双子の姉はどんな性格?姉を決める方法と双子育児で気をつけたいこと
双子を妊娠中のママは、双子の姉をどのように決めるのか気になりますよね。また、双子の姉はどんな性格の傾向があるのでしょうか。今回は一般的な双子の姉の性格や決め方をご紹介します。双子育児で気をつけたいこともご提案しますので参考にしてくださいね。
同じ歳でもお姉ちゃん!双子の姉の性格傾向
生まれ育った環境でお姉ちゃんらしくなる
親や周りから「あなたはお姉ちゃんだよ」といわれて育つと、そのように自覚して上の子らしくなる傾向にあります。逆に妹や弟といわれて育った場合は、下の子らしくなるそうですよ。
日本では外国と比べると子どもに「兄」「姉」「弟」「妹」といった区別をつけるので、そういった社会の環境にいるとどうしても自分が姉であることを意識せざるをえないのかもしれませんね。
また親が区別しないように育てようとしても、双子を見る周りの人が「どちらがお姉ちゃん?」と聞いてくることが多いのも姉を意識する要因になります。
控えめで親切、責任感が強い性格傾向
また双子であっても自分が姉という立場から、自分がしっかりしなければならないという責任感が強くなる傾向があります。ほかにも、真面目で頑張り屋さんや繊細なところも姉としての特徴です。
一方、妹や弟は、一般的に負けず嫌いで甘えん坊に育つようです。姉がなにかにつけ優先されるので負けず嫌いになり、姉の優しさや面倒見のよさに甘えるなど要領のよい性格になるといわれています。
損な役回りをしていると感じることが多い
また双子で喧嘩をしたときや失敗があったときに、怒られることが多いのも姉の方です。双子間の責任は姉が感じることが多く、ストレスになることもあるようですよ。
親の育て方や考え方によっても異なるので、一概に姉だけが損な役回りをするとは限りませんが、一般的にはなにかにつけ優先的に行動を促されることが多いでしょう。
双子のママには平等に育てたいと望む声もたくさんあります。ママが平等に育てようという意識があれば、子どもも負担が少なくなるしそこまで姉が損というような気持にはならないでしょう。
双子の姉を決める方法と見分け便利グッズ
ママのお腹から先に産まれた方が姉に決まる
双子のママがよく経験するのは、双子を見ると周りの人がたいていどちらが姉かなどと聞いてくることです。その際に「後から生まれた子がお姉ちゃんね」ということをいわれる場合があります。
これは昔の家長制度の考えが残っていて、お腹の上側や奥にいる子が長子とされていたからです。1874年に双子は「先に生まれた方が長子」と戸籍法で決まりましたが、双子が珍しかったこともあり、なかなか世間に浸透しなかったようです。
戸籍法では兄弟姉妹となっても、ママにとっては双子はどちらも同じように可愛い我が子ですよね。
赤ちゃん時代は姉妹の見分けが難しいことも
これは人によって異なるので生まれてみないとわかりませんが、見分けのつきにくい双子の赤ちゃんもいるそうですよ。生まれてすぐはママも赤ちゃんに慣れていないうえに大きさも顔もそっくりであっては、すぐに見分けはつきませんよね。
少しづつ成長で差が出てきたり目印になるものを見つけたりしたら、ママも判断しやすくなります。例えば、蒙古斑の違いなどを目印にするなどです。
双子を間違えないように、出産後につけられる赤ちゃんのタグをつけたまま退院するママも多いそうです。しばらくはつけたままにしておく方が安心なのだそうですよ。
見分けに便利なグッズ「ミサンガ」を使おう
そんなとき双子の先輩ママの声で役に立ったものがミサンガなのだそうです。ミサンガはいちいち取り外す必要がないうえに素材も優しく丈夫であります。さらに模様もいろいろあって、作る場合は自由に色の組み合わせもできるので、1人1人に合わせたものが用意できますよ。
ミサンガはネットなどでも購入できますし名前を入れてくれるところもあります。ママが見分けに慣れるまではこういったものを利用するのも一つの方法です。
ミサンガはおしゃれですし、あとで記念として取っておけるのもよいところです。