母斑(ぼはん)や青色母斑などがあります。

太田母斑とは目の周りや頬、額、こめかみなどにできる青や茶色、赤褐色の痣のことです。生後数カ月たってからできる場合や、思春期になってからできることもあります。

女の子にできやすいという特徴があり、色が濃くなっていくこともあるため、レーザー治療で痣を消すケースが多いようです。青色母斑も青い痣ですが、わずかに皮膚に隆起が見られます。

生まれつきある場合や、成長の途中でできる場合もあります。顔や手などの見える部分にできることがあり、場合によっては皮膚を切除して取り除く治療が行われます。

蒙古斑の治療方法と知っておきたい注意点

蒙古斑は保険内でレーザー治療が可能

蒙古斑がなかなか消えずに残っている場合には、レーザー治療を行って、痣を目立たなくすることができます。レーザー治療とは、レーザー光線をあてて蒙古斑の原因であるメラニン色素の細胞を消す治療です。

一般的には皮膚が薄い幼少期に治療をする方が効果的だといわれていますので、レーザー治療を考えている場合は、皮膚科に問合せをしてみましょう。また、蒙古斑の治療でレーザー治療を行う場合は、ほぼ保険が適用されます。

自己負担額は1回の照射で数千円~1万円ほどだといわれています。ただし、レーザー治療を行う回数は蒙古斑の痣の大きさや色の濃さによって違います。

治療を数回行う可能性もありますので、費用や回数については確認をしておくと安心です。

レーザー治療にはリスクがあることを知る

レーザー治療を行うときには、多少リスクがともないます。治療前に医師とよく確認をしておくと安心ですよ。

まず、レーザーを一度に多くあててしまうと、皮膚が火傷し、傷跡が残ることがあります。治療の回数や方針を事前によく話し合っておきましょう。

そして、レーザー治療を行う際は、麻酔が必要になります。多くの場合は局部麻酔ですみますが、蒙古斑の範囲が広い場合などには、全身麻酔になることも。

全身麻酔になると、副作用として頭痛や吐き気などが起こる可能性がありますので、治療の前に確認をしておきましょう。また、局部麻酔の場合でも、効き目には個人差があり、多少の痛みをともなうリスクもあるため、心配な場合は医師に相談をするとよいでしょう。

思い悩む前に小児科医に相談してみる

蒙古斑は、成長するにつれて薄くなり、目立たなくなるといわれますが、ものによっては消えずに残ることもあります。子どもにも個性がありますので、痣があることをまったく気にしない子もいれば、その痣にコンプレックスを抱く子もいますよね。

子どもが苦痛に思っていたら、親としても思い悩んでしまうこともあるでしょう。もしも、蒙古斑のことで悩んでしまった場合は、小児科医に一度相談をしてみましょう。

専門家の意見を聞き、今後どのように対処していくべきかが明確にわかることで、必要以上に悩まなくてもすみますよ。そして、蒙古斑の治療をした方がよいのであれば、そのことを子どもと納得するまで話し合い、今後の方針を決めていくことをおすすめします。

まとめ

蒙古斑は赤ちゃんの象徴のように感じられることもあり、はじめから不安な気持ちはないことが多いと思いますが、日がたつにつれ、心配になるママも多いことでしょう。

ほとんどの蒙古斑が成長するにつれて消えるといわれますが、なかには消えずに残るものもあります。蒙古斑のある位置や色の濃さによっては治療して消したい場合もありますよね。

その場合は、皮膚科や小児科医に相談し、今後の方針を話し合っておきましょう。治療の時期や回数などを把握するだけでも気持ちが軽くなりますよ。

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