夫婦問題に悩んだら相談したい機関とは?ママの悩みに寄り添う窓口
夫婦問題に悩んでいるけれど、親や友人に相談しづらいときどこか相談できるところはないかと悩んでいるママに、無料で相談できる施設などを紹介します。ただ話を聞いてほしい、離婚をしたい、など相談内容によって相談先が変わってくるので、実際相談に行く際の参考になるようまとめました。
夫婦には悩みがたくさん!よくある夫婦問題
夫婦で話し合いたいのにできない
例えばパパが相手の意見を聞き入れない頑固な性格だったり、無視をしてきたりしたら、話し合いをすることはきっと難しくなってしまいます。話しかける勇気もだんだんなくなっていくかもしれませんね。
もともとの性格だったり、育った環境が違ったりするので、パパに話を聞いてくれるよう説得しても難しいかもしれません。少しでも話ができるようパパの機嫌のよいときを見計らって話しかけるなどしてみるのもよいかもしれませんね。
疲労やストレスが限界。子育てや嫁姑問題
姑と同居をしているママは、何かしらストレスを抱えていることが多いようです。掃除について、ゴミの出し方について、食事の内容について、など数えたらキリがないくらい姑と同居をしているママには悩みがつきません。
これらのことをパパに相談したいのに、帰りが遅かったりして話をする時間がなかなか取れないご家庭が多いようです。子どもとたまには一緒に過ごしてほしいと思っても、帰りが遅い、休みの日でもゴロゴロしてる、などの理由で子どもの世話をしないパパに対して不満を持っているママも少なくないようですね。
子どものしつけや教育方針の違い
ママ、パパのどちらかが、子どもには自由にのびのびと育ってほしいと思っていても、もう一方は塾に通わせてしっかりした教育を受けさせたいと思っているなど、子どもの育て方について意見が分かれることはよくあるだろうと思いますが、これは育った環境が違う2人であれば、仕方のないことですよね。
意見が合わないからといって話し合いをせずそのままにしておくと、後々こじれて夫婦問題に発展しかねないおそれもあるので、なるべく話し合いをすることをおすすめします。
誰かに話したいけど相談する人がいないとき
子育ての相談にも乗ってくれる女性センター
女性センターは、各都道府県や各市町村などが自主的に設置をしている女性のための施設です。「男女共同参画センター」などともいわれ、名称は様々です。
女性問題の解決や女性の地位向上などを目的とし、女性が抱える問題の情報提供などを実施しており、夫婦間での暴力やモラハラなどの相談を受け入れる体制ができています。そこで働いている職員も心理判定員や栄養士など、専門のスタッフが在籍しているので多種多様な相談を受け入れてもらえるでしょう。
NPO法人の無料相談所よつば
各分野のカウンセラーがこれまでの経験、知識を生かして相談に乗ってくれる無料の相談所なので、解決法が分からなくて困ったときにきっと力になってくれると思います。ボランティアでの活動のため費用が発生せず無料で相談ができます。
電話での相談はもちろんですが、家族に知られたくない場合メールでの対応も可能です。ホームページの無料相談フォームから相談の申し込みもできます。
多種多様な相談に対応している無料相談所です。相談したいと思ったらホームページをのぞいてみてはいかがでしょうか。
もしもパパの暴力に悩んでいたら婦人相談所
配偶者から暴力を受けている被害者を保護してくれる行政の機関なので、暴力から逃れたいのであれば一時保護をしてくれたり、職業訓練や公営住宅などの情報提供をしてくれたり、自立した生活ができるよう支援をしてくれます。
夫婦の問題に限らず、親子の問題や金銭の問題などの相談にも応じてもらえます。各都道府県に最低でも一つは設置する義務があるので、お住まいの地域のどこにあるのか探しておくと、いざというときに役に立つでしょう。
より専門的に夫婦問題を相談したいとき
円満調停で冷静に話し合う
家庭裁判所で夫婦関係を扱っているのは離婚調停だけではないのです。夫婦としてやり直したいと思っているのに冷静に話し合うことができない場合に、調停委員や裁判官が双方の話を聞いて解決へと導いていくのです。
仮に円満調停を申し立てたとしても、確実にうまくことが進んで元どおりになれるという保証はありません。しかし冷静に話し合いができないのであれば、その状況から一歩でも前進するための一つの方法として検討してみてもよいかもしれませんね。