専業主婦の友だち付き合いとは!作り方や良好な関係を続けるコツ
若いころはいつも友だちに囲まれて生活していたのに、専業主婦になるといつの間にか友だちがいなくなって寂しさを感じているママは多いようです。そこで、専業主婦が友だちとうまくいかない理由とともに、友だちを作る方法や周りとの関係を良好に保つ方法についてご紹介します。
専業主婦が友だちとうまくいかない理由
金銭感覚などの価値観のずれ
兼業主婦に比べると、専業主婦が自由に使えるお金はどうしても少なくなってしまいますよね。兼業主婦と専業主婦では、ライフスタイルが違って当たり前です。一緒に出かけたときのランチや買い物にかける費用などは、特に違いを実感するのではないでしょうか。
また、会話の内容にもずれを感じるようです。結婚すると子どもやパパの話題が中心になりがちなので、独身の友だちとは話が合わないと感じて会う回数が減ってしまうこともあるでしょう。
専業主婦に対する妬みや誤解も
「私が忙しく働いている大変さは、専業主婦にはわからないでしょうね!」という感情を持つことは、理解できます。特に、働きたくないのに経済的な理由で仕方なく働いているママの方が、専業主婦に対する妬みの感情が強いようです。
専業主婦に対して、家事や育児で余った時間に、ソファでくつろいだりママ友とゆっくりランチを楽しんだりしているのではないかと誤解しているママもいます。ほとんどのママは毎日忙しく動いているということが、なかなか理解してもらえないのでしょうね。
兼業主婦と休みや時間が合わない
専業主婦が自分のために自由に使える時間は、パパが仕事に出かけていて子どもが幼稚園にいるお昼前後でしょう。もし友だちが働いていたり独身だったりしたら、日中に会うのは難しいですよね。夕方以降は子どもやパパの食事の用意や家事などで、外出することは難しいでしょう。
休みの日は、パパが家事や育児をしてくれないと友だちに会うためにお出かけすることができません。たまにならパパにお願いできるでしょうが、どうしても頼みづらくなってしまいますよね。
このように、休みや時間が合わないことで友だちとの連絡のやり取りが少なくなるのも、疎遠になる一因です。
専業主婦が友だちを作る方法と注意点
友だちはご近所さんやママ友が作りやすい
回覧板を届けるときやゴミ捨てのときに、ご近所さんと顔を合わせることが多いですよね。日ごろの挨拶を交わしていて気が合いそうであれば、会話をつけ加えると距離が縮んで友だちになれるかもしれません。
子どもが同じ幼稚園に通うママ同士であれば、友だちになりやすいでしょう。幼稚園の送り迎えなどで顔を合わせることが多く、育児の悩みなども相談しやすいですよね。子どもが幼稚園に通っているときに親しくなったママ友とは、その後も仲の良い友だちとして長く付き合うケースはよく耳にします。
SNSや習い事、公園や幼稚園の役員で作る
また、同じ習い事をしているママであれば共通の話題が多く、友だちを見つけやすいでしょう。自分を磨きながら友だちと楽しい時間を過ごすことができれば、嬉しいですね。
お散歩をしながら子どもと公園に出かけると、同じ年ごろの子どもがいるママと会話が弾んで友だちになることができるかもしれません。
幼稚園ではママが参加する行事が多いので、役員になると会議や準備などでほかのママと顔を合わせることが増えて友だちが作りやすくなるでしょう。
友だち作りの際に注意すべきこと
いくら親しくなりたいと考えている相手でも、最初は挨拶程度から始めて、相手の様子を見ながら時間をかけて距離を縮めていきましょう。自分の想いばかりを一方的に伝えるのではなく、聞き役になることも大切です。
周りの人の中には、怪しげな商売や宗教に関わっている人もいます。最初は友だちのように近づいてきて、仲良くなったところでしつこく勧誘してくることがあるので気をつけましょう。精神的に追い込まれたり、金銭面で被害に遭ったりするママがいるようです。
専業主婦が友だちとの関係をうまく保つ方法
金銭感覚の違いを理解して合わせる
それでも友だち関係が長く続いているママたちに共通していることは、金銭感覚の違いをお互いが理解していて無理をしないことでしょう。会う場所を比較的安く食事ができるファミレスにしたり、どちらかの自宅でおしゃべりして過ごしたりしているようです。
もし友だちとして付き合っていて自分とはあまりにも金銭感覚が違うなと感じたら、ある程度距離を置いた付き合いをした方がよいかもしれません。このような関係は、長続きしないことが多いようです。