就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

赤ちゃんは秋もあせも対策が必要。できやすい理由と予防法を紹介

赤ちゃんは秋もあせも対策が必要。できやすい理由と予防法を紹介

肌がデリケートでたくさん汗をかく赤ちゃんの「あせも」に悩むママは多いのではないでしょうか。あせもといえば、とくに夏によく見られますが、実は秋にもできやすいことをご存知ですか?今回は、涼しいはずの秋にあせもができる原因と対策、予防法をご紹介しますので、参考にしてくださいね。

秋にもあせもができる理由と種類を知ろう

秋もあせもができやすい理由とできる原因

皮膚には汗を出す「汗腺」という腺があります。この汗腺に、汗や埃、垢などが詰まってしまうと汗が出口を失い、汗腺に炎症が起きます。これがあせもの原因です。

あせもは、大人よりも子どもに多く見られる症状です。それは、大人に比べて子どもの方が汗腺の活動が活発であるからと考えられています。とくに、夏場は汗をかく機会が多いのであせもになりやすいですね。しかし、あせもは季節に関係なくできるものです。

秋は、夏よりも気温が下がり涼しくなるので、「肌寒いから」と子どもが重ね着をしがちですが、子どもにとっては暑過ぎるという場合もあります。結果的に汗をかきやすくなってしまい、それが原因であせもになってしまうということも少なくありません。

あせもの種類を知って早めに治そう

あせもには主に三つの種類があります。

・水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)
透明で小さな水泡状のあせもです。汗の出口の浅い場所が詰まって、角質の中に汗が溜まることで起こります。比較的治りは早く、ほとんどは数日で治まります。

・紅色汗疹(こうしょくかんしん)
皮膚の少し深い場所の汗管が詰まってできるあせもで、発疹には赤みがあります。痒みや痛みをともなうこともあり、場合によっては膿を持つこともあります。

・深在性汗疹(しんざいせいかんしん)
赤みや痒みはほとんどなく、白っぽく扁平に隆起します。体内に熱がこもり熱中症を引き起こすこともあります。熱帯地方や高温になる環境で数カ月間働いた人に起こるとされ、あまり見られない種類のあせもです。

あせもと間違えやすい湿疹や病気

あせもと間違えやすい湿疹には次のようなものがあります。判断が難しい場合もあるので、気になる場合は、早めに病院へ相談しましょう。

・乳児湿疹
新生児ニキビや脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)などの総称です。ママからもらったホルモンの影響で、赤ちゃんの皮脂の分泌が活発になることで起こります。生後3カ月ごろまでに多く見られます。

・突発性発疹
発熱し、熱が下がってくると同時に体に赤い発疹が現れます。発熱後に発疹が出た場合は、突発性発疹の可能性が考えられます。

・接触性湿疹
動物や金属、植物など原因となる物質が皮膚に触れたことで、その部分が赤くかぶれた状態です。

・アトピー性皮膚炎
アレルギー疾患の一つで、強い痒みをともなう湿疹です。

大事な赤ちゃんの肌を守る!ママメディア限定スペシャルセット

PR

夏の汗や冬の乾燥など、子どもの肌トラブルに悩んでいるママたちも多くいるかと思います。そんなママたちの悩みを軽減させてくれるシリーズ累計販売本数70万本を達成した商品「アトピッグ」と「敏感肌用石鹸ホイップソープ」のセットを限定で販売開始!

あせもができやすい体の場所を知っておこう

頭は蒸れやすく顔や首は汗をかきやすい

汗をかきやすい赤ちゃんの体には、あせもができやすい場所があります。ですので、その場所をなるべく清潔に保つようにケアして、あせもを予防しましょう。

お出かけするときに、帽子をかぶる赤ちゃんは多いですよね。赤ちゃんの頭は蒸れやすいので、天気がよい秋のお出かけでは、通気性がよい帽子を選びましょう。朝夕の気温の低下に合わせて保温性がある帽子を選ぶと頭が蒸れてしまい、あせもの原因になってしまいますよ。

また、赤ちゃんは顔や首にも汗をかきます。顔に汗をかいた場合、額に貼りついた前髪があせもの原因になることもありますよ。首の前と顎の下も、皮膚が重なってなかなか汗が乾きにくく、あせもができやすいので、こまめにケアしましょう。

脇や関節、背中やお腹などは汗が乾きにくい

あせもができやすい場所は、たくさんかいた汗が蒸発しにくく、痒くなったり赤くなったりしてしまいます。

とくに、脇や関節は、ほかの部分より皮膚同士が触れる時間が長い部分です。赤ちゃんがかいた汗がなかなか乾かずに、炎症を起こすこともあります。ですので、ママはハンカチなどで優しく汗を拭うようにしましょう。

また、ねんね期の赤ちゃんは、布団で寝ている間や、ベビーカーでの移動中にも背中やお腹に汗をかきます。寝返りが始まってからは、運動量も増えてさらに汗をかきやすくなります。

背中やお腹にかいた汗をそのままにしていると、痒みや赤みが出てあせもになってしまいます。汗で衣類が湿っていないか確認したり、こまめに着替えたりしましょう。

腰からお尻まわりはおむつで蒸れやすい

ママ自身が汗をかく場所といえば、頭や顔、脇などを思い浮かべるのではないでしょうか。その場所に加えて、おむつを履いている赤ちゃんは、腰からお尻にかけても汗をかいて蒸れやすく、あせもができやすいのです。

おむつを履いている赤ちゃんならではの悩みかもしれませんね。赤ちゃんの腰からお尻まわりのあせもを見落としがちなママも少なくありませんよ。

おむつで覆われている部分は、赤ちゃんがかいた汗とおしっこの水分で、ママが思っている以上に蒸れている可能性があります。ウエストのギャザー部分にあせもができる赤ちゃんもいます。

ママは、おむつ替えをするときにあせもをチェックしましょう。蒸しタオルなどで汗や汚れを拭き取ると、赤ちゃんも気持ちよく過ごせますよ。
36 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ