赤ちゃんのつかまり立ちを応援しよう!あると便利なアイテムと注意点
赤ちゃんのつかまり立ちに立ち会った体験があるパパとママは、立ち上がった瞬間の感動を忘れることはないでしょう。一方、赤ちゃんがなかなかつかまり立ちをしてくれないとパパとママは「大丈夫かしら?」と心配になるのではないでしょうか?そこで、つかまり立ちの注意点や便利アイテムをご紹介します。
つかまり立ちについておさらいしよう
そもそも「つかまり立ち」とは?
つかまり立ちとは、まだ自分ひとりの力では立てなくても何かにつかまれば立つことができる状態です。つかまり立ちをするためには、座った状態から立つために膝の曲げ伸ばしができ、体重を自分の足で踏ん張って支えることが重要となります。
赤ちゃんは、ただつかまって立ってジッとしているだけでなく体を揺すりますね。この状態を毎日繰り返すことで、足の指先に力を入れることや平衡感覚が鍛えられ、そのあとの「歩く」という動作に役立っていくのです。
赤ちゃんがつかまり立ちをする時期
つかまり立ちは、自分の体を引き上げたり足で支えたりする筋肉がついてきた証拠とはいえ、初めのころはうまくバランスが取れず不安定です。上手に立てたと思ったら不意に転倒することもありますので、ママはしっかり見ているようにしましょう。
つかまり立ちに慣れてきてからも、基本的に赤ちゃんは頭が重いという体型には変わりがありませんから、ケガには十分注意しなければなりませんね。また、つかまり立ちをしないことへの不安があっても無理にさせなくても大丈夫ですよ。
成長には個人差があることを忘れない
またハイハイをまったくしなくても、つかまり立ちをしてから歩けるようになるまでの期間はかなり短かったという場合もありますね。このように、「お友だちの◯◯ちゃんはもう歩きそうなのにうちの子はまだおすわりしかできない」などと心配する必要はないのです。
大人でも仕事覚えの早い人、のんびりだけど正確な仕事をする人など様々です。のんびりした子、慎重な子、好奇心旺盛な子など性格も千差万別ですから、赤ちゃんの成長には個人差があることを忘れずママはゆったりと構えていましょう。
つかまり立ちをしたら注意したいこと
今までよりも高い位置にも気をつける
よく聞くのが、ダイニングテーブルのクロスを引っ張ったために上のものが落ちてきたり、テーブルクロス自体が赤ちゃんにかぶさってしまったりしたという話です。テーブル以外にも手の届く棚の上には危険なものを置かないようにしましょう。薬やタバコ、ペンなどの尖ったもの、クリップ、ガラス、はさみなどの刃物は危ないですね。
赤ちゃんの頭より高い位置の本も落ちてくると危険ですよ。また、テーブルや机、家具の角の対策も忘れずにしておきましょう。
赤ちゃんが転倒しにくい部屋作りをしよう
我が子を失う悲しさなど、パパやママは味わいたくないですよね。そうならないようにするために、赤ちゃんが転倒することを前提に部屋作りをしておく必要があります。
リビングがフローリングの家は多いのではないでしょうか。フローリングは滑ることもある上に、硬いです。転倒したときに頭を打つと大怪我に繋がりますから、カーペットやジョイントマットなどを敷いておきましょう。
もし転倒して意識がない、ぐったりしている、けいれんを起こしている、嘔吐の繰り返しなどがあったらすぐに救急車を呼んでくださいね。
つかまり立ちでのケガ予防グッズを使おう
テーブルのコーナーガード、扉や引き出し、窓をロックするものも100円ショップやホームセンターで売っていますよ。これらはもっと成長して興味津々になり、いたずらするようになっても使えるアイテムですね。
ほかには、赤ちゃん自身に転倒したときのガードをつける方法です。頭の部分にクッションがついたヘッドガードリュックは、万が一転倒しても後頭部を守ってくれます。しかし、側頭部に保護はないので注意が必要でしょう。
また、ママが家事などで目を離すときはベビーサークルの中でつかまり立ちをさせておくと安心かもしれませんね。