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女の子のわがままを理解しよう!娘のわがままと上手に向き合う方法

女の子のわがままを理解しよう!娘のわがままと上手に向き合う方法

女の子を育てているパパやママの中には「最近娘のわがままがひどくて、対応に困っている」「わがままに対して叱ると娘がすねて大変」など、子どものわがままに悩んでいる方もいるでしょう。ここでは、女の子はどうしてわがままを言うのかや、愛される女の子に育てるためのふれあい方などをご紹介します。

女の子のわがままと心の成長を区別しよう

大人ぶりたい気持ちが、わがままに見える

「2、3歳ごろになって、急に娘のわがままがひどくなった」と感じている方は多いかもしれません。子どもは2歳を過ぎると自立心が芽生えてくるため「自分でなんでもやりたい」「ママに手伝ってもらうのはイヤ」など、何をするにも自分でやらないと気が済まないという子もいます。

とくに、女の子はママの真似っ子をするのが大好きなので「私だってママみたいになんでもできるもん」と大人ぶりたい気持ちになりやすい傾向にあります。大人ぶりたい気持ちがパパやママからすると「またわがまま言っている」「それはあなたにはまだ早いから」など、子どものわがままにしか見えずイライラすることがあるでしょう。

女の子のわがままは成長の証でもあるので、子どもにやらせてみることも大切ですよ。

間違いやすい、甘えとわがままの違い

子どもの甘えとわがままの違いを見分けるのは難しいですよね。違いを知っておくと、子どもの行動に対してどうすればよいかが分かってきますよ。

たとえば、着替えや食事のときなど、ひとりでもできることを「ママがしてよ」とお願いすることがありますよね。このような行動をわがままだと思って「自分でやりなさい」と叱る方は多いですが、精神的な欲求は甘えと考えてよいでしょう。子どもはママに甘えると精神面が満たされて自分に自信を持つことができるため、甘えてきたときは受け入れることが大切ですよ。

おもちゃやお菓子などを「買って」としつこくお願いするときは、わがままと思ってよいでしょう。金銭的や物質的な欲求はうまく対応しないと、わがままがエスカレートする恐れがあります。

自己主張とわがままの違いも理解しておこう

先ほどご紹介したように、2歳ごろになると「自分でやりたい」「これがやりたい」など、着替えや食事、遊びなど、生活していく中で子どもはたくさん自己主張をしますよね。赤ちゃんのころのようにママに言われるがままではなく自分の意思をはっきりと主張するため、わがままと感じてしまうことも多いでしょう。

自己主張は子どもの成長する上で大切なことなので、自分の意思を主張しているときは子どもの話をしっかり聞いて「じゃあこうしてみるのはどう?」と、提案しながら進めていくことが大切です。

わがままはしつこくおねだりしたり、相手が嫌がっていることをやめなかったりすることなので、わがままに対してはどうしてダメなのかを伝えていきましょう。

女の子のわがままを助長させる親のNG行動

諦めてわがままを聞き入れてしまう

毎日わがままを言う女の子に対して「もうおもちゃ買うから静かにして」「分かったよ。ママが悪かった」など、子どものわがままを聞き入れてしまっていませんか?子どものわがままを一度聞き入れると、同じようなことが今後あったときも「前は買ってくれたじゃない」と、わがままがどんどんエスカレートする恐れがあるので注意が必要です。

子どものわがままに対して「ダメ」と言ったとき、子どもに大泣きされ続けると「お願いだから静かにして」とママが精神的に追い込まれていきますよね。「今この状況をなんとかしたい」とわがままを受け入れることを選ぶ方もいますが、子どもの成長のためにも時間をかけて説得をしましょう。

諦めずに忍耐強く子どもと接していくことが重要ですね。

比較して叱ると女の子は余計に反発する

男性と女性では脳の作りが違うため、男の子と女の子では叱り方にも工夫をしたほうがよいでしょう。女の子は言葉の成長スピードが男の子と比べて早いので、ママの叱り方によっては「ママのいうことなんかきかない」などと、反発することがあります。

とくに、きょうだいやほかの子どもと比較して叱るのは止めたほうがよいでしょう。女の子は物事を客観的に見られるため、自分の置かれている状況はママに指摘されなくても理解しています。

そのため「お姉ちゃんはそんなこと言わなかったのに」「◯◯ちゃんはいい子なのに、あなたはどうしてわがままばかり言うの?」など、誰かと比較して叱ると「そんなこと分かっている」と余計に反発する可能性が高いですよ。

娘に甘いパパとママの態度が一致していない

女の子がいる家庭で多いのが「パパが娘に対して甘く、わがままを言っても全然怒らない」「私ばっかり娘に怒っている」など、パパとママの子どもに対しての態度に違いがあることです。

ママは子どもに対して「しっかり育って欲しい」と細かいところまで注意をしているのに、パパが「そんなに怒らなくてもいいじゃない」と許してしまうと、子どもは「パパはいいって言っているじゃない」「パパに買ってもらうからいいもん」など、わがままがひどくなる原因になりますよ。

子どもが将来たくさんの人に愛される女性になるためにも、パパとママは態度を一致させましょう。子どもがわがままを言ったときはママだけでなく、パパも叱ることが重要ですよね。

わがままな子を愛される女の子に育てるコツ

わがままを我慢できたら褒めることが大切

どの家庭のパパやママも「みんなに愛される可愛らしい女性になって欲しい」「愛嬌のある可愛い女の子になってくれると嬉しいな」などと願いますよね。愛される女の子に成長するために、子どもがわがままを我慢できたときは「すごい。よく我慢したね」「偉いね。頑張ったね」などと、たくさん褒めましょう。

ママにも経験があるとは思いますが、わがままだと自分で分かっていても欲求がとおらなかったときに「ちょっとくらいいいじゃない」と怒ったり、泣いたりした思い出がある方も多いのではないでしょうか。小さなときにわがままを我慢するのは、簡単なことではないですよね。

ちょっとしたことでもわがままを我慢したときに褒められると「我慢してよかった」と子どもの心は満たされます。
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